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なまけたろうと登山ブログ

【丹沢】まつだ桜まつり 花見と電車とすべり台、河津桜に染まる松田山

日中であっても上着はいらないかなとも思えるほど、麗らかな今日この頃。近所の公園では早咲きの桜が目立ち、春ももう目の前まで来ていると感じます。

そんな賑やかな春を脅かす魔物、花粉症。こいつとの付き合いは決して長くはないけど、もうそろそろ分かりあえるはずなんじゃないか?と、今年は市販の薬を使った「鼻うがい」という方法を試してみました。これが効き目があったのか、鼻の調子は例年に比べとても穏やかなものです。使用前は怒り状態のティガレックスのようだったのに。※スラ男の感想です。

 

さて、春といえば桜。桜といえば4月。しかし、4月を待たずとも桜の観賞は可能です。今回は、2月から3月に見頃を迎える「河津桜」を家族で見に行った時のお話です。

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どうも、スラ男です。

日本を代表する花の一つとして桜が挙げられます。現に国花として菊とともに選ばれており、ネットに散らばる多くのアンケート情報でも桜が一位というのがほとんど。最近では、2020年のオリンピック(東京2020大会)のマスコットキャラのモチーフとしても使われており、国内外から見ても日本の花=桜というイメージは揺るぎないんじゃないでしょうか。

そんな桜の花ですが、中には早咲きの品種も多々あります。早咲きで有名な桜といえば河津桜があります。毎年この時季になると伊豆や南関東のあちこちで賑わいを見せているようです。

河津桜とは

www.kawazuzakura.net

ソメイヨシノよりも濃いピンク色が青空によく映えるので、個人的にはかなり好きな桜です。それを自分一人で楽しむのもいいけど、せっかくだから家族でワイワイ見てもいいよね!ということで、月イチの山旅とは別枠の「家族ハイキング」ということで予定を組みました。

■まつだ桜まつり 概要

 

小田急に乗って、河津桜が満開の西平畑公園へ!

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丹沢地域の山旅情報を調べている時に、偶然見つけた「まつだ桜まつり」というイベント。詳しく調べてみると、2月から3月にかけて、新松田駅からほど近い松田山という山の斜面一帯が、それは見事なピンク色に染まるとかなんとか。そのあまりに魅力的な響きに誘われて、ぜひ今年最初の桜を絡めた山旅にと温めていました。

当初は2月の山旅として組んでいたため、花期が間に合えば寄(やどりき)のロウバイと合わせて見に行こうと思っていました。しかし降雪の影響か、河津桜の開花が若干遅れていたために見送りとなりました。

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じゃあ家族ハイキングで行くか!とプランニングしたのはいいけど、正直結構遠いよね。車で行くか電車で行くか、いつも悩みます。悩んだ末、駐車場「満車」の恐怖に打ち勝つことができず、電車利用にしちゃいました。スラ坊は小田急は初めてだね。

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新宿から小田急で1時間以上乗り換えなしのため、さすがにスラ坊も「はやくおりた~い」なんて。しかし厚木駅あたりから丹沢山が見えてくるため、車窓から見える風景もなかなか面白いもんです。長い電車旅を終え、駅から見えた富士山に労ってもらいましょう。

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新松田駅から会場の松田山までの道中は、到るところに案内板が設置されているので迷うことはないと思います。目指す会場は松田山斜面にある西平畑公園です。

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案内板の通りに歩いていくと、うわさ通り山の斜面がピンク色に染まってます。おお!あれだ!あの白い建物は、西平畑公園内にある松田山ハーブガーデンという施設。今回のまつだ桜まつりのイベントを知るきっかけにもなった場所です。

ちなみに、ここから会場までは舗装された坂道をしばらく登らなければならなりません。ですがご安心を、新松田駅のお隣、JR松田駅からまつり会場までのシャトルバスも出ているそうです。ただ…シャトルバスも大混雑するようですね。

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坂道を延々と歩くのは辛いもんです。しかし、そんな時こそ上を向いて歩いて行きたい!そうすれば、うわああああ!!桜がああああ!!!!(*´∀`*)

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桜まつりの期間中はこちらの遊歩道が大変混雑するということですが、桜の写真を撮りたい人にはむしろありがたく感じます。ただ、一方通行ではないため階段を下って来る人も多く、撮影に熱が入りすぎると思わぬ危険も?

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ああ、スゴい。桜並木の遊歩道を歩く、それだけで最高の気分になれる。2月末に春一番による豪雨があったため、桜が散ってしまったか!?と不安もありましたが、これを見て安心しました。ピンクだけでなく緑も加わって、桜もちみたいで可愛い(*´ω`*)

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坂道と階段の遊歩道をのんびりと歩いていきます。この空を覆うほどの河津桜に加え、富士山も一緒に見えるというロケーションだからか、外国人の方も多く見られました。

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濃いピンクの河津桜は、陽の光に透かして見てもよりきれいに見えます。

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こちらの遊歩道の見どころは河津桜だけじゃありませんよ。なんと菜の花までセットで見られちゃう大サービス!うぎゃああ!この組み合わせ大好き!

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地元埼玉でも、桜と菜の花のコラボといえば幸手市にある権現堂桜堤で見ることができます。関東の桜名所の雑誌などに高確率で掲載されている場所です。しかし、ここで見る河津桜と菜の花のコラボは、その色の濃さもあってより鮮やかですねえ。

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菜の花の脇を走り抜けるスラ坊。この日は混雑の中で迷子になるといけないと思い、目立つ色の服を着てもらいましたが…思いっきり菜の花カラーでした(笑)

さっさかと遊歩道を歩いていくスラ坊ですが、実はこの先にローラーすべり台があり、早くすべりたくて仕方ないようです。

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下を見ても上を見ても、菜の花と河津桜。まさに春の風景、これを見に来た。

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そしてローラーすべり台に到着です!うおおおお早くすべるううう!と言わんばかりにスラ坊まっしぐら。後に続いて俺もすべりますが…こりゃたまげた!空を飛んでいるような解放感を味わった後、すぐに桜のトンネルにダイブするような感覚です。

スラ坊が「お~~っきいこうえんにいきたい!」と言っていたので、よし、なら今回のまつだ桜まつり(西平畑公園)はベストだろう!と思っていましたが、「すべりだいも、すべりたい!」というので慌てて調べました。あって良かったです、すべり台。

食も彩る、桜にちなんだグルメとみかん

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すべり台を十分に楽しんだら、そろそろ先へ向かいたいところです。なんてったってまつり期間中は松田町の特産品やらグルメが並ぶ屋台村が出るそうなので。遊歩道を抜けるとご覧のように桜の向こうに市街地が見渡せる広場に出ます。この広場がまつりのメイン会場ですかね。駐車場やシャトルバスの発着所にもなっています。駐車場を見てみると…やはり満車のようです。電車で正解でしたね。

 

あ、電車といえば…

 

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この西平畑公園では、なんと山の中を走るミニ電車に乗ることができちゃうのです。その名も「ふるさと鉄道」。スラ坊といえば電車大好きマンなので乗るっきゃない!ということで、さっそく下調べにとりかかりました。

■絶対乗りたい!ふるさと鉄道

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ミニ電車の運行は午前と午後の部に分かれており、なおかつ一日の運行回数も決まっているようです。ということは、ミニ電車一回あたりの定員もあるわけだし、乗車券の購入が遅ければ乗れない可能性も大いにあるということ。俺達の会場への到着は正午ちょっと前だったため、午前の部は無理そう。となると、午後の部の乗車券発売時間前から切符売り場に並んでおくのがベターですね。

しかし、切符売り場にはものすごい行列ができていました(;´Д`)グエー!!

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幸い眺めのいい場所なので、いつまででも待っていられますが…遊びたい盛りの子どもと一緒だとなかなかね。嫁と列待ちをかわりばんこにして、スラ坊と一緒にちょっと遊びに行きましょう。

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そういえばこの日は3月4日、雛祭りの翌日でしたね。会場の中央にある子どもの館には、つるし雛が展示されていました。一個一個が可愛らしいので、スラ坊と一緒に動物さん探しなどして遊びます。

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このみかん欲しいんだけど。めちゃかわええ…

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みかんといえば、ここ松田山にはみかん狩り農園がたくさんあるようです。会場内にもみかん農家さんの直売ブースが出ており、お土産にもおやつにも楽しめます。一袋買って、皆でもぐもぐ。甘くて美味しいです。

余談ですが、まつり期間中に臨時運行している小田急ロマンスカーに乗車すると、乗車特典としてこちらのみかんがいただけるようです。

■お土産みかん付きのロマンスカー

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そして、12時過ぎから並び始めて、待つこと一時間半…!!ついに乗車券にたどり着けました!!途中で係員のおじいさんから「もしかしたらこの辺の方たちは乗れないおそれがあります」なんてアナウンスがあったけど、ギリギリセーフだったようだな。次回発車時刻は14時35分なので、まだ一時間ちょっとあるな。今のうちに屋台村へ行ってましょう。

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おほほ、あちこちからい~い香りが。松田山ハーブガーデン前に並んでいる屋台で一番のお目当といえば…これよ、これ!

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ぎゃああああ!川魚の塩焼きぃぃぃ!!!一本ください!(`・ω・´)キリッ

松田町の特産品として売り出しているこちらのサクラマスは、燻製も人気のようで当日は完売していました。サクラマスの身は淡いピンク色なので、河津桜とセットで観光資源にと地元では力を入れているようです。いいですね、そういうの!

■どれも美味しそうです

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子どもの時にキャンプ場でニジマスのつかみ取りを体験しました。取ることはできなかったものの、その時その場で焼いて食べたニジマスの美味しさといったら、筆舌に尽くしがたいものでした。今でも一番心に、いや舌に残っている味ですね。

そんな思いもあって、ついつい川魚を見つけては買ってしまうわけです。だって美味しいんだもん(*´∀`*)ウマー

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もう一個、俺がぜひとも食べたかったのがこちら。何に見えます?そうです、松田のみかんを使った「みかんコロッケ」です。箸で割ってみると、コロッケの中にみかんソースが練り込まれています。ママレードのような…これは…!?ちょっとクセがあるけど、意外と美味しいかも。

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お腹が減っていたのか、「おいしい(`・ω・´)」とスラ坊がほとんど食べてしまいました(;´∀`)偶然にもみかんコロッケのようなカラーリングのスラ坊、どうだいこの見晴らしは。

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眼下のハーブ畑でも景色を楽しんだり、休んでいる人がちらほらと。この時季ばかりは河津桜が圧倒的に目立ってしまいますが、この松田山ハーブガーデンのラベンダーとかも気になるんですよねえ。ラベンダーの香りめっちゃ苦手だけど。

さて、そろそろお待ちかねのふるさと鉄道の時間です。行ってみましょう!

桜のトンネルをゆるり走る、松田山のふるさと鉄道

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地元ボランティアのおじいさんによれば、「河津桜を見る時は光に透かして見るんだよ、そうすると星が見えるでしょ?」とのこと。ハテ?何のことだろうと思って、透かしてみると…おお!!確かに★の模様が浮かび上がりました。

そんなこんなで、待ちに待ったふるさと鉄道です。ここまで長かった…決して退屈はしないですけどね。

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ふるさと鉄道はSLとロマンスカーの二種類あり、この日は直前でSLの乗車券が売り切れてしまったため、ロマンスカーとなりました。ちなみに、乗れなくてもSLは必見のクオリティですよ。

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いざ!ロマンスカーに乗って山の中、桜のトンネルへ!ゆっくりと観光客に見守られながら走るミニ電車、いいですね~。スラ坊も嫁も大喜び。

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このふるさと鉄道の大きな特徴は、箱根登山鉄道と同じように途中でスイッチバックするところだと係員さんは言います。ジグザグの斜面を後ろ向きに走るもんだから、これが面白くてスラ坊も「すいっちばっくおもしろかったー!!」と大喜び。

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道中では、電車がすれ違うポイントがあり、煙をモクモクと噴きながら走るSLを間近に捉えることができます。この後もトンネルやスイッチバックが続き、一周約20分の鉄道旅は大満足の内容となりました。

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鉄道旅が終わった後は、あとは自由時間ですから…ゆっくりと休憩でもしましょう。乗り場のすぐ近くにさくら食堂という休憩所があるので、そちらがオススメです。なお、大人気のさくらソフトクリームも長蛇の列を作りますが、食事の列は別で、多くの人が間違えて並んでいました。しゃあない。

俺も嫁もさくら味が苦手なんだけど、生意気にスラ坊くん「そとでたべるあいす、おいしーね!(*´∀`*)」なんて。いい、笑顔です…!

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ゆるりと休憩したのち、さすがに疲れたのかスラ坊も眠そうです。帰りも電車ですから、名残惜しいですがそろそろ行きましょう。ありがとう、松田山ハーブガーデン!帰りも行きと同じ道をのんびりと歩いていきます。

さて、帰りの電車ですが…せっかくだから特急に乗ってゆるりと帰りたいじゃないですか。だけど、新松田駅は特急が止まりません。さてどうするか…

※調べてみると、なんとJR松田駅から新宿行きの特急が出ていました(;´Д`)

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その情報を得たのは特急に乗った後だったので、とりあえず秦野駅まで電車で移動してから特急ロマンスカーを待ちました。きたあああああ!!!「えのすい」に行った時に乗ったブルーのロマンスカーだ!

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なお、こちらの特急「あさぎり」は、3月のダイヤ改正により「ふじさん」に愛称が変わるとのことです。変わるのは名前だけだけど、ラストランに乗れてラッキー?

■さようならあさぎり…(´;ω;`)

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特急に乗るというのはちょっと贅沢をしたいというのもありますが、何よりも旅情を感じられるからというのが大きいですね。家族ハイキングでは出番の少ないたろうも、この日初登場。桜の時季はピンクが輝きだします。

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許せん所業である( ゚д゚ )

 

「とかいいつつしっかり撮ってんじゃん(笑)」と嫁。まあな!(`・ω・´)ゞ

 

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誰を誘ってもきっと面白い、西平畑公園のまつだ桜まつり。早い時間であれば駐車場も遊歩道も混雑回避できるとのことです。

公園内には絶好の富士山展望スポットもあり、また「関東の富士見百景」にも選ばれている場所ですので、そちらにも焦点を当てたいところですが…それはまたいずれ。ぜひともまた訪れたい場所でした。

コースタイム

2018年3月4日(日)晴

新松田駅(11:00)⇨まつだ桜まつり会場入口(11:20)⇨シャトルバス発着所(11:50)⇨ふるさと鉄道乗車券待ち⇨松田山ハーブガーデン(13:40)⇨ふるさと鉄道(14:30)

 

■松田山(西平畑公園)はこちらでチェック

山と高原地図 丹沢 (山と高原地図 29)

山と高原地図 丹沢 (山と高原地図 29)