今年、どうしても新緑に合わせて訪れたかったのが、秩父にある般若山。
そのおどろおどろしい名前からは想像できないほど、美しい緑と岩場の連続。そして開放感が素晴らしい岩稜からの眺望と、充実した山旅となりました。
どうも、スラ男です。
般若山…名前を聞いただけで「え?そこ行きたい」となってしまいました。しかし、調べていくうちに結構アクセスし辛いとのことで、以前はお寺までバスがあってけど今はなくなって…?最寄りは徒歩30分~1時間とな!?
な~んだ、近いじゃん( ´>ω<`)ホッ
■般若山~釜ノ沢五峰(2017年4月30日) 目次
小鹿野町の秘峰、その名も般若山
というわけで、4月30日の早朝、やってきたのは西武秩父駅。 今年初の山旅、武甲山の帰りに訪れた時は工事中でした。あの時出会ったおじいちゃんに「4月に温泉ができるんだよ」と教えてもらい、ご縁あって再訪が叶いました。
新しくできた温泉、そして芝桜も見頃ということで混雑は必至!?かと思いきや、早朝だとそうでもないようです。
羊山公園を調べているうちにどんどん好きになってしまったポテくまくん。かわいい。ポテくまくんかわいい。
採掘業により独特の山容を見せる武甲山。秩父のシンボルともいえる山で、その姿を見るだけでどこか気持ちが引き締まる気がします。
そして、駅に併設されているこちらが「祭の湯」。秩父登山のメッカでもある待望の駅前温泉ができたことにより、今後の混雑は想像に難くないですよね。
西武秩父駅を散歩しているうちに、お目当てのバスがやってきました。西武線小鹿野方面のバスに乗って、30分ほどで目的地に到着です。
なんとこのバス、途中の車内アナウンスで、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』に登場するキャラクターの声が流れるという演出があるのです。最初は車掌さんがふざけているのかと思いましたが、乗客のお兄さんたちが「めんまだ、めんま」と話していたのでわかりました。
バスに揺られて松井田バス停に到着です。 バス停の近くには秩父札所三十二番入口の看板が見えますので、ここから札所・法性寺までは、徒歩1時間程度。
しかし天気もいいし、何よりこの景色!1時間だろうが何時間でも歩けそう。
そうそう、最初の入口以外に特に案内板はないので、事前に調べていったほうが安心です。
しばらく歩くと交差点に差し掛かりました。ここが長若。ここまでくれば案内板も出てくるので、安心ですね。
ちなみに、この先にある中学校まで小鹿野町営バスが出ているみたいです。ここから登山口までは30分程度なので、早朝がキツいという方は、同じく西武秩父駅から発時間の遅い小鹿野町営バスもありですね。
ようやく法性寺分岐に到着です。今回の山旅は、法性寺から入ってお隣の釜ノ沢五峰から出てくる予定なので、帰りは写真左側から出てきます。
新緑眩しい秩父の山奥で発見した、鮮やかな八重桜。これは元気出ますね~。ここまで歩いたご褒美とでもいいますか、この時季に来てよかった。
般若面と、春の花咲く法性寺
大きな山門が見えてきました。こちら法性寺の山号は「般若山」。つまり、後ろにそびえる山と同じ名前です。山門近くには駐車場やトイレがあったりと便利です。
山門の中には…
大きな般若面が!!!
ここ法性寺は東国花の寺では埼玉3番の札所となり、主な花は「シュウカイドウ」だそうです。漢字では秋海棠と書き、見ての通り秋の花ですが、初夏のヤマツツジも魅力的なので新緑の時季もオススメです。
大きな般若面が掛けられた山門をくぐると、「花浄土」なる境内を進んでいきます。
花浄土の石段を上がる道中でも、様々な花が咲いてるよ!と主張してきます。これはおそらくミヤマオダマキという花でしょうか。ブチューっとした顔の花って可愛いですよね(*´ω`*)
シュウカイドウの見頃は秋ですが、秩父には春にも道路脇をピンク色に染め上げる「カイドウ」が見事な、カイドウ街道なる名所があるらしいです。かいどうかいどう、え?と聞き直してしまいそう(笑)
本堂前にたどり着くと、奥の山肌に群生するヤマツツジが鮮やかで美しい。見ごたえは既に申し分なし!
ちなみに本堂前にある遥拝所からは、あの奥の院にある「お船観音」が見えます。青空の下のとこ、つまようじほどの何かが観音様です。 後ほど、あの観音様がいるところまで行くことになりますよ。
眩しい新緑と鮮やかなオレンジの花のコントラストは、この時季ならではの風景。絵画のようだという形容がぴったりだと思います。
さて、これより登山道へと入るわけですが、その前にお目当ての東国花の寺をば…ちょうど出てきた奥様にお願いすると、早朝にも関わらず快く対応してくれたのがうれしい。
久しぶりの差し替え式の御朱印帳。ちなみに、札所とは別に奥の院の御朱印を拝受するには、奥の院までお参りしてきた証明(写真)が必要とのことです。
何とも気持ちのよい境内を散策したあとは、いよいよ般若山を目指すわけです。高尾山や筑波山のような、観光客で賑わう麓からのスタートもいいけど、こういう静かな社寺からのスタートも大好きなんです。
船に例えられる岩稜、美しい景色に船酔いは禁物
お参り後はそのまま境内奥へと進んでいき、奥の院を目指します。お寺の奥様によると、旦那様とお子様たちが早朝に奥の院へ向かったとのこと。え?!あの岩稜に小さな子どもが…!?とビックリしたけど、慣れなのかなぁ?
とりあえずぼくは、ワクワクの登山道を静かに進んでいく。この景色を見ただけで胸がときめいてしまいます。
さあ…いよいよです。この岩の間をくぐれば…?
新緑の空間が現れた!これ。この景色が見たかったんだ…
この登山道、面白いのは岩が切り出されて階段になっているところです。階段や木道で整備された道もいいけど、こういうのもいいよねぇ~。写真右奥にある岩窟に入れるので、行ってみましょう。
ちょっとした鎖場の先、龍虎岩という岩の中には胎内観音というお堂がありました。自然の中に作られたこの景色…イイ!一呼吸後、また鎖場を下ります。
下りた先、こちらの分岐に進んでいきます。
こちらの月光坂(がっこうざか)は、このコース一番の美しいスポット。光が新緑を透かした美しい風景は、まさしく月光…という意味でしょうか?
進む先々で瑞々しい緑の葉に包まれているように感じられるこのコース。そんなに暑くもなく、虫もまだ少ないこの時季で大正解かも。
またまた出てきた石段を登っていくと、最初の目的地まではあとちょっと。おや、また岩に窪みが…
ズラリと並んだ石仏たち。手前二体の首が新しく感じられますね。
ゴール手前の分岐点。どちらも同じような距離ですが、ぼくはこの先の釜ノ沢五峰まで行く予定なので、まずはお船観音から。釜ノ沢五峰は大日如来方面です。
これより先は岩稜地帯となり…落ちたら一巻の終わり。しかし、目の前に飛び込んでくるのはこの美しい緑のパッチワーク。新緑の時季だからこそ、山一面に広がる緑の濃淡を最大限に楽しめます。
別にこの岩稜を歩かなくても、脇の道からお船観音へ行けるのですが…この開放感は結構病みつきになってしまうかも。
岩稜直下。あまり覗き込まないことをオススメします(((( ;°Д°))))
岩尾根の先端部分、ちょうど岩が大きな船のように見えることから「お船観音」と呼ばれているそうです。観音様はあそこから何を見ているのだろう…?
てくてくと岩の上を歩いていき、お船観音の間近に迫る。こうして近くで見てみると、その大きさがわかります。
観音様は何を見ているのかと思ったら、視線の先には雄大な武甲山の姿が。これは特等席ですねえ。
お船観音の「船首」まで行くこともできますよ。ここからは麓にある法性寺が見えています。つまり先ほどの遥拝所からここが見られるというわけです。
たろうたちも岩稜歩きに挑戦!
たろうの隠れチャームポイントでもあるしっぽのナイスショット。後ろからでもどれがどのたろうだか判別できます。たろう判別士の資格持ってます。
絶景を楽しんだら大日如来との分岐まで戻り、気持ちのよい山歩きを再開。
程なくして大日如来がいる岩場へと到着。大日如来は寄り道ポイントなので、奥にある岩を登ったらまたここに戻り、その後釜ノ沢方面へ向かいます。
こちらの鎖場は、岩の窪みを足場にしながら登っていきます。スリルたっぷりなので、慎重に…!
岩の窪みにドッシリと構えるのは、こちら大日如来。もうちょっと大胆なアングルで撮りたかったけど、いかんせん狭いから…
振り返ると結構な高度感。高さ的にも般若山の山頂部なのでしょうか。船首のお船観音に対して、こちら大日如来は「船尾」にあたるのかな?
先程の分岐まで戻り、いよいよ釜ノ沢方面へ進んでいきますよ。ここまでずっと静かな登山道だけど、これより先もずっと静かなままです。ただ、ところどころに咲いているヤマツツジが本当に賑やか。
時間にしてみれば般若山はあっという間だったけど、既に満足気味です。釜ノ沢へは亀ヶ岳展望台を経由していくので、展望台を楽しみに進んでいきますよ~。
この先はどんどん登山道が狭くなっていき、おまけにちょっと荒れ気味…
写真の奥から進んできましたが、いきなり謎の階段が現れてビビります。正直、この箇所が一番怖かったかもしれません。
これはマムシグサじゃないですかね?夏頃にあの気持ち悪い実をつけるやつ!調べてみると、マムシグサによく似たウラシマソウというのもあるそうな。
般若山から30分ほどで到着した亀ヶ岳展望台。気になっていた場所です。ここから遠くに大きな岩が望めます。あれが亀岩と呼ばれる岩だそうで…
途中に何度も通った鉄塔の場所からも見られるけど、亀ヶ岳展望台からがより近くに武甲山を望めます。
展望台から麓へ下っていき、道標通りに進みます。金精神社もルート上にあるので間違いないはず。
道標の先へ進むと、登山道へと繋がりました。しかし、登山口の写真を撮りたかったので、登山口まで戻ってみましょう。
あったあった、これだ。近くの川で遊んでいる親子の声が賑やかでしたが、ぼくは独り静かな森の中へ再び入っていきます。
五つの小ピークを歩く、釜ノ沢五峰
小川沿いを歩くのですが、この道は本当に静かで気持ちよかったぁ。木漏れ日がまた雰囲気をグッとあげるんですよね。
見上げれば、陽光の透き通る青葉が美しい。もう少し緑が深まってくると、同時に虫たちも増えてくるのでその時季は外したほうがいいかも…
道中で圧倒的な存在感を放っていた、特に名もなき大岩。ジッと見ていると、なんだかこの岩のほうが亀(の顔)に見えてきませんか?
てくてくと坂道を登っていくと、またしても岩の尾根にたどり着きます。まさかここから岩稜歩き?!…あ、先の方に山頂標がありますね。
ここが釜ノ沢五峰の一の峰でした。切り立った崖の上なのですが、目の前に広がる黄緑色の風景を眺めながらの休憩は魅力的です…しかし情報によれば、この先の二の峰、三の峰も展望に優れているとのことなので、先に進みます。
金精神社も文殊峠もこの先通るルートだけど、この分岐は展望台方面(左側)へ。その先に二の峰が待っているはずです。
程なくして、二の峰へ到着。情報通り、素晴らしい展望とちょうどいい木陰がある休憩に最適なピークでした。
しかし、この山頂標に惑わされることになります。よ~く見てみると、んん…?!
「三ノ峰」って書いてないか?
これはどういうことだろう…?位置、見える景色で考えてもここは二の峰のはず。誰かが棒を一本書き足した…??謎です。
この後ちゃんと三の峰にたどり着くので、やはりイタズラか、あるいは…?
気を取り直して、眼下に広がる森を眺めます。これは素晴らしい展望ですよ…写真のちょうど真ん中にむき出しの岩場があるのですが、あそこが般若山方面の「亀岩」に対する「兎岩」。この釜ノ沢五峰のゴール地点です。
二の峰での休憩後、鎖場を下りて程なくして飛び込んできたのは、いつかの大持山~小持山間にあった展望場所のような開けた光景!これまた一本の木がいい味出してます。
二の峰から15分ほどでたどり着く、ここが三の峰。二の峰よりも開放感はありますが、木陰がないのでこの時季の休憩場所だとちょっと暑い。気になる山頂標も、正真正銘の三の峰でした。
ここから眺める周りの山々の美しい緑といったら…ちょっと時間が止まった感覚がしましたね。山が深緑と黄緑のパッチワークになるのも、この時季ならではの光景。木の種類の違いで、こうも面白い景色になるんですねぇ。
さて、三の峰からはまた鎖を使って下りていきます。そういえばここで初めて他の登山者に出会いましたね。シニアご夫婦ハイカーさんは、兎岩方面から来たとのこと。
程なくして次のピークに到着。雰囲気という点では、この四の峰がお気に入り。
山頂は狭く、展望もありませんが…でも好き。祠感があっていい感じ。
この道中が新緑パッチワークの正体ですね。左右で見事に木々の色が違いますよ。
なんて木々に見とれていると、最後の五の峰が見えてきました。四の峰と同じく、道中にある目印のようなピークで展望もなし。 ということで、やはり五峰のうち休憩するなら一から三のいずれかがオススメですかね。
今までの五つの峰の最後ということで、たろうを五匹並べてみました。
特に意味はありません…
ツツジが本当にきれい。もし冬枯れた時季にここに来ていたらどういう感想だったろう?岩場は面白いけど、緑がないとなると少し寂しそう。
おっと?いきなり展望の利いた場所に出ました。他の登山ブログではこちらを五の峰、あるいは「六の峰」にしては?との意見多数。確かに(笑)
展望は最高です。だけど、またしてもクマバチが…ッ!!
釜ノ沢五峰を過ぎたので、次は兎岩を目指して金精神社・文殊峠方面へ進みます。途中の鉄塔からは、奥秩父山塊や日本百名山の一つ、両神山が見えました。
もう一つ気になる山容の山がありました。それが写真真ん中、まるで空に向かって口を突き出しているような双耳峰が見えます。あれが、秩父小鹿野町の二子山だそうです。
クレイジーマウンテンと称される山…その道中の写真を見ているだけでヒュン(´д`lll)となってしまいそう。
実は反対側に武甲山が見えているので、秩父の名峰がこの鉄塔から一挙に見渡すことができるのです。二子山はちょっとアレだけど、両神山はいつか行ってみたいです。
本当はもっとジックリ見たかったんだけど、クマバチのせいでそそくさと鉄塔を後にしました。次は掃除機を背負ってこよう。吸い込んでやる!
と、道中に気になる案内が。「モミの巨木」…?ググン!と一本だけドデカいモミの木が現れました。伊勢原の大山の下山ルートにもこういうのあったっけ。
さて、モミの巨木から程なくして分岐点に到着します。ここで今まで目指していた金精神社・文殊峠ではなく、カッコイイ名前の竜神山方面へとシフトします。兎岩を見る場合はお間違いなく。
ただ、文殊峠にある観測台からの眺めは素晴らしいとの情報があるので、距離も大したことないし、ちょっと文殊峠へ寄り道してみましょう。
亀から兎へ、新緑の秩父旅もいよいよ大詰め
歩いてちょっとのところに、待ってましたの金精神社が見えてきました。山旅の無事をお祈りし、峠へと向かいます。
峠にある観測所から下りてきたおじさんにこの日のコースを聞かれたので答えると、「歩くの好きだねぇ」と車で去っていきました。
ぼくは専ら公共交通機関での移動だけど、車がいいな~と思う時もあります。主なアクセスが車の山に行きたい時はどうしたら…?悩みます。
観測所への階段を上がると、東屋もあって何人か休憩していました。休憩箇所もあるので、やはり寄り道する価値は高いですね。
そして観測所からは秩父、奥秩父方面が一望できると…!武甲山をはじめ…
両神山や二子山も並んで望むことができました。秩父の名峰がズラリ見渡せる、この日一番の展望台です。
さて、景色を楽しんだら来た道を冒頭の文殊峠と竜神山への分岐まで戻り、そのカッコイイ名前が気になる竜神山方面へ…途中、分岐路の道標が倒れており、ちょっと不安になりました。
藪の中を突き抜けて、無事に竜神山に到着しました。こじんまりとした山頂…というよりかは、釜ノ沢五峰のような目印代わりの小ピークといったところ。
名前はめちゃカッコイイのに。竜・神・山と、男子が好きな単語ベスト10に入ってるであろう単語の連なりなのになぁ(笑)
登山道を進んでいくと開けた場所に…また鉄塔です。しかも、フタコブラクダの背のような地形です。
コブを渡って振り返ると、なんだかこの鉄塔、片足をコブに乗せて両手を上にあげているように見えてきた(笑)山頂でのガッツポーズかな?
賽ノ洞窟が登場したということは、兎岩までもうちょい。
多少のアップダウンを乗り越えて、いよいよ大岩の上に立つ…ということで、兎岩に到着だぁぁぁ!!一体どこらへんがウサギなのかは…謎です。
兎岩の上からは、この日歩いたコースを振り返ることができる。右端にある岩場が二の峰で、左にある岩場が三の峰。さっきまであそこからここを見ていたと思うと、なんだか不思議な気分。
後はこの兎岩を下って麓まで下りればいいのですが…結構な斜度。鎖が付いているからと思っても、ちょっとグラついているので気を引き締めます。
下った後、振り返ると木と岩の隙間から飛行機雲が!なんかうれしい。
細くて滑りやすい登山道を下ること数分で登山口に出ます。ここからはしばらく車道歩き。このまま歩いていけば、最初の法性寺との分岐に出ますよ。
ということで、スタートとは逆に写真の左側から出てきました。
ところで、忘れてはいけないのがここからの帰り道。そう、バスはないんだぜ。また松井田バス停まで一時間弱歩いていくぞー!
しかし、このバス停までの道中に、ぼくは一つのお楽しみを計画していました。それが、この日の温泉です。
西武秩父駅に新設された祭の湯は混雑が予想されたので、じゃあ代わりにと見つけたのが、こちらの「西谷津温泉 宮本の湯」。ちょうどバス停までの道から外れないところにあるので、願ってもない、ここに決まり!
何が嬉しかったって、温泉を独り占めできたこと!体が芯から温まる熱めの内風呂も、4月中旬にリニューアルされたらしく、土俵を模した露天風呂も静かな空気の中でジックリと堪能できました。露天風呂から眺める新緑も相まって、これもう最高です。
風呂上がりに一本、クーッと飲みたい牛乳は、なんと自販機に飲むヨーグルトがあったのでついついそちらへ…う、うまし!!!
締めの温泉までしっかりと楽しんで、帰りの西武線からは武甲山を眺めて、ノスタルジックな雰囲気のひたりながら帰途につきました。