ようこそ スラ男村

なまけたろうと登山ブログ

【秩父】風布みかん山~宝登山 秩父に秋探し、みかん狩りと紅葉狩り

f:id:ta2ni:20171116173351j:plain

「埼玉って何もなくない?海ないし(笑)」という文句をよく聞きますが、

声を大にして言わせていただきます。埼玉、何でもあるぞ!秩父とか川越、

大宮といった有名所はもちろん、マイナーな場所だって行ってみれば素晴らしい

風景がたくさんあるのが、関東のいぶし銀とも言える埼玉県だと…

ぼくはこっそり思っています。

 

ということで、埼玉をこよなく愛するぼくが、みかんの里・風布から、人気の

観光地、長瀞まで、秩父地方の知られざる風景を見に行ってきた時のお話です。

 

 

どうも、スラ男です。

 

10月の山旅計画が流れたおかげで、自身久しぶりとなる山旅です。

かねてよりずっと行きたかった埼玉県・風布(ふうっぷ)という場所に

スポットを当ててみました。

 

■風布みかん山~宝登山 目次

 

風と水とみかんの里、風布

f:id:ta2ni:20171116171942j:plain

11月といえば紅葉真っ盛り!ということで、関東各地どこを見てもよって

らっしゃいみてらっしゃいと誘惑してきます。そんな中、その誘惑を振り切って

選んだのが今回の目的。それがみかん狩りです。

 

まずは目的地である風布へと向かうため、羽生駅から秩父鉄道へと乗り込みます。

その際は、「秩父路遊々フリーきっぷ」が便利です。期間限定で「足袋×たび

きっぷ」という切符になっていました。※2017年11月時点

 

f:id:ta2ni:20171116171957j:plain

秩父鉄道の名物?なのかはわからないけど、この「鉄道むすめ」の

桜沢みなのちゃんが目立ちます。今では「ちちんぶいぶい」のCMソングと

ダンスですっかり土屋太鳳ちゃんのイメージが強い秩父ですが、

みなのちゃんにも頑張ってほしいものです。

f:id:ta2ni:20171116172013j:plain

また、秩父鉄道には蒸気機関車SLパレオエクスプレスがありますが、

自分が乗り込む電車を見てえっ!?と驚きました。アニマルカラーな

このラッピング電車は、長瀞にある埼玉県立自然の博物館のイメージですね。

今回は風布から長瀞まで行く予定だったので、できればこの施設にも

立ち寄りたかったけど…

f:id:ta2ni:20171116172029j:plain

以前に宝登山へ行った時に利用したことがある秩父鉄道ですが、東武東上線から

寄居経由だったため、各駅の名前はほとんど知りません。途中、「おまえだ」と

いう駅があって笑ってしまいました。あ、ネットで見たことある(笑)

 

今回の旅路のスタートは、ここ波久礼(はぐれ)駅。いち早く秩父の空気を

吸いたくて、はぐれメタルのごとくササッと電車から降りてしまいました。

はぐれだけに。

f:id:ta2ni:20171116172045j:plain

良くいえば味がある、悪くいえばひなびた駅ですが…こういうの大好きです。

トイレや地図、自販機などは完備しているのもグッドですね。

f:id:ta2ni:20171116172106j:plain

駅から目的地までの案内図や、ところどころに看板が設置してあるので迷わず

進めます。まずは寄居大橋を渡って、色づきはじめの山を目指します。

 

ああ~、秩父とか奥武蔵エリアの空気って本当に好き。奥多摩や丹沢、その他の

エリアにもそれぞれの空気(におい)があると思いますが、この秩父の土気の

あるにおいがたまらなく好き。やっぱり子どもの時に秩父に来てた記憶が

懐かしんでいるんですかね?

f:id:ta2ni:20171116172123j:plain

ところで、東京都民にとっては荒川とは、隅田川ではないただのデカい川という

イメージですが、埼玉から見た荒川というのは、自然たっぷりの中を雄大に流れる

立派な河川というイメージに生まれ変わる気がします。

f:id:ta2ni:20171116172139j:plain

今日はふらみ(左)とピンク(右)がオトモたろう。紅葉と荒川をバックに…

はい、チー…!!!うわっ!ふらみがグラッてなったぞ!危な!!!

f:id:ta2ni:20171116172154j:plain

紅葉ではなくみかん狩り~なんて冒頭で言っていましたが、ちゃっかり紅葉狩り

楽しんじゃいますよ(笑)

 

ぼくが訪れた11月2周目は、みかんも紅葉も少し早かったので、これからが

見頃でしたね。お!これはみかんもたじたじのオレンジ紅葉!?

f:id:ta2ni:20171116172209j:plain

紅葉のシーズンはただの道を歩くだけでも楽しさが違いますよね。ついつい

立ち止まって撮ってしまうのはいいんだか悪いんだか…

f:id:ta2ni:20171116172227j:plain

寄居大橋を越えた先、大きな案内板がありました。目指すのは日本水・風布方面

なのですが、一番下の金尾つつじ山ってのもなかなかいい場所みたいですね。

しかし、金尾近辺で熊の目撃情報があったとのことなので今回は見送りました。

f:id:ta2ni:20171116172256j:plain

これより先は、この「風のみち遊歩道」を通って風布を目指していきます。

風のみちなんて、ゲームに出てきそうな名前。シルフとか出てくるかも?

f:id:ta2ni:20171116172311j:plain

この入口のすぐそばには夫婦滝というスポットがあり、ウッドチップが敷かれた

休憩所と美しい川と滝、そして紅葉風景が広がります。

f:id:ta2ni:20171116172357j:plain

案内板にも書かれていますが、ここ風布川は「名水百選」に選ばれているスゴイ川

なのです。山旅と合わせた名水探訪、これがやりたかったんですよね~。

f:id:ta2ni:20171116172342j:plain

夫婦滝を見つめるふらみ…が座っている場所、ちょっと濡れていました。

ふらみ、ついてないね(;´Д`)

f:id:ta2ni:20171116172417j:plain

オトモたろう二匹に加え、ポケットにみのじろうも忍ばせてきました!

寒くなってきたらばじろうの季節!紅葉にもマッチしてると思います。

f:id:ta2ni:20171116172437j:plain

この看板だけでご飯三杯くらいいけそうです。鉄と好奇心は熱いうちに!

ということで早く進みましょう。

 

紅葉に染まる風のみちと、清冽な風布川に沿って

f:id:ta2ni:20171116172507j:plain

先ほどまでも静かでしたが、これより先は山の中へと入っていくためより

静かになっていきます。念のため熊鈴をつけておきましょう。

f:id:ta2ni:20171116172539j:plain

今日は雨という天気予報でしたが、フタを開けてみればウソのような快晴。

風も気持ちよく、見上げてみればサワサワと木々も揺れていました。

f:id:ta2ni:20171116172523j:plain

遊歩道は風布川沿いにあるので、場所によっては川の間近まで下りていけます。

そこには驚きの透明度が待っていました。小声で言いますが、埼玉にこんな

きれいな川があるなんてビックリ。

f:id:ta2ni:20171116172555j:plain

渡渉箇所がいくつかあるこのコース。危ないとはわかっていても、飛び石の上で

立ち止まって川面を撮ってしまいますね。

f:id:ta2ni:20171116172610j:plain

名水百選の称号に相応しい、美しい流れです。この後も名水探訪は続きますよ。

f:id:ta2ni:20171116172625j:plain

風のみち遊歩道は、何度か車道を横切りますので通る際は注意が必要です。

飛び石を渡って車道を横切ると大きな看板が見えました。日本水の森とあるように

ここら一帯が名水の水源林なんでしょうかね。

 

ちなみに、日本水(やまとみず)というのは、この後訪れますが、

風布川・日本水」として名水百選に選ばれています。

f:id:ta2ni:20171116172641j:plain

この先には東屋があるので、はしゃぎすぎた方には嬉しいサービス。

ぼくははしゃぎすぎたまま、この先もはしゃぎ続けます。

f:id:ta2ni:20171116172656j:plain

道中、見どころの場所には案内板があります。ここは天狗岩。これまた大きな

岩ですが、また怪力自慢の天狗さんが投げちゃったのでしょうか。

f:id:ta2ni:20171116172732j:plain

轟々と流れる川と時折通る車の音、そして乾いた秋風が木の葉を揺らす音のみの

空間が広がっています。

f:id:ta2ni:20171116172801j:plain

そんな中で飲むミネラルウォーターは格別の美味しさ。気分によって持ち込む水を

変えていますが、今回はいろはす。なお、ザックの中には名水を汲むための空の

ボトルも入っています。

f:id:ta2ni:20171116172831j:plain

なかなかに変化を見せる風のみちは、思っていたよりも数倍面白い山道でした。

何よりもこの風布川の透明度が素晴らしい。生き物も探してはみましたが、

何も見当たりませんね…

f:id:ta2ni:20171116172901j:plain

美しいグラデーションの紅葉が多かった今回の山旅。これがもっと真っ赤だった

なら、また随分印象も変わるのでしょうね。写真奥の階段を上がるとまた道路に

出ますが、右側の案内板に従いまた風のみちに入ります。

f:id:ta2ni:20171116172915j:plain

左側の飛び石か、木の橋か…安全面を考慮すると、飛び石のほうがいい気が

します。橋は幅が狭くて結構怖いですよ。

f:id:ta2ni:20171116172934j:plain

この紅葉、スイカのように見えます(笑)きれいだな~。

f:id:ta2ni:20171116172952j:plain

ひっそりとした山奥で意外なお名前が出てきました。

f:id:ta2ni:20171116173007j:plain

名残惜しいですが、風のみちも終わり、姥宮神社へと出ます。

この神社では愛嬌のある狛蛙が迎えてくれますので、ぜひご参拝を。

f:id:ta2ni:20171116173055j:plain

神潜りの岩穴」というところも。これは…!!あまりに小さくてくぐれないぞ…

f:id:ta2ni:20171116173113j:plain

行けそう?………やめとこっか(;´Д`)

f:id:ta2ni:20171116173128j:plain

姥宮神社の目の前には、「日本の里 風布館」があり、食事やお土産などが

楽しめます。しかし、営業時間前なので、後でまた来ましょう。

 

ここはみかん狩り北限の地、風布みかん山

f:id:ta2ni:20171116173143j:plain

風布館のすぐ先、山の斜面にオレンジ色の点々が見えてきました。

 

ここ風布では、みかん栽培の北限の地として毎年10月下旬~12月上旬までの間、

みかん狩りが開かれているのです。

 

■みかんの里、風布

 

f:id:ta2ni:20171116173158j:plain

ズラリと並ぶみかん農園、どれにしようか迷うところですが、HPや登山ブログ、

そして現在地からの距離なども参考にしてやまき園さんにお邪魔します。

f:id:ta2ni:20171116173219j:plain

ぼく自身、みかん狩りは初めての体験なので、ワクワクしますね。

なお、結論から申し上げますとみかん狩りは大勢で、なるべくファミリーで

訪れたほうがより面白いですね。知ってましたけど。

f:id:ta2ni:20171116173318j:plain

f:id:ta2ni:20171116173555j:plain

たわわに実ったみかんが、陽光を浴びて元気のいいオレンジ色に光ります。

やまき園さんではみかん狩りは一人600円、時間無制限、食べ放題、お土産みかん

詰め放題とのことです。なるほどつまり最高ですね。

f:id:ta2ni:20171116173336j:plain

「一番上まで行ってみてください、いい眺めですよ」とおじいちゃんに促され、

みかんのトンネルをくぐって山頂?を目指します。そういえば美味しいみかんの

見分け方ってなんだろ?後で調べよ。

f:id:ta2ni:20171116173238j:plain

ちなみに、詰め放題用の袋にはこのように「風布みかん山・小林みかん山」と

印字されており、一見小さく見えますが意外と量入ります。

え?既に何か入っているって?

f:id:ta2ni:20171116173514j:plain

これだけあるとどれを採ったらいいのかわからないですね(笑)

木によってみかんの甘さが違うとのことだけど…あ、本当だ、こっちは甘くて

こっちは甘酸っぱい。

 

なるべく小ぶりで、色づきのいいみかんをチョキチョキしていき、段々と袋が

重たくなっていきます。その間も、甘酢っぱくて美味しいみかんを剥いては食べ、

剥いては食べ。

f:id:ta2ni:20171116173441j:plain

うわぁあ!!べらぼうに甘くてうまい!という感じではなく、甘酢っぱくて

美味しいみかんでした。いいですね、この山の雰囲気が美味しさの隠し味かも

しれません。

f:id:ta2ni:20171116173409j:plain

農園のおじいちゃんの話によると、今年はちょっと色づきが遅いようで、

青いみかんの木もいくつかありました。ホラ、右下のなんかあんなに青ry

f:id:ta2ni:20171116173532j:plain

休憩所ではお茶と一緒に手造りこんにゃくもいただけちゃいます。

うわこれ美味しい!お土産にとも思いましたが、袋いっぱいのみかんとこの後汲む

水のことを考えると、なくなく断念です。今度家族で来た時にとっておきましょう。

f:id:ta2ni:20171116173611j:plain

みかん狩り楽しみ~という賑やかな声を見送り、一旦下山します。風布館はまだ

やっていないので、このスキに名水・日本水を汲みに行きましょう。

 

日本武尊の伝説が残る日本水

f:id:ta2ni:20171116173626j:plain

みかん山から下りてきた先、日本水の採水地まで車道をグングンと登っていく

ことになるのですが、これがまたしんどかった。訪れる時間を選べばみかん山~

日本水~風布館の間を行き来しなくて済んだんですが、こればかりは仕方ない。

f:id:ta2ni:20171116173643j:plain

道の脇をチョロチョロと流れる水の様子を、みのじろうも観察しています。

ちなみに、たろうと違ってみのじろうは転がりやすいので扱いに注意が必要です。

f:id:ta2ni:20171116173714j:plain

日光いろは坂もビックリのくねくね道のお出ましでぃッ!!マジか…(;´Д`)

f:id:ta2ni:20171116173807j:plain

「ウオオオオオオ!!」という雄叫びが下方から聞こえてきたので、何だ?と

覗いたら、峠越えに挑むライダーズでした。追い抜かれざまに「スゴイですね!」

と互いに別の方法でのチャレンジを称え合いました。すごいなぁ本当に。

f:id:ta2ni:20171116173839j:plain

車が何台か停まっているのが見えてきたら、ここが日本水の採水地です。

ご覧の通り、「え…?」と思うほど地味な場所です。だがソレがいい。

f:id:ta2ni:20171116173910j:plain

名水関連のブログなどを読んでいると、ポリタンクや大量のペットボトルを

持参している人を見かけるというのですが、ぼくも今回初めて会いました。

おそらく地元の方々でしょうが、ものすごい数ですね…

 

ぼくも持参したペットボトルをば!空のボトルで採水して、まずは一口…

うわ冷たくて美味い!!!もう一口…冷たくて美味い!!ボトルたっぷりに

水を汲んで、ザックの中身を整理します。水とみかんで既に満杯です(笑)

f:id:ta2ni:20171116173823j:plain

名水の採水地自体は地味ですが、ここからは味のある風布の里山風景が望めます。

地味であるからこそ、色々な味を探すことによって楽しめると思うのです。

f:id:ta2ni:20171116173926j:plain

居合わせた皆さん、右の柿の木の下にいるおじいちゃんの話を聞いていました。

この辺りはハクビシンやイノシシなどの食害が酷いようです。

f:id:ta2ni:20171116173943j:plain

お目当ての名水を汲めてほっこり、来た道を戻って風布館へ。

ようやっと営業時間になりました。採水地から山伝いに長瀞方面へも行けるの

ですが、この風布館にもお目当てがあったため、一旦下山。

 

考えてみれば、この日は舗装路を登っては下りての繰り返しでした。

どうりでいつもよりも足が痛いわけです(;´Д`)

f:id:ta2ni:20171116174238j:plain

この風布館では、名水を使ったコーヒーや特産のみかんジュース、またそばや

うどんなどもあるというので嬉しいじゃないですか。名水あるところにコーヒー、

そばアリと。

f:id:ta2ni:20171116174257j:plain

ところで、9月に行った西沢渓谷も数々の称号がありましたが、この風布も

「水」に関しては負けてないですよ。風布川・日本水が「名水百選」に、日本水の

森が「水源の森百選」に、そしてここ寄居町が「水の郷百選」にそれぞれ選ばれて

います。まさしく名水の里というわけですね。あっぱれです。

 

■9月の西沢渓谷の記事はこちら

 

f:id:ta2ni:20171116174101j:plain

館内は木の香りが漂い、おばちゃんやおじちゃんらがせっせと準備していました。

ぼくは先ほどみかんをたくさん食べたのも忘れ、名水コーヒーともりそばを注文。

f:id:ta2ni:20171116174124j:plain

ほどなくしておばちゃんが持ってきた、名水を使用したコーヒー。

f:id:ta2ni:20171116174146j:plain

続いてお楽しみのおそばです。もみじの飾りが気に入りました。

ちょっと水気が強いかな?とも思ったけど、そこは名水の里ということで。

ぼくも大してそばの味がわかるわけでもなし、美味しくいただきました。

f:id:ta2ni:20171116174202j:plain

あら、小さい天狗さんが物欲しそうに見てますね。あげませんよ。

f:id:ta2ni:20171116174221j:plain

コーヒー、おそばを堪能した後は、お土産にこちら特産みかんジュース。

みかんをまるごと絞ったような味わいは、100%ジュースとはまた違った感じが

して美味しかったです。帰宅後、スラ坊もお土産みかんと一緒に飲んで

「おかわり」を連発してくれました。

f:id:ta2ni:20171116174013j:plain

そして極めつけはこの風布館、館外の景色が情緒溢れていいんだなぁ。

水車小屋と紅葉は本当に絵になりますねぇ。

f:id:ta2ni:20171116174044j:plain

水車とか鹿威しって、何かず~っと見てたくなります。

f:id:ta2ni:20171116174314j:plain

これがもっと一面真っ赤になると、よりフォトジェニックになると思います。

観光協会で見た写真を期待していましたが、これはこれでまたいいですね。

f:id:ta2ni:20171116174345j:plain

f:id:ta2ni:20171116174329j:plain

ああっ!?みのじろうあるあるなのです。

 

みかん山、葉原峠、岩根山を越えて長瀞

f:id:ta2ni:20171116174418j:plain

風布館を満喫した後は、いよいよ長瀞へと向かいます。

名水2リットルとみかんたっぷり、そしてビン入りのみかんジュースが入った

ザックが重たいので、波久礼駅まで戻って電車で向かってもいいのですが…

 

今回ほとんど山歩きしてないし、ガンガン攻めていきましょうよ!と、

前向きでいきたいと思います。

f:id:ta2ni:20171116174402j:plain

手前のほうにあるやまき園、ということでみかん狩りを楽しみましたが、

結局は一番上の農園まで全部見られましたね。どの園もみかんがたくさん

実っていて、本当にみかん山なんだなぁと実感です。

f:id:ta2ni:20171116174452j:plain

さて、今回は観光協会、みかん農園の地図と「山と高原地図」の奥武蔵を持参して

いますが…山と高原地図にはみかん山から長瀞へのコースは記載がないので、

ネットで調べた地図を確認。森田園のとこの分岐を曲がった先?

f:id:ta2ni:20171116174510j:plain

ふむ、この神社の先からおじいさんが出てきたし、この先のように思えます。

 

…希望的観測、楽観視、時には必要ですが、この場合は不適切ですね。しっかり

調べて、しっかり臨みましょう。この時点で、道間違い発生です。

何かおかしいな?と疑いながらも、ぼくは間違えた道へと入ってしまいました。

f:id:ta2ni:20171116174528j:plain

調べでは整備された森との情報だったし、だったらこんなガサガサな道な

わけがない!と90%疑いながらも、足は前へ進んでしまいます。どうしてどうして、

この道であってほしいという衝動が勝ってしまうんですかね?

 

しかしその時、森がザアアア!!と騒ぎはじめました。

 

…今思うと、森に「違うぞ、戻れ」といわれたように思えます。ここで神社まで

戻り、改めて地図を見ると、森田園の分岐のところで間違えたようです。

ホッと一安心。

f:id:ta2ni:20171116174546j:plain

森田園の分岐まで戻り、森田園方面に向かうとすぐ近くに案内板がありました。

あちゃー、これだよこれ。この先じゃんか。

f:id:ta2ni:20171116174605j:plain

結局、みかん農園を全て見送った先にある、この林道が葉原峠へ続く道でした。

f:id:ta2ni:20171116174622j:plain

先ほど迷い込んだ道とは雲泥の差ですね。ちょっと坂がキツいけど…

f:id:ta2ni:20171116174712j:plain

急坂に耐えきった先、ようやっと綺麗に整備された風景が広がってきました。

f:id:ta2ni:20171116174727j:plain

ちょっと休憩がてら遊びます。クールダウンもかねる。

f:id:ta2ni:20171116174754j:plain

爽やかな名前の森だったようです。前半は薄っ暗くて怖かったけど、

後半の景色で見事に巻き返しましたね。

f:id:ta2ni:20171116174826j:plain

f:id:ta2ni:20171116174809j:plain

車道を右に進み、鮮やかなグラデーションの紅葉に疲れが吹き飛びます。

ようやく見えた「長瀞」の文字に一安心。

それにしても、本当に今回は舗装路歩きばっかり…

f:id:ta2ni:20171116174843j:plain

上り坂と下り坂のちょうど真ん中、道標のあるここが葉原峠です。

道標の奥や手前も山道となっており、どこかしらに繋がっているみたいだけど…

おとなしく車道を進みます。

f:id:ta2ni:20171116174927j:plain

下って下って下ったその先、丁字路に差し掛かれば岩根山はすぐ近くです。

ちなみに、丁字路の左側は通行止めとなっておりました。

f:id:ta2ni:20171116174949j:plain

市街地が見えてきたということは、ついに見えました長瀞!!

奥に見えるのは秩父・奥秩父の山々でしょうか。

f:id:ta2ni:20171116175006j:plain

ほどなくして岩根山神社に到着です。物寂しい風景ですが、ここが真価を

発揮するのは春のツツジが咲く頃だそうです。

f:id:ta2ni:20171116175022j:plain

長瀞八景」の一つでもあるようです。案内板を読んでいくと、みかん山へ続く

ハイキングコースは、なかなか好評ですという一文に注目してしまいました(笑)

f:id:ta2ni:20171116175111j:plain

岩根神社は無人社ではありますが、社殿後ろにそびえる大きな岩や、

辺りの紅葉風景はなかなか見事でした。

f:id:ta2ni:20171116175052j:plain

みかんのオレンジ、紅葉のオレンジ、秩父の秋を満喫中です。

f:id:ta2ni:20171116175128j:plain

春には岩根山ツツジ園が開き、見事なツツジ模様が楽しめるそうですが、

紅葉も圧巻です…ただ、ツツジの期間外は通り抜けができないとのことです。

f:id:ta2ni:20171116175200j:plain

しばしの間、紅葉狩りをば…

f:id:ta2ni:20171116175215j:plain

岩根神社より先、車道をグングン下りながら紅葉狩り

この辺りが最高にきれいな紅葉風景でしたねぇ。

f:id:ta2ni:20171116175234j:plain

f:id:ta2ni:20171116181706j:plain

素晴らしい。これはまさしくちちんぶいぶい案件ですね。

f:id:ta2ni:20171116181721j:plain

長瀞市街が近づくにつれ、荒川と宝登山も見えてきました。

今日はこの後、長瀞観光と合わせて宝登山にも行っちゃいますよ。

 

荒川と岩畳、太古のロマン溢れる名勝・長瀞

f:id:ta2ni:20171116181736j:plain

一体どれほど舗装路を歩いたことだろう?今回は本当に山旅か?という疑問が

浮かびながら、気づけば舞台は風布から長瀞へと移っていました。

 

ここから先は県道を歩いて、長瀞駅方面へと進んでいきます。野上駅へ進み、

長瀞アルプスを経て宝登山というプランもあったけど、疲れたから止めました。

 

f:id:ta2ni:20171116181806j:plain

長瀞観光のパンフレットに紅葉の隠れ名所とある場所が気になりました。

それがこちら、金石水管橋です。ここは車では通ることができず、徒歩で来た人

へのご褒美とでもいいますか、それは素晴らしい景色が待っていました。

f:id:ta2ni:20171116181822j:plain

人気のヒミツは、橋周辺の紅葉もさることながら、橋の真ん中からは360度の

紅葉風景が見られるというのです。既にいい感じですが、進んでみましょう。

f:id:ta2ni:20171116180334j:plain

あれはラフティングでしょうか。長瀞のウォーターアクティビティといえば、

長瀞ライン下り」が有名ですよね。冬季はコタツ舟になるんですって。

それはそれで面白そう。

f:id:ta2ni:20171116180351j:plain

いやー…フォトジェニックですねぇ。紅葉はまだちょっと早かったか。

f:id:ta2ni:20171116180409j:plain

橋を越えた先、北桜通りに出ると一気に観光客や登山者が増えました。

舗装路ヤメテーと泣き叫びますが、まだ長瀞観光は始まったばかりです。

f:id:ta2ni:20171116180430j:plain

紅葉のシーズンじゃしょうがないけど、ゾッとするほどの駐車待ちの車の列

横目に長瀞商店街に入りました。お目当ての岩畳は目と鼻の先ですが、いわゆる

インスタ映えするグルメもここ長瀞には揃ってます。

f:id:ta2ni:20171116180445j:plain

それがこちらのお店、「長瀞とガレ」さん。店舗のロゴからして女の子が

インスタ映えするね~」と言ってましたが、見た目だけじゃなく味も本物です。

f:id:ta2ni:20171116180502j:plain

コレですね。ありとあらゆるメディアが折り紙ならぬステッカー?をつけている

という人気のお店のようです。ガレドッグは小さいサイズと大きいサイズとあり、

前に並ぶカップルは二人とも小さいサイズでウフフしていましたが、男スラ男、

迷わずデカいやつを注文。お腹が減っています。あと疲れた。

f:id:ta2ni:20171116180519j:plain

こと観光地においては食べ歩きができるグルメは総じて人気が出ますが、

このガレドッグ、美味ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいッ!!!!

 

間違いなく今日一番美味い。秩父の豚肉という食べたかったジャンルにおいて、

いきなりとびきりの美味さ。これならわらじカツやホルモンにも期待大ですね。

f:id:ta2ni:20171116180556j:plain

ガレドッグを食べながら、名勝・長瀞岩畳へ。さすが人気の観光地とあって、

岩畳の上にはたくさんの人が並んでいます。紅葉も色とりどりでいい感じ♪

f:id:ta2ni:20171116180647j:plain

この寒風の中、ライン下りをする勇気は出ませんが、空の舟だけでもいい絵に

なります。夏に真価を見せるライン下りですが、いわずとしれた阿左美冷蔵

かき氷や流しそうめんなども長瀞の夏を盛り上げてくれるそうです。

f:id:ta2ni:20171116180628j:plain

この岩が幾重にも重なっているような地質こそが、岩畳と呼ばれる所以ですね。

畳なもんで、平らな岩が多く歩きやすいです。こう観光地だと、登山服は結構

浮いてしまいますね…

f:id:ta2ni:20171116180736j:plain

見てみたかった秋の長瀞。今回は立ち寄りですが、次回はどっぷりと見たいですね。

f:id:ta2ni:20171116180754j:plain

長瀞渓谷は広いので、ある程度のところで引き返します。この後は宝登山ですからね。

f:id:ta2ni:20171116180826j:plain

ところで、長瀞岩畳にちなんだミルフィーユとかないんですかね?

ぼくはたろうを重ねてほんやらたろ畳なんて遊んでますけど。

f:id:ta2ni:20171116180843j:plain

岩畳で面白いのが、この「ポット・ホール」と呼ばれる穴。中からマーモットでも

出てくるんですか?と期待しつつ覗いてみると…

f:id:ta2ni:20171116180901j:plain

にや…

f:id:ta2ni:20171116180958j:plain

岩畳を探索していたら、こんなデカイ貝の化石見つけちゃいました(大嘘)

この化石をオムナイトに復元してもらえますか?と、お店を困らせてはいけません。

f:id:ta2ni:20171116181014j:plain

近くに博物館があるからでしょう、商店街には化石関連の品も売っていました。

このティラノサウルス類の化石ほしいんですけど。長瀞観光の後は、いよいよ

宝登山へ向かいますよ~。

 

秩父に沈む夕焼け、黄金の宝登山

f:id:ta2ni:20171116181029j:plain

ここまで長い旅路でしたが、いよいよクライマックスが近づいてきております。

夏場は行列必至の阿左美冷蔵寶登山道店を横目に、宝登山神社への参道を歩いて

いきます。以前ここを歩いた時は、早朝だったためひと気もなく、今回全く別の

印象でした。

f:id:ta2ni:20171116181047j:plain

これは宝登山名物の黄金だんご!!モンハンであれば黄金魚を釣るのに必要な

アイテムですが、今回はお腹を空かせたぼくが釣られました。

f:id:ta2ni:20171116181103j:plain

疲れた体に染み渡る…これまた美味いわぁ……(*´ω`*)

f:id:ta2ni:20171116181212j:plain

さあ、懐かしの宝登山神社ですが…紅葉の名所とあって、こんな時間にも関わらず

結構人がいましたね。ただ、拝殿前は参拝客の列ができていたので、ちょっと

見るだけ。以前と変わらず、絢爛豪華な装飾が際立ちます。

f:id:ta2ni:20171116181229j:plain

今回は、宝登山から夕焼けを見るためにロープウェイを利用しちゃいます。

以前に山頂までの登山道を歩いたことがありますが、特に面白みもなかった

記憶なので、迷わずロープウェイへ。って、また舗装路ォォォ!!

f:id:ta2ni:20171116181301j:plain

結構時間が押していますが、ちょっぴり安い往復券を買って列に並びます。

普段の山旅ではなかなか夕焼けを見る機会などなく、こういう時ロープウェイの

ある観光登山だといいなぁ~って思っちゃいますね。

 

30分ほど待って、いざロープウェイへ!ぎゅうぎゅう詰めでしたが、あっという

間に上へ着いてしまいます。楽ちんです。

f:id:ta2ni:20171116181317j:plain

前に来た時、ここでスマホを落としてショックを受けた記憶が蘇りました。

いつかロウバイも見に来たいけど、どんなプランにしようかな?

f:id:ta2ni:20171116181333j:plain

宝登山から見た寄居方面の山並み。あの辺りをさっきまで歩いてたんだよなぁ。

何だかワッフルみたい(笑)

f:id:ta2ni:20171116181405j:plain

さて、山頂の手前、奥宮への階段は確かこの奥…おお、これこれ。懐かしい。

f:id:ta2ni:20171116181421j:plain

痩せっぽちの狼さんもご無沙汰してます。

f:id:ta2ni:20171116181451j:plain

宝登山の山頂は開けており、見ただけで気持ちがいい。山頂で走り回れるって

いいですよねぇ。

f:id:ta2ni:20171116181505j:plain

宝登山の標高は、高尾山よりも低い497.1mです。でも、ここからの眺めは

とびきりですよ。秩父が好きならなおさらです。

f:id:ta2ni:20171116181521j:plain

目の前に広がる秩父市街地と、奥にそびえるきれいな三角形の武甲山

ここのところ武甲山に登りたい欲がグングン高まってきています。

f:id:ta2ni:20171116181606j:plain

山頂から野上駅へ向かうには、この先長瀞アルプスへ続きます。以前ここを

通りましたが、猛烈な階段ラッシュを登りでは使いたくないなという印象でした。

f:id:ta2ni:20171116181536j:plain

さて…お待ちかねの夕焼けまではあと20分くらいありますが、太陽のすぐ隣に

そびえ立つは埼玉が誇る百名山両神山です。

 

今年10月に台風の影響で断念した両神山への山旅でしたが、いつかまたその時

まで大事に温めておきます。

f:id:ta2ni:20171116181621j:plain

辺りもいい感じに照らされはじめてきましたよ!

f:id:ta2ni:20171116181651j:plain

もうすぐです!周りも人が集まってきました!

f:id:ta2ni:20171116171453j:plain

 

 

お、おお~~~!!!

 

 

f:id:ta2ni:20171116171527j:plain

ウットリ…という表現は、夕焼けを見る時にぴったりだと思います。

言葉を発するのも忘れて、しばし夕焼けの余韻に…浸ってる時間はあまり

ないんですよね。この後ロープウェイの最終便が終わってしまいます!

f:id:ta2ni:20171116171543j:plain

案の定、駅前は長蛇の列!コレって最終便が終わった後にチケット持って

並んでいた人たちはどうなるんだろう?やっぱり払い戻すのかなぁ。

f:id:ta2ni:20171116171559j:plain

なんとか最終便に間に合い、ロープウェイに乗ることができました。

f:id:ta2ni:20171116171634j:plain

思わず笑ってしまったこちらの「忘れ物」。忘れたままのほうがよさそうです(笑)

f:id:ta2ni:20171116171652j:plain

ロープウェイ乗り場前の出店から漂う、い~い香り。

やめてくれ、そのアユはぼくに効く。やめてくれ。

f:id:ta2ni:20171116171709j:plain

神社まで下りていくと、始まってますライトアップ!!山麓駅から長瀞駅まで

期間限定の無料シャトルバスも出ていたみたいですが、疲労よりもライト

アップ欲が勝りました。

f:id:ta2ni:20171116171725j:plain

うお!いい雰囲気♪

f:id:ta2ni:20171116171757j:plain

日光に照らされる紅葉もいいですけど、ライトアップされた紅葉もまた

大人~な雰囲気でいいですね。

f:id:ta2ni:20171116171816j:plain

でも、正直なところ紅葉よりも驚いたのが、黄金色に輝く社殿のほう。

昼間は絢爛豪華な装飾が眩しい宝登山神社だけど、ライトアップされると

神社自体が黄金色に!?

f:id:ta2ni:20171116171849j:plain

これは素晴らしいですよ…宝の山の神社に相応しい輝きを放っていました。

f:id:ta2ni:20171116171832j:plain

今日一日の山旅に大きな感謝と達成感を報告して、帰途につきます。

この後月の石もみじ公園に行く元気は、さすがにありませんでした。

f:id:ta2ni:20171116171923j:plain

あまり山を歩いた~!という感じではなかったけど、大満足の内容となりました。

長瀞駅から鈍行で、ガタゴトと今日の思い出に浸りながら家路へと向かいました。

 

コースタイム

2017年11月11日(土)晴

波久礼駅(7:50)⇨風布みかん山(9:10)⇨日本水(10:45)⇨風布館(11:15)⇨葉原峠(12:45)⇨金石水管橋(13:55)⇨長瀞岩畳(14:30)⇨宝登山ロープウェイ(15:30)⇨宝登山神社(17:10)⇨長瀞駅(17:25)

 

■何度も登りたくなる武甲山と奥武蔵

秩父の名峰は他にも、般若山・釜ノ沢五峰