「埼玉って何もなくない?海ないし(笑)」という文句をよく聞きますが、声を大にしていわせていただきます。埼玉には何でもある!
秩父とか川越、大宮といった有名所はもちろん、マイナーな場所でも素晴らしい日本の原風景があるのが“関東のいぶし銀”こと埼玉の魅力でしょう。※個人の感想です
ということで、埼玉をこよなく愛するぼくが、みかんの里・風布(ふうっぷ)から、人気の観光地、長瀞まで歩いた時のお話です。
どうも、スラ男です。
今回は、ずっと行きたかった埼玉県寄居町の風布という場所にスポットを当てました。
■風布みかん山~宝登山(2017年11月11日) 目次
- 風と水とみかんの里、風布
- ここはみかん狩り北限の地、風布みかん山
- 日本武尊の伝説が残る日本水
- みかん山、葉原峠、岩根山を越えて長瀞へ
- 荒川と岩畳、太古のロマン溢れる長瀞
- 奥秩父に沈む夕焼け、黄金の宝登山
風と水とみかんの里、風布
11月といえば紅葉真っ盛り!ということで、関東各地どこを見てもよってらっしゃいみてらっしゃいと誘惑してきます。そんな中でぼくを強く惹きつけたのがみかん狩りです。
まずは目的地である風布へと向かうため、秩父鉄道へと乗り込みます。その際は、「秩父路遊々フリーきっぷ」が便利。期間限定で「足袋×たびきっぷ」という切符になっていました。※2017年11月時点
秩父鉄道の名物?なのかはわからないけど、この「鉄道むすめ」の桜沢みなのちゃんが目立ちます。
自分が乗り込む電車を見てえっ!?と驚きました。アニマルカラーなこのラッピング電車は、長瀞にある埼玉県立自然の博物館のイメージですね。
前に秩父鉄道を利用した時は寄居からだったため、各駅の名前はほとんど知りません。途中の「おまえだ」という駅は、ネットで見たことあります。(笑)
今回の旅路のスタートは、ここ波久礼駅(はぐれえき)。いち早く秩父の空気を吸いたくて、はぐれメタルのごとくササッと電車から降りました。はぐれだけに。
まずは寄居大橋を渡って、色づきはじめの山を目指しましょう。
ところで、東京都民にとっては荒川(あらかわ)は、隅田川ではないただのデカい川というイメージですが、秩父から見た荒川というのは、自然たっぷりの中を雄大に流れる立派な河川というイメージに生まれ変わる気がします。
紅葉のシーズンはただの道を歩くだけでも楽しさが違いますよね。ついつい立ち止まって撮ってしまうのはいいんだか悪いんだか…
「風のみち遊歩道」を通って風布を目指していきます。風のみちなんて、ゲームに出てきそうな名前。シルフとか出てくるかも?
この入口のすぐそばには夫婦滝というスポットがあり、ウッドチップが敷かれた休憩所と美しい川と滝、そして紅葉風景が広がります。
案内板にも書かれていますが、ここ風布川は「名水百選」に選ばれているスゴイ川なのです。山旅と合わせた名水探訪、これがやりたかったんですよね~。
夫婦滝を見つめるふらみ…が座っている場所、ちょっと濡れていました。
オトモたろう二匹に加え、ポケットにみのじろうも忍ばせてきました!寒くなってきたらばじろうの季節!紅葉にもマッチしてると思います。
この看板だけでご飯三杯くらいいけそうです。鉄と好奇心は熱いうちに!ということで早く進みましょう。
先ほどまでも静かでしたが、これより先は山の中へと入っていくためより静かになっていきます。念のため熊鈴をつけておきましょう。
今日は雨という天気予報でしたが、フタを開けてみれば嘘のような晴。風も気持ちよく、見上げてみればサワサワと木々も揺れていました。
遊歩道は風布川沿いにあるので、場所によっては川の間近まで下りていけます。そこには驚きの透明度が待っていました。小声で言いますが、埼玉にこんなきれいな川があるなんてビックリ。
渡渉箇所がいくつかあるこのコース。危ないとはわかっていても、飛び石の上で立ち止まって川面を撮ってしまいますね。
名水百選の称号に相応しい、美しい流れです。この後も名水探訪は続きますよ。
風のみち遊歩道は、何度か車道を横切りますので通る際は注意が必要です。飛び石の先に大きな看板が見えました。日本水の森とあるようにここら一帯が名水の水源林なんでしょうかね。
ちなみに、日本水(やまとみず)もまた、「風布川・日本水」として名水百選に選ばれています。
この先には東屋があるので、はしゃぎすぎた方には嬉しいサービス。ぼくははしゃぎすぎたまま、この先もはしゃぎ続けます。
轟々と流れる川と時折通る車の音、そして乾いた秋風が木の葉を揺らす音のみの空間がたまりません。
美しいグラデーションの紅葉が多くみられましたが、これがもっと真っ赤だったなら、また随分印象も変わるのでしょうね。
奥の階段を上がるとまた道路に出ますが、右側の案内板に従い風のみちに続きます。
左側の飛び石か、木の橋か…安全面を考慮すると、飛び石のほうがいい気がします。橋は幅が狭くて結構怖いですよ。
この紅葉、スイカのように見えます。(笑)
名残惜しいですが、風のみちも終わり、姥宮神社(とめみやじんじゃ)へと出ます。難読すぎるこちらの神社では愛嬌のある狛蛙が迎えてくれますので、ぜひご参拝を。
姥宮神社の目の前には、「日本の里 風布館」があり、食事やお土産などが楽しめます。しかし、営業時間前なので、後でまた来ましょう。
ここはみかん狩り北限の地、風布みかん山
風布館のすぐ先、山の斜面にオレンジ色の点々が見えてきました。
ここ風布では、みかん栽培の北限の地として毎年10月下旬~12月上旬までの間、みかん狩りが開かれています。
ズラリと並ぶみかん農園、どれにしようか迷うところですが、現在地からの距離なども考慮して「やまき園」さんにお邪魔します。
ぼく自身、みかん狩りは初めての体験なので、ワクワクしますね。なお、結論から申し上げますとみかん狩りは大勢で、なるべくファミリーで訪れたほうがより面白いですね。知ってましたけど。
たわわに実ったみかんが、陽光を浴びて元気のいいオレンジ色に光ります。やまき園さんではみかん狩りは時間無制限、食べ放題、お土産みかん詰め放題とのことです。なるほどつまり最高ですね。
「一番上まで行ってみてください、いい眺めですよ」とおじいちゃんに促され、みかんのトンネルをくぐって山頂?を目指します。そういえば美味しいみかんの見分け方ってなんだろ?後で調べよ。
ちなみに、詰め放題用の袋にはこのように「風布みかん山・小林みかん山」と印字されており、一見小さく見えますが意外と量が入ります。え?既に何か入っているって?
木によってみかんの甘さが違うとのことだけど…あ、本当だ、こっちは甘くてこっちは甘酸っぱい。
なるべく小ぶりで、色づきのいいみかんをチョキチョキしていき、段々と袋が重たくなっていきます。その間も、甘酢っぱくて美味しいみかんを剥いては食べ、剥いては食べ。
べらぼうに甘くてうまい!という感じではなく、甘酢っぱくて美味しいみかんでした。いいですね、この山の雰囲気が美味しさの隠し味かもしれません。
農園のおじいちゃんの話によると、今年はちょっと色づきが遅いようで、青いみかんの木もいくつかありました。ホラ、右下のなんかあんなに青ry
休憩所ではお茶と一緒に手造りこんにゃくもいただけちゃいます。これ美味しい!お土産にとも思いましたが、荷物の都合でなくなく断念です。今度家族で来た時にとっておきましょう。
みかん狩り楽しみ~という賑やかな声を見送り、一旦下山します。風布館はまだやっていないので、このスキに名水・日本水を汲みに行きましょう。
日本武尊の伝説が残る日本水
みかん山から下りてきた先、日本水の採水地まで車道をグングンと登っていくことになるのですが、これがしんどかった。
道の脇をチョロチョロと流れる水の様子を、みのじろうも観察しています。ちなみに、たろうと違ってみのじろうは転がりやすいので扱いに注意が必要です。
日光いろは坂もビックリのくねくね道のお出ましでぃッ!!と嘆いていると、「ウオオオオオオ!!」という雄叫びが下方から聞こえてきたので、覗いたら峠越えに挑むライダーズでした。
追い抜かれざまに「スゴイですね!」と互いに別の方法でのチャレンジを称え合いました。すごいなぁ本当に。
車が何台か停まっているのが見えてきたら、ここが日本水の採水地です。ご覧の通り、「え…?」と思うほど地味な場所です。だがソレがいい。
ポリタンクや大量のペットボトルを持参している方は、おそらく地元の方々でしょうが、ものすごい数ですね…
ぼくもペットボトルを持ってきましたよ!まずは一口…うわ冷たくて美味い!!ボトルたっぷりに水を汲んでザックへ。水とみかんで既に満杯です(笑)
名水の採水地自体は地味ですが、風布の里山風景が見渡せます。地味であるからこそ、色々な味を探すことによって楽しめると思うのです。
居合わせた皆さん、右の柿の木の下にいるおじいちゃんの話を聞いていました。この辺りはハクビシンやイノシシなどの食害が酷いようです。
お目当ての名水を汲めてほっこり、来た道を戻って風布館へ。ようやく営業時間になりました。採水地から山伝いに長瀞方面へも行けるのですが、この風布館にもお目当てがあったため、一旦下山。
この風布館では、名水を使ったコーヒーや特産のみかんジュース、またそばやうどんなどもあるというので嬉しいじゃないですか。
館内は木の香りが漂い、おばちゃんやおじちゃんらがせっせと準備していました。ぼくは先ほどみかんをたくさん食べたのも忘れ、名水コーヒーともりそばを注文。
ほどなくしておばちゃんが持ってきた、名水を使用したコーヒー。
続いてお楽しみのそばです。もみじの飾りが気に入りました。ちょっと水気が強いかな?とも思ったけど、そこは名水の里ということで。ぼくも大してそばの味がわかるわけでもなし、美味しくいただきました。
あら、小さい天狗さんが物欲しそうに見てますね。あげませんよ。
コーヒー、そばを堪能した後は、お土産にこちら特産みかんジュース。みかんをまるごと絞ったような味わいは、100%ジュースとはまた違った感じがして美味しかったです。
そして極めつけはこの風布館、館外の景色が情緒溢れて最高です。水車小屋と紅葉は本当に絵になりますねぇ。
水車とか鹿威しって、何かず~っと見てたくなります。
ああっ!?みのじろうが!
みかん山、葉原峠、岩根山を越えて長瀞へ
風布館を満喫した後は、いよいよ長瀞へと向かいます。名水2リットルとみかんたっぷり、そしてビン入りのみかんジュースが入ったザックが肩をえぐります……!
風布はどの園もみかんがたくさん実っていて、本当にみかん山なんだなぁと実感です。
さて、今回は観光協会、みかん農園の地図と山と高原地図を持参していますが…山と高原地図にはみかん山から長瀞へのコースは記載がないので、ネットで調べた地図を確認。森田園のとこの分岐を曲がった先?
ふむ、この神社の先からおじいさんが出てきたし、この先のように思えます。
ところが!
この時点で、道間違い発生です。何かおかしいな?と疑いながらも、ぼくは間違えた道へと入ってしまいました。
調べでは整備された森との情報だったし、だったらこんなガサガサな道なわけがない!と疑いながらも、足は前へ進んでしまいます。どうしてどうして、この道であってほしいという衝動が勝ってしまうのでしょうか。
しかしその時、森がザアアア!!と騒ぎはじめました。
「違うぞ!戻れ!」といわれたように思えます。ここで神社まで戻り、改めて地図を見ると、森田園の分岐のところで間違えたようです。ホッとひと安心。
森田園の分岐まで戻り、森田園方面に向かうとすぐ近くに案内板がありました。
結局、みかん農園を全て見送った先にある、この林道が葉原峠へ続く道でした。
先ほど迷い込んだ道とは雲泥の差ですね。ちょっと坂がキツいけど…
急坂に耐えきった先、ようやっと綺麗な風景が広がってきました。ここは「麗風会の森」として整備されているよう。
車道を右に進み、鮮やかなグラデーションの紅葉に疲れが吹き飛びます。ようやく見えた「長瀞」の文字にひと安心。
上り坂と下り坂のちょうど真ん中、道標のあるここが葉原峠(はばらとうげ)です。
下って下って下ったその先、丁字路に差し掛かれば岩根山(いわねやま)はすぐ近くです。ちなみに、丁字路の左側は通行止めとなっておりました。
ここでついに見えました長瀞ぉぉぉ!
ほどなくして岩根山神社に到着です。物寂しい風景ですが、ここが真価を発揮するのは春のツツジが咲く頃だそうです。
「長瀞八景」の一つでもあるようです。案内板を読んでいくと、みかん山へ続くハイキングコースは、なかなか好評ですという一文に注目してしまいました(笑)
岩根神社は無人社ではありますが、社殿後ろにそびえる大きな岩や、辺りの紅葉風景は見事でした。オオカミの狛犬も気になります。
みかんのオレンジ、紅葉のオレンジ、秩父の秋を満喫中です。
岩根神社より先、車道をグングン下りながら紅葉狩り。この辺りが最高にきれいな紅葉風景でしたねぇ。
素晴らしい。これはまさしくちちんぶいぶい案件ですね。
長瀞市街が近づくにつれ、荒川と宝登山(ほどさん)も見えてきました。この後は、長瀞観光と合わせて宝登山にも行っちゃいますよ。
荒川と岩畳、太古のロマン溢れる長瀞
ここから先は県道を歩いて、長瀞駅方面へと進んでいきます。地獄の舗装路歩きはまだ続く。
紅葉の隠れ名所とある金石水管橋(かないしすいかんきょう)。ここは車では通ることができないため、徒歩で来た人へのご褒美とでもいいますか。橋の真ん中からは360度の紅葉風景が見られますよ。
あれはラフティングでしょうか。長瀞のウォーターアクティビティといえば、「長瀞ライン下り」が有名ですよね。冬季はコタツ舟になるんですって。
いやー…フォトジェニックですねぇ。紅葉はまだちょっと早かったか。
橋を越えた先、北桜通りに出ると一気に観光客や登山者が増えました。
紅葉のシーズンじゃしょうがないけど、ゾッとするほどの駐車待ちの車の列を横目に長瀞商店街に入りました。お目当ての岩畳は目と鼻の先ですが、いわゆるインスタ映えするグルメもここ長瀞には揃ってます。
それがこちらのお店、「長瀞とガレ」さん。店舗のロゴからして女性が「インスタ映えするね~」といってましたが、見た目だけじゃなく味も本物です。
ありとあらゆるメディアが折り紙ならぬステッカー?をつけているという人気ぶり。ガレドッグは大小サイズとありますが、ぼくは迷わずデカいやつを注文。お腹が減っています。あと疲れた。
こと観光地において、食べ歩きができるグルメは総じて人気が出ますが、このガレドッグ、美味ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいッ!!!!間違いなく今日一番美味い。
ガレドッグを食べながら、岩畳(いわだたみ)へ。さすが人気の観光地とあって、岩畳の上にはたくさんの人が並んでいます。紅葉も色とりどりでいい感じ。
この寒風の中、ライン下りをする勇気は出ませんが、空の舟だけでもいい絵になります。
この岩が幾重にも重なっているような地質こそが、岩畳と呼ばれる所以ですね。畳なもんで、平らな岩が多く歩きやすいです。ところで、こう観光地だと登山服は結構浮いてしまいます。
見てみたかった秋の長瀞。今回は立ち寄りですが、次回はどっぷりと見たいですね。
ところで、長瀞岩畳にちなんだミルフィーユとかないんですかね?ぼくはたろうを重ねてほんやらたろ畳なんて遊んでますけど。
近くに博物館があるからでしょう、商店街には化石関連の品も売っていました。この化石をオムナイトに復元してもらうにはどこへ行けばいいのでしょうか?え?ない?
奥秩父に沈む夕焼け、黄金の宝登山
ここまで長い旅路でしたが、いよいよクライマックスが近づいてきております。夏場は行列必至の阿左美冷蔵(あさみれいぞう)を横目に、宝登山神社への参道を歩いていきます。
これは宝登山名物の黄金だんご!!モンハンであれば黄金魚を釣るのに必要なアイテムですが、今回はお腹を空かせたぼくが釣られました。
宝登山神社は紅葉の名所とあって、こんな時間にも関わらず結構人がいましたね。ただ、拝殿前は参拝客の列ができていたので、ちょっと見るだけ。絢爛豪華な装飾が際立ちます。
今回は、宝登山から夕焼けを見るためにロープウェイを利用しちゃいます。また舗装路か……
ちょっぴりお得な往復券を買って列に並びます。30分ほど待って、いざロープウェイへ!ぎゅうぎゅう詰めでしたが、あっという間に上へ着いてしまいます。楽ちんです。
宝登山から見た寄居方面の山並み。あの辺りをさっきまで歩いてたんだよなぁ。
何だかワッフルみたい(笑)
さて、山頂の手前、奥宮への階段は確かこの奥。
痩せっぽちのオオカミさんもご無沙汰してます。
宝登山の山頂は開けており、見ただけで気持ちがいい風景です。
宝登山の標高は、高尾山よりも低い497.1mです。でも、ここからの眺めはとびきりですよ。秩父が好きならなおのこと。
目の前に広がる秩父市街地と、奥にそびえるきれいな三角形の武甲山(ぶこうさん)。ここのところ武甲山に登りたい欲がグングン高まってきています。
さて…お待ちかねの夕焼けまではあと20分くらいありますが、太陽のすぐ隣にそびえ立つは埼玉が誇る百名山・両神山(りょうかみさん)です。
今年10月に台風の影響で断念した山ですが、いつかその時まで大事に温めておきます。
辺りもいい感じに照らされはじめてきましたよ!
もうすぐです!周りも人が集まってきました!
お、おお~~~!!!
ウットリ…という表現は、夕焼けを見る時にぴったりだと思います。言葉を発するのも忘れて、しばし夕焼けの余韻に…浸ってる時間はあまりないんですよね。この後ロープウェイの最終便が終わってしまいます!
案の定、駅前は長蛇の列!コレって最終便が終わった後にチケット持って並んでいた人たちはどうなるのでしょう?
なんとか最終便に間に合い、ロープウェイに乗ることができました。
思わず笑ってしまったこちらの忘れ物。忘れたままのほうがよさそうです(笑)
ロープウェイ乗り場前の出店から漂う、いい香り。やめてくれ、そのアユは俺に効く。やめてくれ。
神社まで下りていくと、始まってますライトアップ!!山麓駅から長瀞駅まで期間限定の無料シャトルバスも出ていたみたいですが、疲労よりもライトアップ欲が勝りました。
日光に照らされる紅葉もいいですけど、ライトアップされた紅葉もまたムードがあっていいですね。
ですが、紅葉よりも驚いたのが黄金色に輝く社殿です。昼間は絢爛豪華な装飾が眩しい宝登山神社だけど、ライトアップされると神社自体が黄金色に!?これは素晴らしいですよ…宝の山の神社に相応しい輝きを放っていました。
今日一日の山旅に大きな感謝と達成感を報告して、帰途につきます。この後月の石もみじ公園に行く元気は、さすがにありませんでした。
山を歩いた~!という感じではあまりなかったけど、大満足の内容となりました。長瀞駅から鈍行で、ガタゴトと今日の思い出に浸りながら家路へと向かいました。