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なまけたろうと登山ブログ

【南房総】鋸山 冬の味覚と鋸南観光ハイキング

家族で近場でもいいから旅行がしたい!ということでやってきました南房総。今回は、名低山の鋸山(のこぎりやま)鋸南町・冬の味覚がお楽しみです。

超・絶景が楽しい低山、鋸山へ。

 

どうも、スラ男です。

 

千葉県を代表する名山、鋸南町の鋸山へ家族でハイキングした時のお話です。

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鋸山のほかにも、南房総では冬にはスイセンや菜の花など、早春の花があちこちで咲き乱れます。そんな風景も楽しみに、まずは道の駅からスタートです。

 

■鋸山(2017年2月26日) 目次

 

菜の花とのコラボが素敵な道の駅

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都心から車を走らせてやって来たのは「道の駅 とみうら枇杷倶楽部(びわくらぶ)」。こちらの道の駅は、「全国道の駅グランプリ2000」で最優秀賞に輝きました。

建物前にはスイセンや菜の花が見事に咲いており、グランプリも納得の景観です。また、施設内もピカピカで、木の香りが心地よいです。

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南房総のお土産といえば、特産品のびわを使った商品がズラリ。びわゼリーびわカレーなど、びわ好きにはたまりませんね。

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道の駅のお次は、鋸南方面に戻って、ファミリーファーム保田を目指します。こちらで冬ならではのお楽しみといえば…??

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そう、いちご狩りです。

足元にズラリといちごが並ぶので、背の小さい子ども安心。息子・スラ坊も美味しそうに食べていたので大満足。

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こんなに大きいいちごもありました。大きいとちょっと甘さは控えめになりますが。

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さて、いちごをたっぷりと食べた後は、こちらの小学校でひと休み。え…?小学校ですよ?大丈夫なんですか?

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こちらは「道の駅 保田小学校」という最近できた道の駅で、なんと役目を終えた小学校をリノベーションしてできたそうなんです。

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駅内にある各施設はまさに懐かしの小学校にちなんだ名称やデザインになっています。こちらの「カフェ金次郎」はツボでしたね。

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南房総にきたからには、びわソフトを食べてみよう!実はびわはあまり好きじゃないのですが…おいし~い!

小腹を満たし、休憩した後は鋸南のシンボルともいえる鋸山へ。

 

突き抜ける海と空の眺望、鋸山ハイキング

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さて、この鋸山の魅力は何といっても、「地獄のぞき」という展望スポットです。もちろん、山の中腹にある日本一の大仏や、ズラリと並ぶ石段と羅漢、時季にはあじさいなどが咲き、石の道に彩りを添えたりと魅力は尽きません。 

鋸山ロープウェーに乗ってしまえば、一気に山頂までアプローチができるので楽ちんです。ちなみにこちらのロープウェー、モンベルの会員カード掲示でちょっと割引がききます。やったぜ。

あのむき出しの岩肌の稜線が、ギザギザのノコギリに見えることが鋸山の由来となったそう。ですが、そんな険しい岩登りをすることはありませんので安心です。

下山してくるロープウェーと交差する瞬間は、せっかくなので山に写った影で。ロープウェー内は混雑しているので、窓側につけたのはラッキーでした。

ああ~~!壁にぶつかる~!なんて思うほど岩肌に急接近していきます。それにしても、この辺りよく飛行機を見かけました。

普段の山旅とはまた違った思いがありますが…いきなり山頂に到達です。

山頂標識がありますが、地図やガイドブックによるとここより1mほど高い330mの箇所が別のところにあるみたい。それはまた今度、歩きの時に行ってみますか。

山頂からは、手前の東京湾から三浦半島、そして相模湾を越えた先の富士山が。海の先に富士山が見えるという景色は、南房総ならではですね。

眼下には金谷漁港と、その先には横須賀らへんでしょうかね?こちら側もきれいです。

南房総方面もバッチリと望めます。左の飛び出た山は富山(とみさん)ですね。また別の機会に、伊予ヶ岳とセットで訪れてみたいところです。ああ、海がきれいなんじゃ~。

山頂は景色だけじゃありませんよ~。なぜかねこちゃんスポットもありました。ひだまりでくつろぐねこたちに、多くの観光客の足が止まる。ぼくもだ。

さて、ここからは件の地獄のぞきを目指して石段登りです。この長~い石段には多くの観光客が苦しめられることでしょう。ヒールを履いた女性が目立ちましたので、ケガに気をつけてくださいね。

地獄のぞきのある山頂エリアに到達~。げげっ!地獄のぞきにスポットに行列が…!その前に、息子と一緒に山頂展望台へ。写真の奥が地獄のぞきのスポットです。岩によじ登って待つのか…

こちらの展望台も圧巻の眺めですよ!足元に息子がいるのでじっくりとは見られませんが、なかなかどうして息子、上手に登り下りをしていました。

それでは本題の地獄のぞきをば…これは横からのアングルです。飛び出た場所の右側に縦で「一久」と刻んであるのが確認できます。この地獄のぞきを生み出した石切職人の屋号なんだそうです。

石切り場ならではの人工的奇岩が望めるスポットは、天然の奇岩とはまた一味違った趣があります。

地獄のぞきを楽しんだ後は、一旦来た道を戻ります。まるで遺跡のような道を歩いた先に、驚きの観音様がいるのです。



で、でけぇぇぇ!!!

 

地獄のぞきの足元にある、「百尺観音」がこちらです。いや、大きさももちろんなんだけど…これどうやって掘ったの?!すごすぎる…

ここからは、地獄のぞきを下から見ることができますよ。意外とこっちのほうがコワイと感じるかも…

名残惜しいですが、時間の都合で今回はここまでです。16時がロープウェーの最終便なので、ちょっと急ぎます。

ハイキングの締めは、山頂売店にあった焼き団子。ちょうどぼくたちが買ったすぐ後に売り切れとなりました。ラッキーが続いてますね。

最後にロープウェーと真正面ですれ違い、あわててシャッターを切りました。東京の高尾山や御岳山と同じく、社寺ありロープウェーありの観光登山が人気の山ですが、何よりも海と岩のインパクトが素晴らしい。いや!楽しかったなぁ~鋸山。絶対にまた来よう。

 

締めは港へ、保田漁協ばんやで海鮮三昧

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鋸山から下山し、最後は保田漁協にある「ばんや」で締めくくります。

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なんといってもおいしいのが魚!嫁が頼んだ漁師のまかない丼は刺し身一つ一つが大きくて、すんごくウマそう。

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ぼくはミックスフライを定食で注文。内容は旬の魚であるタチウオ、アジ、イカ、スズキ、サバ、ワラサでした。これも本当においしい!焼き魚も食べたいよね~ってことで、ついついサバの塩焼きをオマケ注文。

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つ、強い…!

これがまた…ウマいんです。サバ塩は大好物ですけど、本当にウマい…

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おいしい夕食を楽しんだ後は、敷地内にある「ばんやの湯」でサッパリ。鮮やかなオレンジの夕日が、今回の南房総旅行の風景美を締めくくりました。