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なまけたろうと登山ブログ

【関東】親子ハイキングにおすすめの山

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親子でハイキングに出かけるようになって、気がつけば4年目。登った山も増えてきた一方で、子どもも忘れてしまった山もちらほら出てきました。

そんな…あんなに楽しそうにしていたのに…という親心はさておき。備忘録も兼ねて、特に印象に残っている親子ハイキングにおすすめの山をご紹介します。

 

どうも、スラ男です。

 

登山をしていると、小さな子どもや大きな子ども、中には赤ちゃんを背負って山を登り、親子ともども楽しそうにしているシーンに出会ったことはないでしょうか。

そんな風景をいいなぁと思い、始めた親子ハイキング。もちろん大変なことも多いですが、それ以上に子どもと一緒に出かけるのは楽しいし、子どもにとってもいい刺激になってくれています。

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雄大な自然の中に飛び込んで、未知なる道を自分の足で歩いていくのは、子どもの成長を大きく促してくれると思います。

もちろん、そのために親はしっかりとした準備や体力が必要不可欠。子どもと一緒に歩き通せそうなコース選び、持ち物、時間配分、ハプニングへの対処などなど。

 

それではさっそく登った山を振り返りたいと思います。今回は、小さな子どもに合わせて、乗り物、お店、遊具が充実し、ショートハイキングでも十分楽しめるコースをピックアップしました。遠出ができないので東京近郊のみとなりますが、おすすめの親子ハイキングプランをご紹介します。

 

■親子ハイキングまとめ

 

【東京】いつでも楽しい世界一人気の山 高尾山

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まず最初にご紹介するのは、東京都八王子市の高尾山(たかおさん)。いつ訪れても楽しく、誰といっても楽しめ、その賑わいは世界一を誇る素晴らしい山です。

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そんな高尾山は、子どもと初めてハイキングするのにもおすすめの山。子どもの年齢、体力、好みに合わせて自由にコースを決められ、乗り物を使ってもよし、疲れたら茶屋で休んでもよしと安心して楽しめます。

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紅葉の時季が人気ですが、ぼくのおすすめはゴールデンウィークの直後。暖かな陽気に眩しい新緑と花々が迎えてくれる、なのにほどほどの混雑具合だから驚き。絶景を眺めながらなめこ汁、締めに温泉でもう思い残すことはありません。

 

■参考コース

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【東京】街なかで花と自然と歴史散策 飛鳥山公園

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いきなり子どもと山に登るのはちょっと…という心配ももちろんありますよね。そんな時、23区内でもちょっぴりハイキング気分を味わえるスポットがあります。

北区王子駅にほど近い飛鳥山公園(あすかやまこうえん)は、自然と文化と遊びを手軽に楽しめる公園です。

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桜の季節にはお花見を、歴史散策には博物館を、そして子どもには大型遊具と電車の眺望で文句なし。小さいですが、変わった形のモノレールも面白いですよ。

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公園隣にある七社神社まで足を延ばせば、拝殿前を彩る珍しい桜「御衣黄(ぎょいこう)」、そしてピンクの「福禄寿」が見事。ちなみにこちらの神社にかけられている社額は、この地にゆかりのある渋沢栄一が書いたものだとか。

 

■参考コース

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【埼玉】ロウバイに彩られた宝の山 宝登山

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夏のライン下りや天然氷で有名な埼玉県の長瀞(ながとろ)。町のシンボルでもある宝登山(ほどさん)は、麓から山頂直下までロープウェイが通っているので、小さい子どもでも安心して登ることができます。

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冬の間は黄色いロウバイが山頂一帯を彩り、冬枯れの風景に華を添えます。この期間は長瀞駅から送迎バスが出ているのも嬉しいところ。

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宝登山神社から駅まで続く参道を歩いていると、かき氷の看板が目に留まります。長瀞の天然氷は冬でも営業しており、暖かい店内で混雑なしでいただけます。また、秩父鉄道から西武秩父駅に移動すれば祭の湯で汗を流すこともでき、食事もお土産も完璧です。

 

■参考コース

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【埼玉】展望台と茶畑、ムーミンの世界へ 加治丘陵

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ムーミンバレーパークが新名所に加わった埼玉県飯能市。その少し手前に連なる加治丘陵(かじきゅうりょう)は、豊かな自然が残された森林浴にぴったりのコースです。コース内の展望台では、富士山をはじめとした山岳展望も楽しみです。

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高尾山や宝登山と違い、比較的静かなハイキングになりますが、子どものペースに合わせて伸び伸びと遊べるのも変化があって面白いところです。

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ハイキングの締めには、ムーミン童話の世界感を楽しめるトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園にぜひ立ち寄ることをおすすめします。

ただ、地図が少し複雑なのと、加治丘陵から公園まで歩き通すにはそれなりの体力を要しますので、事前準備を怠るわけにはいきません。

 

■参考コース

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【神奈川】菜の花と富士山、海の絶景 吾妻山公園

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神奈川県での親子ハイキングならまず鎌倉が思い浮かびますが、冬のハイキングなら二宮町にある吾妻山公園(あづまやまこうえん)をおすすめします。

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公園の目玉となる長い長いローラー滑り台は、開放感たっぷりの山頂から滑り出すのもあって、やみつき必至。滑り台の行き来は山登りよりハードです笑

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極めつけは、菜の花と富士、そしてキラキラと輝く相模湾の大パノラマ。お手軽に登れてこの絶景、ぜひ快晴の日にお弁当を用意して楽しみたいところです。

 

■参考コース

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【神奈川】河津桜と菜の花で賑わう桜まつり 松田山

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桜の季節に訪れたいのが、小田急新松田駅から歩いていける松田山(まつだやま)。ここは西平畑公園として整備された河津桜の名所で、時季には桜まつりで賑わいます。

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見上げれば河津桜、目線の高さには菜の花、そしてローラー滑り台から小さな蒸気機関車に乗れるイベントなど、子どもが喜ぶアトラクションが盛りだくさん。

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絶景や遊びだけでなく、みかんコロッケやサクラマスなど、食の楽しみも尽きません。

駅から送迎バスも用意されているので、お花見と合わせて親子でハイキングするには最高のスポットではないでしょうか。

 

■参考コース

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【栃木】いちご王国・栃木で楽しむ春の里山 三毳山

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南栃木にはイチゴ狩りが楽しめる観光農園が集中しています。三毳山(みかもやま)を拠点にすれば、イチゴ狩りからハイキング、お花見にグルメまで春の栃木を満喫できます。

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三毳山一帯はみかも山公園として整備され、子どもたちにとっては絶好の遊び場。ぜひフラワートレインを利用して1日フルで楽しんじゃいましょう。

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春に三毳山を訪ねたら、カタクリの大群生も見ておきたいところ。ショートコースにすれば小さな子どもでも十分歩けますので、おすすめです。

お腹が空いたら佐野ラーメン、おやつにはいもフライで、栃木県の魅力度急上昇待ったなしです笑

 

■参考コース

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【茨城】乗り物利用でお手軽な百名山 筑波山

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富士山に比肩する茨城県名山、筑波山(つくばさん)。今回ご紹介する中では標高が高めとなりますが、実は乗り物を利用すればあっという間に山頂直下へ行くことができます。

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体力のある子どもとなら、奇岩怪石が並ぶおたつ石コースが面白いですよ。巨大な岩の中をくぐっていく登山道は、まるで異世界を冒険しているかのよう。

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ある程度歩くプランなら、疲れた体に名物つくばうどんがじわりと染みます。下山後の温泉は、割と閉まる時間が早いので余裕を持つことをおすすめします。

 

■参考コース

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【千葉】海を越えていく石のワンダーランド 鋸山

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千葉県からは観光地としても有名な鋸山(のこぎりやま)をご紹介します。電車や車でもアクセスできますが、親子ハイキングとしてはぜひフェリーを利用したいところ。海なし県に住む我が家としては、「海を渡る」ということ自体が大きなアトラクションでした。

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鋸山は観光自動車道やロープウェーを利用すれば、比較的短時間のハイキングになりますが、一般登山道からのアプローチだとそれなりの時間、体力が必要です。特に階段が連続しますので、大人でもキツい箇所も。

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しかし、石切り場跡や地獄のぞき、百尺観音といった名所は非日常感たっぷり。登りで体力を使った場合は、帰りはロープウェーで。下山後は港近くに日帰り温泉もあるので、一日の疲れを癒やしたいところです。

 

■参考コース

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ということで、親子ハイキングで訪ねた山々のご紹介でした。子どもの成長に合わせて登れる山もどんどん増えてくるので、これからも楽しみです。

ただ、楽しい親子ハイキングにするには事前準備や体力など必要なものはもちろん、無理をしないで「楽しかった、また行きたい!」と子どもたちに思ってもらえることを何より心がけていきたいと思います。