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なまけたろうと登山ブログ

【秩父】蓑山 花の名山、アジサイ咲く美の山

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いつも以上に天気予報とにらめっこが多くなる梅雨。夏山シーズンに突入するとともに、各地の低山ではアジサイが咲き乱れ、深まる緑を鮮やかに彩ります。

秩父皆野町にある標高586mの蓑山(みのやま)は、桜の花見や雲海鑑賞、そして山の斜面一帯を埋め尽くす、約4,500株ものアジサイを楽しめるとのこと。

久しぶりの再開登山なので、ゆっくりペースでハイキング。一応縦走プランも用意していますが果たして…?

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【妖怪山歩】狼信仰と恐怖の病、三峯・オオカミ話

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現在では絶滅してしまった動物の一つに、ニホンオオカミがいます。かつて日本の山中に棲息していたオオカミは、山の生態系の頂点に位置し、時には神様、または神様の使いとして人々から尊ばれてきました。

埼玉県の秩父地域には、今でもオオカミの足跡を色濃く残す場所が多く見られます。今回は、秩父・三峰山を歩きながら、オオカミの物語を辿っていきたいと思います。

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【妖怪山歩】いざ鬼退治、百蔵山の桃太郎

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日本の季節行事や昔話、歌や祭りなどでも度々登場する「鬼」という存在。天狗や河童と同じく、日本を代表する三大妖怪の一つに数えられており、真っ赤、あるいは青い体に牛のような角を持ち、虎柄のパンツという姿が一般的なイメージではないでしょうか。

鬼が登場する話で、おそらく日本一有名な物語は『桃太郎』でしょう。桃太郎といえば岡山県が本場ですが、今回は、山梨県大月市周辺に残る桃太郎伝説を訪ねながら、大月版“桃太郎の鬼退治”を体験したいと思います。

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【妖怪山歩】神か妖怪か、高尾山・天狗物語

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日本を代表する妖怪の一つに「天狗」が挙げられます。一般的に赤ら顔で鼻が高く、修験者の装いに翼を持った姿で描かれている天狗ですが、妖怪としてだけでなく、時に神として、仏として、あるいは流星としても語られていたといいます。

ではその正体は一体何なのか?今回は、多くの天狗伝説が残っているという東京・高尾山を歩きながら、天狗のルーツを辿っていきたいと思います。

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【秩父】宝登山 ロウバイと天然氷、息子と冬の長瀞へ

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秩父の花の季節は早く、長瀞町にある標高497mの宝登山(ほどさん)では1月下旬頃から山の中で花見を楽しむことができます。この時季、多くの観光客が黄色い花・ロウバイをお目当てにやってくるそう。

麓から山頂直下までのロープウェイを利用して、お手軽に花と歴史と絶景を。ロウバイから漂う甘い香りに誘われて、山頂一帯が黄色く染まる賑わいの山へ。

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