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なまけたろうと登山ブログ

【山梨】扇山~百蔵山 桜に誘われて、大月桃太郎伝説

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桃太郎』といえば、誰もが知っている日本昔話の一つです。その物語を要約すると、桃から生まれた男の子がきびだんごを持って犬、雉、猿を仲間にし、鬼ヶ島へ鬼退治に行く…というものです。

この桃太郎の基本ともいえるあらすじは有名ですが、日本各地にはこの物語になぞらえた伝説などが口承文学として残されております。それらは必ずしも上記の基本の物語ではなく、神話が舞台だったり、中には桃太郎が女の子だったというものまで様々です。

ぼくは特に、桃太郎で有名な岡山県に伝わる『温羅伝説』 に強く心を打たれました。それは、桃太郎のモデルとも言われる吉備津彦命と、製鉄技術を持った温羅(うら)という一族の戦いを描いた物語なのですが、それはまた後ほど。

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回は山梨県大月市が舞台です。大月市といえばの秀麗富嶽十二景を絡めて、市内に散らばる桃太郎伝説と地元の方の優しさに触れてきた時のお話です。

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【奥多摩】赤ぼっこ 息子と梅とまっくろくろすけ

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展望の利く冬の間に、どうしても行きたかった里山があります。それが、東京都青梅市にある「赤ぼっこ」という変わった名前の山です。

3月の青梅市というとちょうど梅まつりの時季ですので、ぜひとも山旅に絡めていきたいところ。赤ぼっこの周回コースタイムも短めなので、息子スラ坊を連れての親子ハイキングにぴったりです。

今回は、青梅の梅まつりと予想以上の大展望、そして意外な山の案内人と出会う赤ぼっこをハイキングしてきた時のお話です。

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【神奈川】曽我丘陵 息子と梅と湘南ゴールド

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好きな果物の一つに、みかんがあります。真冬の時季、こたつに半身をすっぽりと入れながら食べるみかんは、格別の美味しさです。子どもの時はみかんの白い筋を全部取り、甘いみかんを好んで食べましたが、今では甘酸っぱいほうが好きで、白い筋などおかまいなしです。

2月の親子ハイキングは、そんなみかんが食べられる山ということで、神奈川県小田原にある曽我丘陵(そがきゅうりょう)にスポットが当たりました。この時季だと梅まつりも開催されますので、賑わいのある山旅になりそう。

今回は、冬を忘れる暖かな陽気の中、みかんと梅をお目当てに曽我丘陵をハイキングしてきた時のお話です。

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【奥武蔵】丸山 秩父の名峰を見渡す、山頂からの大展望

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埼玉県秩父市のシンボルともいえる山、武甲山。その雄大な姿は市街地から見上げても大迫力ですが、奥武蔵には武甲山を含めた秩父盆地と、その先の山々を一望できるという贅沢な展望台があるといいます。

今回は降雪後の奥武蔵・丸山を舞台に、大展望の山頂、古の峠道を経て、歴史ある鉱泉宿でじわりと秩父路を楽しんで来た時のお話です。

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【丹沢】弘法山 息子とヒツジと名水の里

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空気の澄み渡る冬は、雪を冠った富士山を眺めるには最適な季節です。富士山の眺めと下山後の温泉を主軸に考えた結果、丹沢山地の麓にある神奈川県秦野市弘法山公園にスポットが当たりました。

今回は、四季折々の花、富士山の展望、そして下山後には温泉も待っているという贅沢な弘法山(こうぼうやま)を舞台に、隠し味としてヒツジとの触れ合いも楽しんできた時のお話です。

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