箱根といえば温泉でしょう!その種類はなんと20種にも及びます。歴史も古く、奈良時代にまでさかのぼります。のちに豊臣秀吉の小田原征伐や東海道の開発などにより繁栄していきます。
そんな箱根において、この時季最も輝きを見せるのがススキです。今回は、山裾で黄金色に輝く仙石原すすき草原を楽しみに、今なお噴煙が上がる大涌谷を見下ろしながら箱根外輪山の稜線を歩いてきた時のお話です。
どうも、スラ男です。
ぼくは山旅には付近の観光と地の物、そして温泉をなるべく取り入れたいので、この時季が見頃となる仙石原地区のススキは絶対に外せない景色でした。仙石原へは箱根湯本駅からのバス利用が簡単ですが、箱根中央にそびえる火山をぐるっと取り囲む外輪山を歩いていくことも可能です。
ええ?箱根湯本からバスで約30分のところを、わざわざ約8時間もかけて歩くの?数字だけ見るとごもっともですが、わざわざ歩くだけの魅力がそこにはあるのです。
■明星ヶ岳~金時山(2018年10月28日) 目次
- 登山電車に乗って行く、温泉の香りが漂う強羅
- 大文字焼きと箱根の眺望、明星ヶ岳
- 大涌谷と爽快な稜線、明神ヶ岳
- 天下の秀峰・金時山と、マサカリ担いだ金たろう?
- 黄金の秋、仙石原すすき草原
- 箱根外輪山の山旅、終わりに
登山電車に乗って行く、温泉の香りが漂う強羅
今回の旅で最初の楽しみはというと、真っ赤なボディの箱根登山電車です。
山旅を始めてからというもの、いつの間にか「乗り鉄」になっていたぼくは、訪れる土地毎のご当地鉄道も楽しみでなりません。
箱根登山電車には箱根湯本駅から同じホームで乗り換えとなります。ここが例えば奥多摩駅なら、利用者の多くが登山者なのですが…登山装備なのはぼく一人くらいでした。
やってきた真っ赤な電車に乗り込み、グングンと坂道を登っていきます。「登山電車」なのに登山者がほぼいないというのは面白い光景です。
ガタゴトと揺られることしばらく、無人の駅のような場所で停車しました。これは箱根登山電車の見どころの一つで、スイッチバックをするための場所です。電車は急勾配をジグザグに登っていくため、こうした信号場や駅で停車して車掌さんと運転士さんが持ち場を交代し、進行方向を変えながら進んでいきます。
終点の強羅(ごうら)からは、箱根ケーブルカーに接続できます。乗車していたほとんどの方が改札の向こう、ケーブルカー乗り場へ行ってしまいました。
ぼくが目指す先は今回の縦走路のスタート地点でもある明星ヶ岳(みょうじょうがたけ)なので、標高541mある強羅駅から宮城野橋まで下っていきます。道中にはさっそくホテルや日帰り温泉施設があり、ほんのりと硫黄の香りが漂ってくれば、下山後の温泉が楽しみでなりませんね。
随所に設置されている道標を確認しながら、登山口までの車道を歩きます。すると、前にも聞いた覚えのあるイノシシ駆除の町内放送が聞こえてきました。調べると、箱根はイノシシとシカの出没が多いようです。
箱根でクマの出没はあまり聞きませんが、イノシシだって出遭ったら怖いです。ラジオや鈴などが効果的だそうなので、準備していきたいですね。
今日のオトモはネイビー。さっそく素敵な飾りをプレゼントしちゃいます。決して冬虫夏草ではない。
宮城野橋の案内板から20分ほどで、明星ヶ岳の登山口が見えました。さあ、いよいよ箱根外輪山へ突入です。
大文字焼きと箱根の眺望、明星ヶ岳
まずは木の階段が設置された道に取り付き、10月下旬にもかかわらず吹き出る汗を拭いながら急坂を登っていきます。稜線に上がるまでは登り一辺倒ですので、本コース最初の勝負どころでもあります。
ハイキングコースというあたり登山道は整備が行き届いておりますが、ここでも前回記事で触れた台風24号の爪痕がありました。身をかがめて横たわる木の下をくぐっていきます。
時折木の間から覗く箱根の町並みを見送りながら、つづら折りに急な登りをこなしていくと、ハコネダケに覆われた独特な景観が見えてきました。
箱根の山々を早朝から登る登山者は少ないのか、強羅駅からここまでほかの登山者には一人もあっていませんが、ここで前を歩くパーティが見えました。
登山口から30分ほどの登りで、視界が大きく開けた場所に出ます。ここが箱根大文字焼が行われる場所で、毎年8月には花火とともに迫力ある「大の字」を演出するようです。
現場からは近いのでよくわかりませんが、「大」の一部です。
実は強羅駅付近から明星ヶ岳を望むと、はっきり「大」の字を見ることができます。ぼくはそのことをすっかり忘れており、後日グーグルのストリートビューにて…
大の字も見事ではありますが、眼下に広がる箱根の眺望に目を奪われます。山頂は展望なしとありますから、ここが実質の明星ヶ岳のハイライトです。
ところで町の中央に山に向かって伸びた線がありますが、あれがケーブルカーですね。ケーブルカーが向かう先、早雲山の爆裂火口が印象的です。当初大涌谷かな?と思っていましたが、あそこは早雲地獄というところで、大涌谷はその奥にあります。
町並みから右側に視線を移せば、少し雲がかかっていますが富士山が早くもこんにちは。右端に飛び出た特徴的な山が金時山。あそこまで長いぞ…
大文字焼から再びハコネダケに覆われた道をひと登りすると、気持ちのいい防火帯に出ます。目の前の一本の木が象徴的ですが…この~木なんの木気になる木。
調べたらマユミという木によく似ていました。花は調べると割とわかりやすいのですが、キノコだけは本当に難解です…
この防火帯は明神ヶ岳と塔ノ峰(箱根湯本方面)とに分かれますが、明星ヶ岳はここから塔ノ峰方面に5分ほどのところにあるので、いったんそちらへ。
一般的なイメージの山頂とは異なり、道の途中に山頂標が設置されていました。すると奥の茂みからガサゴソ!と…トレランの方が出てきました。人間で良かった…
その前には小高い塚があり、なるほどここが明星ヶ岳ねと納得です。鳥居の奥には御嶽大神が祀られており、信仰の山であることが伺えます。ぼくも今日一日の山旅の安全をお祈りし、再び明神ヶ岳方面へ戻ります。
大涌谷と爽快な稜線、明神ヶ岳
マユミの木がある分岐まで戻り、向かう先は明神ヶ岳(みょうじんがたけ)。先ほどの明星ヶ岳と名前が酷似しており、同じく古期外輪山の一つです。
稜線に出ても別れ惜しいのか、ハコネダケの道は続きます。一方で、足元にはノアザミやノギク、リンドウなどが見え始め、登山道を賑わわせてくれます。
道中軽いアップダウンもありますが、キツい登りはほとんどなく穏やかな道が続いていきます。トレイルランニングの方を多く見かけるのも納得のコースです。
宮城野との分岐点から明神ヶ岳までは45分の道のり。しかし、ここから金時山までは175分…!3桁の数字に尻込みますが、3時間と思うとそうでもない不思議。
段々と道に大きめの岩が増えてきますので、登りも少し手強くなってきます。足元は依然リンドウが鮮やかなので、一息がてらお花の写真でも。
急坂をこなした先で、展望の開けた場所に出ました。
外輪山を歩いていますから、中央火山を軸にぐるりと景色が周るのが面白いところ。反対側には湘南の海も望むことができます。
仏様はいつ頃からこの火山を見守っているのでしょうか。
歩きやすい平坦な道の途中で、「摂政宮登山記念碑」が建てられていました。摂政宮とは、摂政に就任していた20歳の頃の昭和天皇のことだそうです。石碑には大正11年(1922年)と刻まれているので、今からおよそ100年前。100年前の箱根はどんな景色だったのでしょう。
最乗寺との分岐を超えてひと登りすれば、いよいよ山頂まではあと少し!
相模湾や小田原の町並みが眼下には広がり、初めてここに訪れた時の疲れが一気に吹き飛んだ感覚を思い出します。この「吹っ飛ぶ感覚」も山登りにハマる魅力の一つだと思っています。
左側の崩壊地に沿って歩いた先が明神ヶ岳です。今まで静かな道中でしたが、ここらで一気に賑やかになることから明神ヶ岳が人気の山だということが伺えます。
山頂ではあちこちから美味しそうな匂いが…たまりません。なんの、ぼくにはおにぎりがある!ツナマヨは正義だ!なんか大涌谷がツナマヨに見えてきた。
明神ヶ岳の魅力は大涌谷の展望ともう一つ、金時山越しに富士山を望むことができるのですが…2年前と同じく、またもや富士山は隠れてしまいました。この日の早朝はくっきりと見えていただけに残念です。
富士山は見なくても、ぼく自身のちょっぴりの成長に気持ちは晴れやか。ネイビーも2年前に登った時よりも晴れ晴れとした表情です。
明神ヶ岳の山頂を後に、いよいよ金時山までの長い道のりへと突入です。しかし、そこには明神ヶ岳までの道のりを遥かに凌ぐ景色が待っていました。
飛び込んでくるこの稜線風景に興奮が押さえきれません。のんびり歩いていても気持ちいいのですが、そんなぼくの横を駆け抜けるトレイルランナーを見ると、確かにこの稜線を走るのはさらに気持ちよさそうです。
どこまでも続いてほしい爽快な稜線はいったん途切れ、急な下りの後に薄暗い樹林帯の中へ入ります。高揚した気持ちをいったん落ち着けるといった意味ではありがたいシチュエーションです。
樹林帯を20分ほど歩いたところで火打石岳の看板が。山頂へは破線ルートで行けるみたいですが、看板の説明だけ読んで先へ向かいます。
ハコネダケが主だった登山道なので樹林帯を歩くのがとても新鮮です。などと楽しみながら歩いていると、再開を待ちわびたのか次々と現れるハコネダケのトンネルが視界を覆います。
息を潜めてハコネダケの中を覗いてみますが、どうにも何かいそうで…登山中は、自分の衣服の擦れる音すら生き物の気配に聞こえてしまいます。
再び箱根方面の展望が開けると、下山後に向かう「仙石原すすき草原」が見えました。もう少し晴れてくれるとありがたいのですが。
いつの間にか金時山も迫り、いよいよクライマックスです。しかし、この後ぼくは金時山の洗礼を受けることになるのです。
天下の秀峰・金時山と、マサカリ担いだ金たろう?
稜線を矢倉沢峠まで下り、うぐいす茶屋さんを見送って登り返します。途中の開けた場所では、大きく噴煙を上げる大涌谷、右に流れ台ヶ岳と仙石原すすき草原と、この景色だけでも一見の価値があります。
ちなみに、矢倉沢峠へは麓の金時登山口バス停から40分ほどで到達できるので、今回のようにわざわざ長距離を歩かなくてもこの展望を見ることができます。
しかし、ここで長時間かけて歩いてきた「時間のつけ」が回ってきました。公時神社分岐を過ぎた頃から、にわかに登山道が詰まりだします。人気の山、お昼の時間帯、道幅の狭さなどが重なって起こる登山道渋滞です。
加えてこの先には、ロープが設置された急斜面の岩場があり、そこがこの渋滞を引き起こしているようです。でも急いでケガでもしたら嫌ですからね、待ちます。
待ってる間に辺りを見てみると、いい具合に紅葉しているじゃないですか。渋滞で足が止まるから、好きなだけ写真を撮ることができますね。 そんな時、山頂から下りてきた親切なおじさんが言います。
「今日は富士山は全然見えない!ぜんっぜん見えない!ニッコリ」
「アナタ!楽しみにしてる人がいるんだからそれ言っちゃダメよ!!(怒)」
と、奥様の迅速かつ強烈なツッコミに、渋滞の列に笑顔が溢れました。
強羅駅から歩くこと約4時間半…ここまでの道のりは長いようで短かった。
ついに金時山に到達です!
これこれ、このマサカリの山頂標が見たかったんです。
賑わいの山頂からは、快晴であれば西側に富士山が見えるはずなのですが…先ほどのおじさんの言ったとおり、ぜんっぜん見えません(笑)
さてさて、時間もちょうどいいし昼ごはんが恋しいところ。そこでこちらの金太郎茶屋さんに来たわけです。多くのハイカーで賑わう店内の隅っこが空いていたので、そこに席を取り店のおじさんにあらかじめ決めておいたメニューを伝えます。やっぱり金太郎にちなんだご飯が食べたい…とくれば、「まさカリーうどん」に決まりです!
このまさカリーうどんは、かながわブランドの「足柄牛」と、金太郎の息子の坂田金平(きんぴら)にちなんだゴボウが特徴のカレーうどんです。足柄牛は清冽な丹沢水系の湧き水で育てられ、また仔牛の時期に「足柄茶」を飼料として与えることで、カテキン効果により健康に成長するそうです。
そんな美味しい地産の具材を取り入れたメニューを、地の山でいただく喜び…これぞ地産(地山)地消とでもいいますか。そんなことを一人考えながら、寒空の下スパイスの効いたカレーうどんは極上のグルメとなりました。
え?カレーうどんよりも、テーブルに置かれたぬいぐるみの方が気になりますか?毎度おなじみのたろうですけど、今回は金たろうです!(薄黄色だけど…)何といっても金太郎の山ですからね。マサカリもとてもよく似合います。ヨッ!
腹ごしらえと大展望を満喫した後は、来た道を公時神社の分岐まで戻ります。しかし、これから登ってくる人もたくさんいるわけですから、やはり先のロープのところで大渋滞が起きていました。金時山へ登る場合はコースタイムに加えて渋滞の時間も10分ほど見積もったほうがよさそうですね。
公時神社分岐からはいよいよ仙石原地区を目指しての下山となります。この道は薄暗い樹林帯をひたすら歩くため、これまでの稜線とは打って変わって展望に乏しい道となります。
しかし、道中には「金時宿り石」などの見どころもあり、金太郎の伝説に触れることができます。岩の下には支えている風の枝もたくさんあり、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のワンシーンを彷彿させます。
「金たろうは伊達じゃない!」
林道を挟み、木や石の階段を下った先で神社が見えればゴールとなります。ここが坂田金時を御祭神とする公時神社(きんときじんじゃ)。山旅の無事のご報告を済ませます。
境内には立派なマサカリが奉納されており、なんでも金太郎が使ったものだとか。確かにこの巨大な得物を使いこなすパワーがあれば、熊でもなんでもござれという感じですね。
神社の近くには社務所兼休憩所があり、中にいたおじさんたちと山の話で盛り上がります。御朱印もあったので、御朱印帳も持ってくればよかったなぁ。
この後仙石原に行くことを伝えると、おじさんが「間違いない!」と太鼓判を押してくれました。
黄金の秋、仙石原すすき草原
「黄金の秋」というと、ぼくは『∀ガンダム』の最終回を思い出します。ガンダムシリーズにおける、盛り上がりどころの一つである最終決戦において、この∀ガンダムは非常に見応えがあるというのがぼくの感想です。
そんな黄金風景を見るべく仙石原を目指します。
美術館の点在する仙石原地区を、依然「下山中」という気持ちのまま歩いていきます。公時神社から仙石原すすき草原まではおよそ3kmほどの道のり。よし、すぐだな。
山梨県のハッピードリンクショップではありませんが、途中に安価の自動販売機を見つけるとつい買ってしまいます。よく見ると、飲料水にまぎれてチップスター等のお菓子も入ってる不思議な自販機。
仙石原すすき草原が近づいてくると、にわかに歩いている人も増えてきました。
右手側の美味しそうなお茶屋さんを見送ると、車道の向こうに広がる金色の草原に目を奪われました。幾山越えてたどり着いたこの景色こそ、今日の箱根のラストを飾るに相応しいといえるでしょう。
ひと度草原の中に入れば両端にススキが立ち並び、まさに「黄金色の海」。
じっくり往復しても30分ほどの遊歩道ですが、未舗装で大きな石も転がっているので、足元には気をつけたほうがいいでしょう。
草原の中からは、金時山や箱根の外輪山が見渡せます。先ほどはあの山の稜線からこの場所を眺めていただけに、感慨もひとしお。
「かながわの景勝50選」にも選ばれている仙石原すすき草原、聞きしにまさる素晴らしい風景でした。もう少し待てば夕日に染まるススキ草原を楽しめましたが、この後には温泉も控えているので日の入り前に戻ります。
帰る際も次から次へと観光客がススキ草原に押し寄せます。間もなく夕暮れとなりますので、それを狙った方々でしょう。ぼくは草原手前の甘味処「よもぎ屋」でよもぎソフトクリームを狙い撃ちます。
こうして仙石原をたっぷりと楽しんだ帰り道、忘れてはならないのが温泉です。冒頭にも書きましたが、箱根すなわち温泉というイメージなので、満を持しての温泉にすっかり浮かれてしまいます。
今日の締めくくりは、仙石原すすき草原から1kmほど歩いたところにある、日帰り入浴が可能な宿「温泉旅館 みたけ」さん。硫黄の香りが漂う白いにごり湯にじっくりと浸かり、火山の恵みを感じながら今日一日の疲れを癒やします。
温泉を堪能した後はバス通りまで歩き、「箱根ガラスの森美術館」前のバス停から箱根湯本駅行きに乗り込みます。時刻は16時55分。この時、ぼくはのんきに帰りはロマンスカーに乗れるかなぁなどと考えていました。
バスに乗って座るや否や、襲いかかる眠気に体を預け静かに眠りにつきます。次に目が覚めた時、辺りは真っ暗でまだ駅付近ではないようです。およそ30分程度の道のりのはずですが、どうやら道路渋滞に捕まってしまったようです。
そういえば、温泉に一緒に入っていた宿泊客のおじさんがこんなことを話してくれたのを思い出しました。
「ゴールデンウィークとかの箱根は凄いよ。道路がね。もう大渋滞」
いやはや、さすがは人気の観光地・箱根です。登山道でも渋滞がありましたが、帰りも道路渋滞とは恐れ入りました。結局、駅に到着したのは18時半頃。ロマンスカーも諦め、静かに鈍行に乗って家路につきました。
箱根外輪山の山旅、終わりに
仙石原すすき草原が見たいなぁということで計画した今回の箱根路。それなら金時山も登って、さらには箱根外輪山を歩いていけるのでは?と欲張った山行になりましたが、想定よりも充実した一日となりました。
富士山こそ拝めませんでしたが、それを抜いても大満足の金時山は、まさに「天下の秀峰」その通りだと思います。何よりマサカリが最高です。ちなみに手前のマサカリは、記念撮影用で手持ちが可能なんですよ。
今回は縦走路の途中として立ち寄った金時山でしたが、次は金太郎伝説を絡めてじっくりと登ってみたいところです。
現在は噴煙により規制のかかっている箱根の中央エリア。いつかまた歩けるようになった時、大涌谷も絡めてその火山の魅力に迫れたら…と思います。
さあ、次はどこに行こうかなぁ。