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なまけたろうと登山ブログ

板橋にある熱帯環境植物館、世界最大のエイを見に行こう

鉄道博物館の翌日。欲張ってまた出かけようと意気込むのだが、いかんせん天気がよくない…これは参った。 は!だったら、またまた行きたかった屋内施設に行こうじゃないか。

俺がどうしても見たかったのは、こちらのエイさん。

 

どうも、スラ男です。

このエイの詳細は後ほどとして、やってきたのはこちら。

ジャングル!?いいえ、都会です。ということで、またまた植物園のお話です。今度は板橋区までやってきました。穴場だそうなので、私、木になります!間違えた、気になります! 

こちらの熱帯環境植物館は、 隣接している温水プールなどとともに、板橋清掃工場の余熱を利用した施設だそうですよ。 夢の島公園の植物園と同じ仕組みということか。しかも、入館料が大人240円。安い!! 

植物館内は、温室と冷室に分かれており、夏場でもわりと涼しいから驚き。東南アジアの植物が中心となって展示されているけど…こりゃあ何の実だい?ビヨウタコノキの実だって。へぇ~。悪魔の実みたいだなw

これはココヤシの実。館内の案内板に、本日のおすすめとして紹介されていた。館で初めて結実したみたい。それじゃあ見られてラッキーだな。 

天井まで届きそうなほど大きな木が。はえ~、すっごい。 

俺の好きな食虫植物も展示されていました。ハエトリちゃん。昔育ててたっけな。 

温室から冷室へ。ジメジメしてそうだが、しっとりと涼しい。 

熱帯の植物は長~い横文字が多いので、覚えようとしてもこれが難しい。日本史でいうところの、東海道中膝栗毛とか王政復古の大号令とか…あれはリズムで覚えるんですってね。 

あ、ウツボカズラ。これは覚えやすいよね。ポケモンウツボットで馴染みも深い。ちなみに中は覗かないことを…すすめます。 

ピンク色できれいな花も咲いているんだよなぁ。 

い~い香りが特徴的なプルメリアが並ぶ回廊。その回廊を進んだ先では、夏休み最後のイベントということで、昆虫との触れ合い体験が開催されていた。 今年はやけにヘラクレスオオカブトを見る機会が多いなぁ。

さて、本当はまだまだうろうろしていたんだけど、植物園にずっといたいって人は多くはないだろう。そこでこの植物館。なんと、館内の地下にミニ水族館があるのだから驚き。一粒で二度美味しいとはこのことですね。それでは行ってみよー。

 

な、何だお前はぁぁぁぁ!!??

 

視界に飛び込んできたのは、大きな水槽を優雅に泳ぐ巨大なエイ。巨大なエイといえば、マンタオニイトマキエイ)が有名だが、マンタがいるのは海だよな。この水槽は淡水魚の展示だから…え?エイって淡水にもいるの?? 

実はサメと違い、淡水にもエイは多数生息しており、中でも最大級の淡水エイと呼ばれているのがこちら、ヒマンチュラ・チャオプラヤというエイ。

え…?ヒマ…ヒマラヤ!?何だって? 

写真では伝わりにくいが、一緒に泳いでいる淡水魚も結構な大きさなのに、それをはるかに上回る大きさなのだ。で…でかい!まさにビグロのようだ。 ちなみに、淡水にもオオメジロザメというサメがいるそうですよ。

ずいぶん勉強したな…まるでエイ博士だ。ネットで勉強したからね…

巨大エイに圧倒されながらも進んでいくと、今度はタカアシガニに圧倒される。この時点で、「ミニ」水族館どころの騒ぎではなくなった。こりゃあ立派なもんだ。 

あ、またまたアナゴブラザーズだ。探せば色んなところで見られるのかもな。 

素早すぎて上手く捉えられなかったが、カクレクマノミナンヨウハギも展示されている。この組み合わせは、映画「ファインディング・ニモ」によってメジャーとなったのか、それとも以前からあったのだろうか…?

岩陰からヌッと出てきたのは、白い斑点が特徴のサザナミフグ。そういえば、さかなクンかぶっている帽子もフグだよな。ハコフグ。あのフグ帽子にバリエーションがあるって知った時は驚いた… 

展示の最後、地上に続く階段付近では、クラゲがポヨンポヨンと水中を跳ねている。クラゲの展示も最近では人気で、イベントなども行われているよね。 いつどこで何が人気になるかわからんもんなぁ。ピラルクは?

こうして、植物館と水族館を堪能し、大満足の一日となった。これだけ遊べて、入館料と駐車場合わせて500円ちょいってのは破格だろう。大型のメジャーな水族館ももちろんいいけど、混雑少なめ、驚き多めのミニ水族館、ぜひオススメの施設ですね。

 

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