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なまけたろうと登山ブログ

【奥秩父】四阿屋山 節分草と福寿草、小鹿野町を彩る早春の花宴

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2月から3月への移り変わりが肌で感じられる今日この頃。

厳冬期を耐え忍んだご褒美か、桜よりも一足早く開花する花々が春の到来を

告げる季節となりました。花粉症という悪魔も同時に…

 

さて、そんな花粉症にも怯まずに、今回は秩父四阿屋山(あずまやさん)へ

小さな春の花を探しに行った時のお話です。

 

 

どうも、スラ男です。

 

今回の山旅は「早春の花」をテーマに決めていました。

先月の氷瀑からメリハリをつけるためと、春の花が恋しくなったというが

大きな理由です。春の花と一口に言っても代表格の桜や梅をはじめ、

スプリング・エフェメラと呼ばれる花期の短い花々などたくさんあります。

 

中でも、2月~3月の時季だけに咲く節分草という花があるというので、

その節分草の自生地として日本一を謳う小鹿野町へやってきました。

 

■開花状況はこちらでチェック

www.kanko-ogano.jp

 

■四阿屋山 目次

 

花と歌舞伎と名水のまち、小鹿野町

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いつものように池袋へ行き、西武鉄道に乗り込みます。埼玉県民にとって

池袋は首都とはよく言ったものです。秩父や川越など主要観光地へのアクセスが

強すぎるのが理由でしょうか。今日のオトモはおなじみネイビーとまめ。

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池袋から飯能駅までの区間は、ちちんぶいぶいのラッピングが施された

スマイルトレインに乗ることができました。ささやかですが、こういった

電車のバリエーションも旅の楽しみのアクセントとなりますよね。

 

さて、もはや秩父エリアを旅するのには必携アイテムと言っても過言ではない

こちら、秩父漫遊きっぷを今回も使用しちゃいます。

この切符のスゴイところは、発駅から西武秩父駅までのフリー切符に加えて

西部駅前温泉の利用券・西武バスのフリー切符・レンタカー割引のいずれかが

利用できるところです。今回は西武バスのフリー切符として使う予定です。

 

■まさに漫遊、西武鉄道のお得な切符

www.seiburailway.jp

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飯能駅からは4000系の電車に乗り換えて終点を目指します。

4000系では座席が向かい合わせのボックスとなるため、一層旅情を

引き立てるんですよねえ。横瀬駅手前の車窓から望む武甲山の姿は

いつでも雄大です。

 

ところで飯能駅といえば、2019年春にオープンを予定しているムーミン

テーマパークに合わせてリニューアルを進めているようです。

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リニューアルといえば、この西武秩父駅も去年新しくなったばかり。

駅前に複合型温泉施設ができたので、観光客にも登山者にも嬉しい限りです。

電灯のもにょもにょした文字、「秩父」って書いてあったんですね…

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目的地の四阿屋山までは、バスを乗り継いで向かうことになります。

まずは駅前で西武バスを待ち、小鹿野町役場まで。そこから町営バスに乗り換えて

目的地へ到着というルートです。ここで漫遊きっぷのクーポンの出番じゃい!

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早く使ってくれええ!と唸るクーポン券ですが、通常は駅前のバス営業所で

バスのフリー切符に引き換えるようです。しかし、早朝の場合はご覧の通り

営業前。これは困りました…でも大丈夫!

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営業時間外は西武バスの乗務員が引き換えてくれます。これで秩父市街地を

観光がてら、ゆるりと道中を楽しみましょう。市街地には武甲酒造や今宮神社など

寄りたいところが沢山ありますね。

 

ちなみにこちらのバス、運行中に車内アナウンスが突然可愛くなるのも面白い。

というのも、秩父はアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の

聖地として観光事業に力を入れており、作中のキャラクターが途中で

車内アナウンスをするのです。

 

初めて乗った時は運転手がふざけているのかと思いました(笑)

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小鹿野町役場に到着し、西武バスはここまで。これより先は小鹿野町

町営バスに乗り換えます。ここで注意したいのが、件の西武バスフリー切符の

適用エリアはここまでということです。

 

しかし、町営バスは小鹿野町内一律200円という運賃なので、ここまででも

フリー切符はマストアイテムと言えます。

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小鹿野町は「花と歌舞伎と名水のまち」と謳っており、四季折々の花はもちろん、

山車の上に花道を張り出して演じられるのが特長の「小鹿野歌舞伎」、そして

平成の名水百選に選ばれている「毘沙門水」が魅力です。

 

あの宮沢賢治もこの小鹿野町に訪れているようで、町内ではその足跡をたどる

ことができるようです。小鹿野町は化石の産出地でもあるので、ぼくとしては

太古の足跡をたどりたいですが。

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さて、やってきた可愛らしい町営バスに乗って目的地の節分草園に到着です。

節分草園に近いバス停は手前の堂上バス停ですが、見頃の間は園地目の前に

臨時バス停がありますよと運転手さんが教えてくれました。

 

まるで雪のよう?日本一の節分草園

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いよいよ本日のメインテーマである節分草園へやってきました!

小さな小さな節分草を上手に撮るにはマクロレンズや三脚があるとどうのこうのと

聞きましたが、ぼく俺が持ってきたのはたろうだけ。うおおお!

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園地前にある売店では、山バッジやお土産などが売られていました。

ここで今回登る四阿屋山のバッジを購入し、入園料を支払っていざ!

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自生地は保護のために柵に囲まれていますが、よく見ると柵ギリギリの足下にも

咲いている個体があるので、踏みつけないように注意が必要です。

ものすごい体勢で撮影してる方も多く、圧倒されてしまいます。

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ところでお目当ての節分草は…??

 

ちっせえええええ!!!!??

 

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調べて小さいとは知っていましたが、目のあたりにすると想像よりも小さくて

ビックリしました。しかしどれも可愛らしく、「群生している場所は雪が

積もっているようだ」とはうまい表現ですね~。一週間前に降った雪も解け、

節分草園売店のおばちゃんが今日あたりが一番の見頃だよ!と教えてくれました。

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節分草の小ささをたろうで比較してみましょう。ネイビーがダイダラボッチ

見えるほどです。

※柵外にぬいぐるみを置き、個体を傷つけないように配慮しています。

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節分草の名前の由来は、その名の通り「節分に咲く花」だからだそうです。

石灰岩地を好んで咲くということなので、石灰岩の豊かな秩父地域が日本一の

自生地だというのも納得です。

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徐々に園内も賑わってきました。上よりも下のほうがたくさん咲いていましたね。

可憐というか、儚げというか、月並みな感想ですがそんな言葉がよく似合います。

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探してみると、結構柵の外にも咲いているので本当に注意しないと。

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節分草の見頃が終わる頃にアズマイチゲが咲くそうです。

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降雪の影響でどうなるか心配でしたが、まさに白く積もった雪のような

節分草に大満足です。

 

試練の鎖場、上級者コースのつつじ新道

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節分草園地から四阿屋山へ向かうには、行きに通り過ぎた大堤バス停まで

戻りましょう。そこから続くつつじ新道が今回の登山口となります。

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ガイドブックでは、四阿屋山をのんびり楽しむなら道の駅 両神温泉薬師の湯

起点に周回コースがオススメとされています。しかし今回は節分草園地も絡めた

山旅となるので、ほど近いつつじ新道を選びました。

 

ただ注意すべきはこの新道、急勾配の斜面がしばらく続く上に、終盤に

鎖場の連続が待ち構えているので上級者コースとして注意されています。

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先ほどまでのピクニック気分はそっとザックにしまい、気を引き締めて

登っていきます。ポカポカ陽気なので、登りが続くとすぐに汗が(;´Д`)

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さあて分岐点です。進むべきはあずまや山の方角なので直進しますが、

山道」とかいう圧力のある単語…暗に「危ねえ」と言われている気がします。

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誰もいないだろうなぁと思っていると、先行者がいました。

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おや、ヘイホーかな?

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やけに青々としていると思ったら、この辺りから竹林に変わりました。

それにしてもこの奥秩父の端っこにある四阿屋山は不思議な匂いがします。

秩父は土の匂い、奥多摩は木の匂いと豪語するぼくですが、ここはその二つの

特徴が合わさったような匂いです。

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竹林が目立つ尾根に出ると、またも山道の道標が!一体どこへ

つながるんだろう…?しかし進むべきはまっすぐ、あずまや山です。

どうでもいいけど平仮名表記が多い。

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出た!いよいよ鎖場ですな!ちなみにこの鎖場を巻いて山居・福寿草園方面に

出ることも可能です。

お花見をのんびり楽しみたいという方は、鎖場を巻くことをオススメします。

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目の前にそびえる大きな岩壁、そして垂れ下がる鎖。

奥武蔵の伊豆ヶ岳を彷彿させる鎖場ですが、果たして…?

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ファイトォォォ!!いっぱぁーつ!!!

 

序盤はよじよじと登っていけました。後続のハイカーたちに声をかけると、

鎖場を断念するとのことで巻き道へと向かっていきました。

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思ったよりも行けそう?と思った矢先にこの直立した壁。ここが本コース

一番の難所です。凹凸に足をかけ登り、ヤバイなと思うところは鎖の補助を

使って、最後はフィジカル

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何とか直立ポイントをクリアして振り返る。こ、怖い…(; ・`д・´)

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さらに続く鎖を登っていくと、遠くにピラミダルな山容をした武甲山

見えるほどの展望が!ご褒美です。

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鎖場の先、痩せた尾根上を歩いていると、こちらへ倒れてきて止まっている木が!

もし歩いている途中に動きでもしたら確実にやられますね…怖っ…!

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痩せ尾根のアップダウンを繰り返す道中、左側は奥秩父の展望が利いています。

あの稜線の先は両神山だと思うのですが…

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この春限定スペシャルメニュー、奥秩父の眺望~たろうに松ぼっくりを添えて~。

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登っては下って、下っては登って。ここから山頂までの尾根が一番長く

感じました。鎖場も3~4回ほど続くので、気は抜けなかったですね。

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地図によると山頂直下にも鎖場があるとのことなので、鎖場を見るたびに

お?山頂かな?なんて気持ちに揺さぶられます。偽ピーク偽ピーク…ブツブツ

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ファイトいる?

 

いや、ここは大丈夫そうだ。

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よっしゃあああ山頂~~~!!!ではなかったですが、展望は最高です。

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鎖場ももちろん怖いですけど、痩せた場所も結構怖いです。奥秩父には

岩山が多いと聞きましたが、四阿屋山も徐々に岩山っぽさが出てきました。

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3回目くらいの鎖場を超えた先で、つつじ新道と他のコースの合流地点に到達。

ということは、さっきの鎖場が山頂直下のうんぬんじゃなかったのか!(;´Д`)

ともあれ、山頂はもうすぐそこ。賑やかな話し声も遠くありません。

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山頂直下の鎖場は、ほとんど鎖不要というくらいのものでした。

ただ、団体さんが多かったので、接触や落石に注意が必要です。

花の時季ということもあるんでしょう、ここから道の駅までの復路では

シニアハイカーの団体さんを多く見かけました。

 

福寿草と蝋梅、黄色い花が咲き乱れる四阿屋山

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ところで「四阿屋山(あずまやさん)」って難読ですよね。道中の道標で

ほとんどが平仮名だったのも納得です。

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たどり着いた四阿屋山の山頂では、団体さんが休憩・記念撮影していました。

あまり広くないので、すみっこに避けます。

草木の茂る季節では、この眺望は結構失われてしまいそうです。空気も

澄んでいる今がやはりベストシーズンなのかもしれません。

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山頂標隣の青い方が見ているのは、まるで大きな怪物が口を開けているかのように

見える双耳峰、小鹿野町の二子山です。こちらの山は多くの登山ブログで

「クレイジーマウンテン」として紹介されているほど危険な山のよう。

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そして何といっても一番の自慢はこちら両神山の眺望。その特徴的なギザギザの

山容をベストアングルで捉えることができます。いつか登ってみたいと思いますが、

なかなか機会をつかめずにいます。だって遠いんだもん。

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団体さんのリーダーっぽいおじさんが、秩父の山々についてあれこれ説明して

いました。いつか自分もそんな風にお山の詳しい説明ができるでしょうか。

なまけたろうの紹介なら任せてください!!

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お腹も減ってきたので、山頂を後にして福寿草園を目指して先ほどの

一般コースとの合流地点まで戻ります。そこからの急な下り道ですが…

 

ここが最も怖かった(; ・`д・´)

 

というのも、堆積した落ち葉の下にツルツルの氷が潜んでおり、登ってくる

団体さん全員が苦しめられていたのです。幸い壁に鎖が設置されているので、

捕まりながらよじよじ歩けば何とかなるのですが…いかんせん氷が隠れているので

怖い。ここで山頂を断念して戻る判断をしている方もいました。

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前に三人組のおばさまたちがいるのですが、この後一時的なパーティを組んで

行動することになります(笑)

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恐怖の下り坂をクリアした先、両神神社にて無事下山のお願いをします。

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ところで、この四阿屋山を含む一帯の両神国民休養地は、都心からほど近いにも

関わらず豊かな自然が残っている貴重な森として「森林浴の森百選」に選ばれて

います。先ほどの両神山もまた「日本百名山」に数えられ、他にも滝、名水、

地質の部門からそれぞれ百選が選ばれており、秩父の影に隠れがちですが、

小鹿野町はスゴイところなのです。

 

小鹿野町の百選めぐり

www.kanko-ogano.jp

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両神神社から続く階段を下った先で道が別れますが、まっすぐに進むと

福寿草にたどり着くとのこと。ここで先ほどのおばさま方が分かれ道に

戸惑っていたので、臨時で福寿草園を目指すパーティに加入させて頂きました。

 

園より手前、この保護柵の周辺にポツポツと福寿草が咲いており、皆で

咲いてるのありましたよ!と見つけながら道中を楽しみました。こういうの

旅の醍醐味ですよね。

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元気いっぱいのおばさま方との道中は、和気藹々としていて何だか修学旅行に

来たかのよう。福寿草は真っ黄色の鮮やかな花なので、枯れ葉の中にポツンと

咲いていても非常に目立ちます。

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福寿草の中でも、秩父固有種である「秩父」という赤みがかったオレンジ色の

福寿草も園内にはあるようです。探してはみたものの見つけられず…

皆野町にあるムクゲ自然公園に行けば群生しているようですが。

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階段を下りた先の分岐点には展望の利いた休憩所もありました。秩父の山旅は

武甲山を眺める旅なのか?というくらい武甲山に見守られています。

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この分岐で、おばさま方は山居(男坂)へと先に下っていきました。

短い間でしたが、面白すぎる山トークをありがとございました(笑)

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男坂というとおり急な階段の連続を下っていくと、目の前に飛び込んできたのは

福寿草と蝋梅(ロウバイ)が咲き乱れる宴会場か、これにはテンションも

グ~ッと上がるぜ!その上がりすぎたテンションが災いしたのか、囲われている

ネットに引っかかってすっ転びました。カメラ傷つかなくてよかった(´・ω・`)

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福寿草も先ほどの保護柵内よりたくさん咲いていました。地元のおばあちゃんが

言うには、こんなに咲いているのは近年見たことがないとのこと。

やったぁ~当たり年か!?

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福寿草は「幸せを招く」、「永久の幸福」といった花言葉を持つ、

早春を代表するお花です。でっけえタンポポなんて言わないでくださいね。

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四阿屋山冒頭、つつじ新道の鎖場手前での分岐にはこっからつながるようです。

おばさまたちは節分草自生地の駐車場を目指していると言っていたので、

この道を進んだのでしょうね。

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さて、福寿草園という名前ですが、この時季に一緒に咲くロウバイも見事です。

金平糖のような花々からはほんのり甘~い香りが。このロウバイ福寿草

そして節分草の3種類が満開という状態で見られたのは本当にラッキーでした。

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秩父エリアでロウバイが有名なのは、宝登山ロウバイでしょう。

1月から咲き始め花期も長いため、多くの観光客が早春の花を求めて訪れて

いるようです。

 

ぼくも宝登山には過去2回行っていますが、この時季はまだ行ったことがないです。

冬季に行くなら長瀞のこたつ舟なんかと合わせるのも面白いかも。

 

■こたつに入りながら舟?

www.chichibu-railway.co.jp

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ここでお花見気分を演出するために、お団子を持ってきました。

エネルギー補給にはあんこがマストです。

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節分草の白い色をイメージした白だんご、背景にはロウバイ、これぞ花の宴。

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花見に来ていた人たちは口を揃えて「こんなに咲いているのは見たことがない」と

言っていました。地元の方のお墨付き、この景色に出会えてヒャホホー!!

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福寿草園を後にして、これより先は道の駅を目指して薬師堂コースへと

進んでいきます。しばらく舗装路ですが、ロウバイだけでなく紅・白梅

咲いていました。いやー四阿屋山いいなあ!

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駐車場の先からまた登山道へ入っていきます。

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途中で何箇所か分岐に当たりますが、薬師の湯を目指して行けば目的地です。

お!ここで初めて「四阿屋山」と漢字表記の道標に出会いました。

 

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眼下に小鹿野町が見えてきましたよ!東屋のすぐ下は道の駅です。

本日はそこの温泉を利用するつもりです。便利ですよね、道の駅に温泉。

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時季であれば河津桜が広がるこちらの休憩所。神奈川方面では今まさに

見頃を迎えているため期待しましたが…埼玉ではまだ丸裸でした(;´Д`)

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民家の脇に出れば、登山道の終点となります。いや本当、四阿屋山は

期待以上に花咲く山でした。時季を変えないでまた来たいですね!

 

食ってんべぇ!小鹿野町名物・わらじカツ丼と毘沙門水

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時間にしてみれば3時間にも満たないという、あっという間だった四阿屋山

ハイキング。しかし、花あり鎖場ありと密度の濃い道中となりました。

節分草もたくさん見られたし!

 

ただ、今回の山旅はここから第二ラウンドが始まります。前述の通り魅力

いっぱいの小鹿野町、そんな地元発祥のグルメがあるというので…

食ってんべぇ!(食べてみましょう※秩父弁)

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その前に、お花見によって花粉まみれになった体を洗い流したいですよね。

こちら四阿屋山から下りてきてすぐの道の駅 両神温泉薬師の湯には温泉が

併設されています。露天風呂はないものの、ボ~ッとお湯に浸かるには

むしろ最適の温泉です。

 

しかし、ここで注意したいのが帰りのバスの時間です。行きと同じく町営バスで

役場まで行って西武バスに乗り換えるというルートなのですが、白井差線の

バスは12時台をすぎると次は14時となるので、道の駅でたっぷりと休むことが

できます。やったー!

 

しかしこれは罠だった…

 

「白井差線」が14時台なだけで、同じく小鹿野町役場を通る「西武秩父駅線」の

バスが13時台にありました!!うごごご!(;´Д`)

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まあ、たくさん余裕を作ったほうが色んなものを楽しめますし、結果オーライと

いうことで!ちなみに、風呂上がりに食堂をぶらついていたら、四阿屋山で一緒に

行動したおばさま三人組と再開しました!「アラ?お兄さんじゃない?!」

ご縁って素敵です。

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直売所もあるので、ここでお土産を物色。今回は秩父プリンが気になったので

こちらに決まり。楓味と抹茶味を購入しましたが、杏仁豆腐のようにハリのある

食感でとても美味しかったです。

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ぼくにとってこの道の駅でのお楽しみは、温泉以外にもこちら「毘沙門水」。

厳かな名前の水ですが、「平成の名水百選」に選ばれており、かつてテレビ番組でも

有名な酒職人から高評価を得たといわれるほどのもの。

ではこの自称水マニアの私もお味見をば…

 

驚くほどうまい(; ・`д・´)ゴクリ…

 

これはべらぼうに美味しいぞ!寄居の風布で採水した日本水(やまとみず)も

美味しかったけど、これはそれをも上回るかも。ただ、水というのは飲む

シチュエーションに左右されることもあるので、一概にナンバーワンは

決められないところです。

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毘沙門水を飲んでいるあたりでバスの時間のことに気がついたので、

時間をつぶすために道の駅を散策。そばやうどん、こんにゃく作りの体験も

できるみたいですね。

 

ちなみに、こちらの体験館や両神温泉薬師の湯を利用する場合、秩父漫遊きっぷを

提示すれば割引のサービスが受けられます。他にも秩父エリアの温泉や協賛施設で

サービスが受けられますので、有効活用するとまる得ですね!

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バイク駐輪場のロゴマークを見て何か気が付きませんか?

そう、ローマ字でOGANOと書いてあるんです。それというのも、小鹿野町では

オートバイによる町おこしの取り組みがあるようです。

 

そういえば、友人がよく秩父にツーリングに行ってきたという話をしていたのを

思い出しました。おっと、そろそろバスの時間です。

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小鹿野町役場のバス停からすぐに西武バスに乗り継ぎが可能ですが、今回は

一旦見送りましょう。なぜかって?だって食べたいじゃないですが、

小鹿野町の名物・わらじカツ丼を。

 

秩父グルメとして有名なわらじカツ丼、その発祥のお店はここ小鹿野町

ある安田屋さんというお店らしいです。安田屋さんは小鹿野町役場付近に

ありますが、営業時間の都合で今回は行けません。

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そこで今回調べてきたのはこちら、焼肉レストラン東大門さん。

精肉店直営のお店ということで、こと肉に関しては高評価を得ています。

そんな上質のお肉でわらじカツ丼…美味しそうじゃありませんか。

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小鹿野町役場バス停から徒歩1分の場所にあるのもグッドです。

なんでもこちらの目玉はテレビでも紹介された「メガわらじかつ丼」とのこと。

ブログなどで写真を見てみるとわかりますが、その大きさときたら…!!

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食べてみたかったけど、次のバスまで30分しか時間がないため、今回は

普通盛りを注文します。それでも丼からはみ出すほどのボリューム。また、

甘辛いタレの香りが食欲をそそります。

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フタを取ると…おおおっ!!思わずニヤけてしまいました。一口カツを食べると、

見た目に反し肉は柔らかく、じわじわぶわ~っと旨みが口の中に広がってきます。

 

あ~うまいっ!!(うまい!)

 

いわゆる、ご飯がとまらないというヤツです。パクパクモグモグ。

焼肉屋さんだからですかね、わかめスープもとびきり美味しい。

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至福のひとときを過ごし、西武バスに乗り換えて駅へ。次の電車がしばらく

来ないためか、ホームは閑散としていました。しばらくレッドアローと武甲山

風景を独り占めです。

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こちらのちちぶサイダーは例の毘沙門水を使用しているということで、

以前から気になっていました。スッキリとした爽やかな味わいで、ほんのりと

甘みが香り美味しいです。すまんじゅうも美味しい(*´ω`*)

 

四阿屋山の山旅、終わりに

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早春の花見に名物グルメを添えての今回の山旅は、自分では大満足の内容と

なりました。バスの時間が甘かったけど、むしろ余裕をもてたので結果

オーライかと。もう余裕のない山旅はあまり練らないようにしています(汗)

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言ってしまえば1月から12月まですべての季節で花々、グルメ、自然景観が

楽しめる秩父エリア。まだまだ行っていない場所が多いですけど、今年も多くの

楽しみを見つけられるようにしたいですね。

 

さあ、次はどこへ行こうかなぁ。

 

コースタイム

2018年3月3日(土)晴

西武秩父駅(7:20)⇨小鹿野町役場バス停(8:10)⇨節分草園(9:00)⇨つつじ新道登山口(9:40)⇨四阿屋山(10:50)⇨福寿草園(11:35)⇨薬師堂コース分岐(12:00)⇨道の駅 両神温泉薬師の湯(12:25)⇨レストラン東大門(14:35)⇨西武秩父駅(15:50)