親子ハイキング
親子でハイキングを楽しむようになって7年くらい。数えてみたら子どもたちもけっこうな数の低山を歩いていて、これはベテランと言わざるを得ません。(当社比) そんな山歩きのなかで、子どもたちに大きなケガや遭難といった事故が起きていないのはうれしい…
気持ちの良い緑が山道を明るくする初夏。ゴールデンウィークの忙しさも落ち着いてくる5月中旬ごろは、関東低山が活き活きとする季節です。 いつもは都心部のようなにぎわいの高尾山も、連休直後は若干ですが混雑が少ない印象。このタイミングで快適ハイキン…
5月の大型連休、ゴールデンウィーク!遠くへ登山に行く予定はないけれど、近場の低山は新緑とともにツツジやネモフィラなど見ごろを迎えた花々がにぎわいを見せています。ただしどこもかしこも人出がすごい… 交通渋滞や人気観光地の混雑を避けて、電車で向か…
東武線に乗って栃木へ向かう道中、鹿沼あたりに入ると車窓から見える特徴的な山に目を奪われた人も多いのではないでしょうか。北関東屈指の名山との呼び声が高い古賀志山(こがしやま)、その姿は埼玉の両神山のようにギザギザとピークが連なり、威風堂々と…
茨城県石岡市には、採石により真っ二つに分かれた特異な山があります。二つの山はそれぞれに雌雄の龍神を祀り、濃厚に不可欠な雨の神様として信仰を集めたそうです。分断された山容だけでも興味を惹くのに、龍の棲む山、さらには鬼の伝説もあるですって!? …
冬はなかなか子どもが早起きしてくれないため、親子ハイキングに出かけるのもひと苦労。せっかく南房総あたりで花が見頃を迎え、海鮮お楽しみハイキングができるというのに…遠出が厳しいという現状です。 え?都心から車で1時間ちょいのところで同じような体…
新年を迎えて初めて登る山。できれば縁起の良い山や干支にかけた山など、風情を出したくなりませんか。とはいえ真冬ですので、標高の高いところは雪山となります。風情を優先してしまい無理なチャレンジとならないようにしなければ! であれば、雪の少ない身…
低山の紅葉もいよいよ終盤となる12月初週。つい先週にも紅葉狩りに出かけたばかりではありますが、今年度ラストの駆け込みということで北関東は筑波エリアへ。 以前、宝篋山(ほうきょうさん)を歩いた時に地元のおじいちゃんに教えてもらった小町山(こまち…
11月下旬、待ちに待った低山の紅葉シーズンです。この時期の関東では、高尾山を筆頭に各地の観光登山が楽しめるエリアが大賑わいを見せます。 賑わうのは嬉しいけれど、登山道やお店、トイレの渋滞等を考慮するとなかなか厳しいのが親子ハイキングのツラいと…
ここ数年、猛暑の勢いは9月になっても衰えを知りません。ですが確実に季節はめぐり、9月も半ばを過ぎたあたりから彼岸花(曼殊沙華)のシーズンを迎えます。 埼玉県には彼岸花の名所が各地にあり、中でも日高市で開催される巾着田曼殊沙華まつりは毎年多くの…
2023年9月中旬、数日前に発売されたばかりの「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」の追加コンテンツ、「碧の仮面」を夢中でプレイする息子・スラ坊。 休日にのんびりゲームもいいけれど、天気の良い日には外に連れ出して遊びに行きたい。すると…
8月、夏真っ盛り!この時期、親子での低山ハイキングは様々なリスクが伴うため、二の足を踏んでしまいます。でもせっかくの夏休み、子どもたちとレジャーを安全に楽しむにはどうしたら。 そうか、山がダメなら海へ行けばいいじゃない。ということで、やって…
梅雨の時期になると遠のいてしまう山。それならば、関東近郊のアクセス抜群な低山で花めぐりがおすすめです。 例えばアジサイが見られる鎌倉なんかは、この時期に最適のフィールドといえます。寺社周辺は混雑でも、山の中は意外と空いているんですよ。 親子…
2月頃になってくると気になりだすのが河津桜の開花情報。冬に彩りと温かみをくれる花だけに、毎年伊豆半島や三浦半島といった温暖地域が賑わいを見せています。 本場はちょっと遠いので、もうちょっと手近なところのおすすめは神奈川にある松田山。ここもま…
低山を好んで歩くようになってから「冬こそ海だー!」と強くおすすめしています。山なのに海?夏じゃなくて冬?絶対寒いでしょ! いえいえ、「海」といっても浜辺ではなく、海岸がメイン。澄み切った青空と海、波しぶきと岩礁の荒々しさを感じながらのシーサ…
厳冬期、雪山装備を持たない方々は登山お休み期間でしょうか。いえいえ、低山をメインフィールドにするぼくにとっては1月2月はハイシーズン真っただ中。 埼玉県の奥武蔵・秩父エリアはこの時期に歩きやすい低山が多く、雪がない代わりに「氷」を利用したイベ…
紅葉シーズンを迎えると、一人で行きたい山は数あれど、親子ハイキングでとなるとなかなか選択肢が絞れずにいます。高尾山や筑波山といった人気の山は大混雑だし、マイナーな山になると今度は人がいなくて子どもたちが嫌がるし…けっこう難しいのです! そこ…
親子でハイキングを楽しむようになって5年目。「子どもと山行くのって大変じゃないの?」そんな風に聞かれることがあります。結論から申し上げますと、めちゃくちゃ大変です!しかし、得るもののほうがはるかに多く、何よりめちゃくちゃ楽しいです!! 今回…
夏の風物詩、ひまわり!どこにでも咲いている花ですが、その群生は背丈もあってかなり見応えがあります。子どもたちと訪ねれば、ひまわり畑を利用した迷路やイベントなどが楽しめそうです。 しかし無情にもあっという間に過ぎてしまう夏。どうしたものかと悩…
夏の日差しが年々強くなり、子どもと一緒に山へ出かけようとしても熱中症の危険などから見送ることもしばしば。近いからといって、真夏の低山は子どもにとっては特にリスク管理が重要です。 山は遠いけど、どこか非日常感が味わえる場所はないものか。そこで…
若葉から青葉へと木々は深みを増していき、雨の足音がせわしなく聞こえる6月上旬。まもなく梅雨を迎えるため、山が遠ざかりがちになってしまいます。 ですが、梅雨の晴れ間にタイミングが合えば、低山界隈ではアジサイが賑わいを見せています。アジサイ名所…
怒涛のゴールデンウィークも終わり、遠征登山や高山縦走など様々なチャレンジをした方々もほっとひと息。けれど体はまだまだ山気分な方も多いのでは? そんな時こそ近場の低山!なかでも飯能のシンボルである天覧山(てんらんざん)の周辺は、低山の縦走に加…
最初は息子と二人で始めた親子ハイキングも、気づけば娘も加わっての3人パーティに。二人の時よりも難易度(?)が上がった一方、より一層賑やかで楽しくなりました。 これまでは公共交通機関を主に利用していましたが、さすがに3人となるとマイカー利用のハ…
4月に入ると、いよいよ桜(ソメイヨシノ)が見頃を迎えます。近年の温暖化により開花期がどんどん早くなっているそうで、慌てて桜が見られる山を探してみると、秩父にある鐘撞堂山(かねつきどうやま)が目に留まりました。 その名の通り、山頂で鐘を撞くこ…
関東地方を中心に活動しているハイカーにとって馴染み深い山、高尾山(たかおさん)。春夏秋冬いつでも賑わっており、老若男女どなたでも楽しめる名山中の名山です。 ぼくも足繁く通い、“育ての山”ともいえる高尾山ですが、意外と見ていない名所や時季がある…
2月下旬、低山ハイカーの皆様お待たせしました。ついに梅のシーズンです! ぼくは雪山に行く選択肢がないため、冬の間は花に焦点を当てた山旅が楽しみです。今年はどこに行こうかな?と、まずは関東の「梅林」で候補地を絞る作業から。 そういえば、湯河原に…
雪山登山に縁のないぼくにとって、厳冬期はまたとない低山めぐりのシーズンです。特に、この時季の南関東は陽だまりハイキングをするのにはもってこいで、早春の花やフルーツ狩りとあわせればグッと楽しみも増えます。 神奈川県南東部の三浦半島にある武山(…
関東に住むハイカーにとって、日帰り登山のメッカとして知られる神奈川県の丹沢山地。ここは、日本百名山に数えられる丹沢山(たんざわさん)や、塔ノ岳(とうのだけ)、大山といった人気の山々が集中するエリアです。 しかし、大きく有名な山だけでなく、地…
標高の高い山が全くないにもかかわらず、多くの個性的な低い山を有する“低山王国”千葉県。中でも最も特異といえるのは、鋸南町のシンボルである鋸山(のこぎりやま)ではないでしょうか? ギザギザに連なる岩稜帯が鋸歯に見える鋸山は、その山名が表す通り石…
良く晴れた秋の休日、小さな子どもとハイキングに出かけたいけど遠出はちょっと… そんな時におすすめなのが、鎌倉です。歴史ある寺社とお洒落なまち歩きが楽しめる定番スポットですが、少し道を外れれば短い行程で十分なハイキングを楽しむことができます。 …