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なまけたろうと登山ブログ

般若山~釜ノ沢五峰 【秩父】 山奥の般若に会いにいこう

ひょんなことから狭山へ繰り出した日の翌日…俺は再び秩父方面へ向かっていた。どうしても新緑に合わせて訪れたかったのが、その名も般若山。 おどろおどろしい名前からは想像できないほど、美しい緑と岩場の連続。そして開放感が素晴らしい岩稜からの眺望と、充実した山旅となりました。 

 

 

どうも、スラ男です。 

般若山…名前を聞いただけで「え?そこ行きたい」となってしまいましたよ。しかし、調べていくうちに結構アクセスし辛いとのことで、なになに?以前はお寺までバスがあってけど今はなくなって…?最寄りは徒歩30分~1時間とな!?

な~んだ、近いじゃん( ´>ω<`)ホッ 

 

■般若山~釜ノ沢五峰 概要

 

 

秩父小鹿野町の隠れた名峰、その名も般若山

というわけで、4月30日の早朝、やってきたのは西武秩父駅。 今年初の山旅、武甲山の帰りに訪れましたね。その時はまだ工事中でした。あの時出会ったおじいちゃんに「4月に温泉ができるんだよ」と教えてもらい、狙ったわけじゃないけどこうして新しくなった西武秩父駅へやってきた。 

新しくできた温泉、そして芝桜も見頃ということで混雑は必至!?かと思いきや、早朝だとそうでもないようだぞ。そうだよな、こんなに早くに芝桜は見に来ないよね… 

羊山公園を調べているうちにどんどん好きになってしまったポテくまくん。こいつかわいい。かわいい。 

採掘業により独特の山容を見せる武甲山秩父のシンボルともいえる山で、その姿を見るだけでどこか気持ちが引き締まる気がする。 

そして、駅に併設されているこちらが「祭の湯」。秩父登山のメッカでもある西武秩父駅に待望の温泉施設ができたことにより、今後の混雑は想像に難くない。俺もこの日の締めの温泉をどうするか悩むなぁ。 

西武秩父駅を散歩しているうちに、お目当てのバスがやってきた。西武線小鹿野方面のバスに乗って、30分ほどで目的地に到着だ。 なんとこのバス、途中の車内アナウンスで、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」に登場するキャラクター、めんまの声が流れるという演出があるのだ。 

秩父はアニメとのタイアップが盛んに行われており、「心が叫びたがっているんだ」のプロモーションもあちこちで見かける。

最初は車掌さんがふざけているのかと思ったけど、乗客のお兄ちゃんたちが「めんまだ、めんま」などと話していたのでわかりました。「あの花」はぼんやりと見ていましたけど、結構人気のアニメなんですね。 と、松井田バス停に到着です。 

バス停の写真の奥に進んでいくと、右手に秩父札所三十二番入口の看板が見えた。ここから札所である法性寺までは、徒歩1時間程度。 

しかし天気もいいし、何よりこの景色!1時間だろうが何時間でも歩けそう。 

5月間近ということで、あちこちで鯉のぼりを見かけます。 

最初の入口以外に特に案内板はないので、事前に調べていったほうが安心です。俺も調べた道をなぞっていきます。車だとあっという間なんだろうなぁ。 

しばらく歩くと交差点に差し掛かりますよ。ここが「長若」。ここまでくれば案内板も出てくるので、安心ですね。ちなみに、この先にある中学校まで小鹿野町営バスが出ているみたいです。ここから登山口までは30分程度なので、早朝がキツい方は、同じく西武秩父駅から発時間の遅い小鹿野町営バスもアリですね。

 始発マン・スラ男は、1分でも早い方を選択! 

魅力的な分岐ですね…「森の風 みやもと」、なんだろう…?しかし進む方は右だ。 

ようやっと法性寺分岐に到着です。今回の山旅は、法性寺から入ってお隣の釜ノ沢五峰から出てくる予定なので、帰りは写真左側から出てきます。

新緑眩しい秩父の山奥で発見した、鮮やかな八重桜。これは元気出ますね~。ここまで歩いたご褒美とでもいいますか、この時季に来てよかった。 

実は前日に行った入間のアウトレットで春夏登山用の服を揃えておいたので、今日は服装までがルンルンの山旅です。 

そして大きな山門が見えてきました。こちら法性寺の山号は「般若山」。つまり、後ろにそびえる山と同じ名前です。山門近くには駐車場やトイレがあったりと便利です。 

山門の中には…  

大きな般若面が!!!

 

東国花の寺でもある秩父の法性寺、秋だけではなく春も見頃

ここんとこしばらく音沙汰なかった「東国花の寺」へのお参り。何を急いでいるわけでもないけど、毎度毎度訪れる機会は探していた。そうか、山登りと合わせられるところがあればあるいは?ということで、今回はかねてから興味のあった般若山~釜ノ沢五峰のコースがちょうど東国花の寺の札所だったこともあり、すんなりと秩父行きが決まったわけです。

まずは秩父札所でもある法性寺にお参りし、安全登山をば。これから目指すところは崖っぷちだから、油断は禁物だぞ…シッカリと気を引き締められ、いざ、般若山へ…! 

さて、ここ法性寺は東国花の寺では埼玉3番の札所となり、主な花は「シュウカイドウ」が有名のようだ。漢字では秋海棠と書き、見ての通り秋の花なのだが、初夏のヤマツツジも魅力的なので新緑に合わせてしまいましょ。

大きな般若面が掛けられた山門をくぐると、「花浄土」なる境内を進んでいきます。 

地元ではミツバツツジを「イワツツジ」と呼ぶとのことです。これは…何ツツジだろ?

それでも目的は登山なので、このまま風景を楽しんでいきますよ。早朝なこともあって、境内はとても静かで気持ちがいいゾ~。 

花浄土の石段を上がる道中でも、様々な花が咲いてるよ!と主張してきます。このブチュー草は、おそらくミヤマオダマキという花だろう。水仙もそうだけど、ブチュー顔の草花は決まって可愛いものだな(*´ω`*) 

シュウカイドウという花の見頃は秋だけど、秩父には春にも道路脇をピンク色に染め上げる「カイドウ」が見事な、カイドウ街道なる名所があるらしい。初耳だと「え?」となりそうだよね。 

本堂前にたどり着くと、奥の山肌に群生するヤマツツジが鮮やかで美しい。見ごたえは既に申し分なし!

ちなみに本堂前にある「遥拝所」からは、あの奥の院にある「お船観音」が見えるのだ。青空の下のとこ、つまようじほどの何かが観音様です。 後ほど、あの観音様がいるところまで行くことになりますよ。

眩しい新緑と鮮やかなオレンジの花のコントラストは、この時季ならではの風景。絵画のようだという形容がピッタシだと思う。 

青空の下の新緑は、天津飯太陽拳よりも眩しいッ!しかし、最近サングラスを購入しようか迷ってます…亀じいに貸してくんないかな? 

さて、これより登山道へと入るわけですが、その前にお目当ての東国花の寺をば…ちょうど出てきた奥様にお願いすると、早朝にも関わらず快く対応してくれたのがうれしい。 

久しぶりの差し替え式の御朱印帳。ちなみに、札所とは別に奥の院御朱印を拝受するには、奥の院までお参りしてきた証明(写真)が必要とのことです。 

何とも気持ちのよい境内を散策したあとは、いよいよ般若山を目指すわけです。高尾山や筑波山のような、観光客で賑わう麓からのスタートもいいけど、こういう静かな社寺からのスタートも大好きだな。 

 

眩しい新緑、開放感溢れる岩稜の先へ

お参り後はそのまま境内奥へと進んでいき、「奥の院」を目指す。お寺の奥様によると、旦那様とお子様たちが早朝に奥の院へ向かったとのこと。え?!あの岩稜に小さな子どもが…!?とビックリしたけど、慣れなのかなぁ? 

とりあえず俺は、ワクワクの登山道を静かに進んでいく。この景色を見ただけで胸がときめいてしまうのは俺だけか…?

さあ…いよいよだ。この岩の間をくぐれば…? 

 

新緑の空間が現れた!これ。この景色が見たかったんだ…

この登山道、面白いのは岩が切り出されて階段になっているところ。階段や木道で整備された道もいいけど、こういうのもいいよねぇ~。写真右奥にある岩窟に入れるので、行ってみましょう。 

ちょっとした鎖場の先、龍虎岩という岩の中には胎内観音というお堂がありました。自然の中に作られたこの景色…イイ!一呼吸後、また鎖場を下ります。 

下りた先、こちらの分岐に進んでいきます。 

こちらの月光坂(がっこうざか)は、このコース一番の美しいスポット。光が新緑を透かした美しい風景は、まさしく月光のよう。という意味なのだろうか? 

進む先々で瑞々しい緑の葉に包まれているように感じられるこのコース。そんなに暑くもなく、虫もまだ少ないこの時季で大正解かも。

またまた出てきた石段を登っていくと、最初の目的地まではあとちょっと。おや、また岩に窪みが…

ズラリと並んだ石仏たち。手前二体の首が新しく感じられますね。

ゴール手前の分岐点。どちらも同じような距離だけど、俺はこの先の釜ノ沢五峰まで行く予定だから、まずはお船観音から。釜ノ沢五峰は大日如来方面です。

この辺りからヤマツツジがちらほら。ツツジは似たような見た目で、選別が難しい。色味で判断にしたって、ヤマツツジレンゲツツジなんかほとんど同じに見える(´д`lll)

これより先は岩稜地帯となり…落ちたら一巻の終わり。しかし、目の前に飛び込んでくるのはこの美しい緑のパッチワーク。新緑の時季だからこそ、山一面に広がる緑の濃淡を楽しめるのだ。

別にこの岩稜を歩かなくても、脇の道からお船観音へ行けますよ。でも、この開放感は結構ヤミツキになってしまうかも…

岩稜直下。あまり覗き込まないことを…オススメします(((( ;°Д°))))

そして、岩稜地帯の先端部分に何かが見えてきましたよ。あ、あれが観音様…!

岩尾根の先端部分、ちょうど岩が大きな船のように見えることから「お船観音」と呼ばれているそうです。観音様はあそこから何を見ているのだろう…?よし、俺もあの先端部分まで行ってみよう!

 

お船」に例えられる岩稜歩き、美しい緑に船酔いは禁物

岩の上を歩くのって大丈夫なのかなぁ?というのが当初の印象だったけど、お船観音の岩は表面がザラついており、なかなか滑りにくいため結構シッカリと上を歩くことができた。 

もし前日や当日が大雨で、この岩が濡れていたら話は別だが。幸い訪れた日は最高の天気だったため、俺もこうして岩の上にいるわけだ。 

てくてくと岩の上を歩いていき、「お船観音」様の間近に迫る。こうして近くで見てみると、結構大きいんだな。 

観音様は何を見ているのかと思ったら、あー!ズルい!視線の先には雄大武甲山の姿が。こりゃ特等席だなぁ。マサイ族か何かなら武甲山からお船観音も見えるのだろうか? 

やっぱり仏様を見ていると気が引き締まる気がする。この先もシッカリ気をつけていこう! 

観音様付近にはちょっとした柵があるけど、ちょっとよろけたりしたらどうなるか…?開放感溢れる岩稜も、一歩間違えれば大変なことになりますね。しかし、あまりにも眩しい新緑についつい見とれてしまう。

お船観音の「船首」まで行くこともできますよ。ここからは麓にある法性寺が見えているのだ。つまり先ほどの遥拝所からここが見られるというわけです。

道中、お寺のご住職一行と思われる声がしたけど、どうやらここで入れ違いになったようだ。ということで、この贅沢な空間をしばしの間独り占め。 

たろうたちも岩稜歩きに挑戦!おしりビリビリビリッ

たろうの隠れチャームポイントでもあるしっぽのナイスショット。後ろからでもどれがどのたろうだか判別できます。たろう判別士の資格をくれ。 

さて、そろそろ進もうかな。 

岩稜歩きをしなくても、こちら脇の登山道を歩けばお船観音まで行き来できます。大日如来との分岐まで戻り、気持ちのよい山歩きを再開。 

程なくして大日如来がいる岩場へと到着。大日如来は寄り道ポイントなので、奥にある岩を登ったらまたここに戻り、その後釜ノ沢方面へ向かいます。亀ヶ岳展望台…気になるスポットだな。 

こちらの鎖場は、岩の窪みを足場にしながら登っていきます。割とスリリングなので、慎重に…( ・`ω・´) 

岩の窪みにドッシリと構えるのは、こちら大日如来。もうちょっと大胆なアングルで撮りたかったけど、いかんせん狭いから… 

振り返ると結構な高度感がある。高さ的にも般若山の山頂部なのだろうか。船首のお船観音に対して、こちら大日如来は「船尾」にあたるのかな? 

ここからの眺めもまたいいものです。背後で存在感タップリの大日如来が気になるけど…(笑) 

先程の分岐まで戻り、いよいよ釜ノ沢方面へ進んでいきますよ。ここまでずっと静かな登山道だけど、これより先もずっと静かなままです。ただ、ところどころに咲いているヤマツツジが本当に賑やかだ。

ふと見上げると、風が木の葉を泳がせ、サワサワと気持ちのいい音が響きます。静かな登山道ならではの情景に、気持ちが踊ります。

時間にしてみれば般若山はあっという間だったけど、既に満足気味です。この先の釜ノ沢ではどんな景色が待っているのでしょう?釜ノ沢へは例の亀ヶ岳展望台を経由していくので、展望台を楽しみに進んでいきますよ~。

 

般若山からの縦走路は、冒険感たっぷりの森歩き

 

さて、般若山から釜ノ沢方面へと歩いていき、分岐地点の道標はもちろん釜ノ沢へ。
随所に道標があるので道迷いの心配はあまりなさそうだぞ。

この先はどんどん登山道が狭くなっていき、おまけにちょっと荒れ気味…写真の奥から進んできたんだけど、いきなり謎の階段が現れてビビる(;・`ω・´)正直、この箇所がいっちゃん怖かったかも。

登山道は狭いけど、この景色を眺めながらだから楽しさは広がる一方だ。おや?手前にある妙ちきりんな形の植物は…?

マムシグサじゃないの?夏頃にあの気持ち悪い実をつけるやつ!調べてみると、マムシグサによく似たウラシマソウってのもあるんだって。不思議。

地道に坂道を登っていき、何回か開ける場所に出ます。そこには鉄塔と、鉄塔の周りをブンブンと飛ぶクマバチが!!ナワバリなのだろうか、やめろォ!

確か3回ほどだったかな、開ける場所に出るのは。一つ前の鉄塔が見えたりして、自分が通ってきたルートが見えたりするのが面白い。開けては森へ、開けては森へと繰り返し、ようやっと最後の展望台へと出ます。

般若山から30分ほどで到着したのが、亀ヶ岳展望台。俺の気になっていた場所だ。ここから遠くに大きな岩が望めます。あれが亀岩と呼ばれる岩だそうで…

途中に何度も通った鉄塔の場所からも見られるけど、亀ヶ岳展望台からがより近くに秩父のシンボル、武甲山を望めます。この日はずっとスタートからゴールまでず~っと武甲山を見ていたなぁ。

亀ヶ岳展望台からはスルスルっと下り道を歩いていき、いったん麓まで下りてくる。写真の奥からガサゴソと出てきたのだが、ここにヤマツツジとはうれしいゴールテープだ。

釜ノ沢五峰へ至るには、道標の指し示す方に進めばOK。

先程の道標のところから車道にいけるようでしたが、とりあえずこのまま道標通りに進んでみます。金精神社もルート上にあるので、間違いはないな。

道標の先へ進むと、登山道へと繋がりました。しかし、登山口の写真を撮りたかったので、登山口まで戻ってみましょう。

あったあった、これだ。近くの川で遊んでいる親子の声が賑やかでしたが、俺は再び静かな森の中へ。

小川沿いを歩くのですが、この道は本当に静かで気持ちよかったなぁ。木漏れ日がまた雰囲気をグッとあげるんだよな。

見上げれば、陽光の透き通る青葉が美しい。もう少し緑が深まってくると、同時に虫たちも増えてくるのでその時季は外したほうがいいかも…

道中で圧倒的な存在感を放っていた、特に名もなき大岩。ジッと見ていると、なんだかこの岩のほうが亀(の顔)に見えてきませんか?

この場所にいれば、手持ちのイーブイリーフィアに進化できそう。そんな緑溢れる空間に包まれています。

てくてくと坂道を登っていくと、またしても岩の尾根にたどり着きます。まさかここから岩稜歩き?!…あ、先の方に山頂標がありますね。

ここが釜ノ沢五峰の一の峰でした。切り立った崖の上なんだけど、目の前に広がる黄緑色の風景を眺めながらの休憩は魅力的です…しかし情報によれば、この先の二の峰、三の峰も展望に優れているとのことなので、先に進みます。

金精神社も文殊峠もこの先通るルートだけど、この分岐は展望台方面(左側)へ。その先に二の峰が待っているのだ。

この辺り、岩の質が変わってきた気がする。岩の変化を見るのも面白い。

程なくして、二の峰へ到着。情報通り、素晴らしい展望とちょうどいい木陰がある休憩に最適なピークでした。

休憩中、俺はこの「二の峰」の山頂標に惑わされることになる。よ~く見てみると、んん…?!


「三ノ峰」って書いてないか?

これはどういうことだろう…?位置、見える景色で考えてもここは二の峰のはずだぞ。誰かが棒を一本書き足した…??

この後ちゃんと三の峰にたどり着くので、やはりイタズラか、あるいは…?

気を取り直して、眼下に広がる森を眺める。これは素晴らしい展望だな…写真のちょうど真ん中に、むき出しの岩場があるのがわかりますかね?

あそこが般若山方面の「亀岩」に対する(のかどうかは知らんけど)、「兎岩」です。なぜ兎なのかはとうとうわからなかったけど、実はこの釜ノ沢五峰…あの兎岩がゴール地点になるのです。

…誰かパラシュート持ってる?

 

一から五まである峰、オススメなのは二、三の峰

釜ノ沢五峰は前述の通り一から五までの峰があり、ここまでのペースを考えるとそろそろ休憩したいもの。どの峰がオススメかというと、展望の利いたニ、三の峰かな。一の峰もいいんだけど、ちょっと狭い感じ。

ということで、二の峰で休憩~。何故か二の峰の山頂標に「三の峰」と書かれており惑わされてしまったい…(;・`ω・´)これより先に進む「兎岩」を捉え、先に進みます。まずは鎖場を下りて… 

程なくして飛び込んできたのは、いつかの大持山~小持山間にあった展望場所のような開けた光景!これまた一本の木がいい味出してます。 

二の峰から15分ほどでたどり着く、ここが三の峰。二の峰よりも開放感はあるけど、木陰がないのでこの時季の休憩場所だとちょっと暑いな。 

山頂標も、正真正銘の三の峰だ。 

ここから眺める周りの山々の美しい緑といったら…ちょっと時間が止まった感覚がした。山が深緑と黄緑のパッチワークになるのも、この時季ならではの光景。植わっている木の種類の違いで、こうも面白い景色になるんですねぇ。 

さて、三の峰からはまた鎖を使って下りていく。そういえばここで初めて他の登山者に出会いましたね。シニアご夫婦ハイカーさんは、俺とは逆に兎岩方面から来たとのこと。 

程なくして到着。周りの雰囲気という点では、この四の峰がお気に入り。 

山頂は狭く、展望もないんだけどね…でも好き。祠感があっていい感じ。PS版テイルズオブデスティニーじゃないけど、奥義覚えそう(笑) 

この道中が新緑パッチワークの正体ですね。左右で見事に木々の色が違いますよ。 

もう少し緑が深まってくるとわからなくなってしまうのだろうか…木の幹を見ただけで、どの木か判別できるようになりたいものです。 

なんて木々に見とれていると、最後の五の峰が見えてきた。四の峰と同じく、道中にある目印のようなピークで展望もなし。 

ということで、やはり五峰のうち休憩するなら一から三のいずれかがオススメですかね。 

今までの五つの峰の最後ということで、たろうを五匹並べてみた。 

 

特に意味はない…

  

ツツジが本当にきれい。もし冬枯れた時季にここに来ていたらどういう感想だったろう?岩場は面白いけど、緑がないとなると…?(;´Д`) 

おっと?いきなり展望の利いた場所に出ましたぞ。他の登山ブログではこちらを五の峰、あるいは「六の峰」にしては?との意見多数。確かに(笑) 

展望は最高です。だけど、またしてもクマバチが…ッ!! 

釜ノ沢五峰を過ぎたので、次は兎岩を目指して金精神社・文殊方面へ進みます。途中の鉄塔(またかよ…)からは、奥秩父山塊の北方面の山々が望めました。 

日本百名山の一つ、自身初めて見る両神山が見えた。両神山は県境をまたがない純埼玉の百名山となり、その山容も特徴的です。名前も格好いいし、いつか足を踏み入れてみたいところだけど…公共交通機関利用者からすると、日帰りが難しいとのことでタイミングを掴めずいます。 

もう一つ気になる山容の山がありました。それが写真真ん中、まるで空に向かってチューしているような双耳峰が見えます。あれが、秩父小鹿野町二子山だそうです。

登山ブログでは「クレイジーマウンテン」と称されるウワサの山…その道中の写真を見ているだけでヒュン(´д`lll)となってしまいそう。 

実は反対側に武甲山が見えているので、秩父の名峰がこの鉄塔から一挙に見渡せる。二子山はちょっとアレだけど、両神山はいつか行ってみたい。 

本当はもっとジックリ見たかったんだけど、アホクマバチのせいでそそくさと鉄塔を後にした。次はアレだな、掃除機を背負ってこよう。吸い込んでやる!

と、道中に気になる案内が。「モミの巨木」…?うおおお、でけええええ!!! 

ググン!と一本だけドデカいモミの木が現れた。伊勢原の大山の下山ルートにもこういうのあったっけな。 

さて、モミの巨木から程なくして分岐点に到着します。ここで今まで目指していた金精神社・文殊峠ではなく、カッコイイ名前の竜神方面へとシフトします。兎岩を見る場合はお間違いなく。

ただ、文殊にある観測台からの眺めは素晴らしいとの情報を仕入れているので、距離も大したことないし、ちょっと文殊峠へ寄り道してみましょうかね。

 

亀から兎へ、新緑の秩父旅もいよいよ大詰め

さて、釜ノ沢五峰を全て歩き終えた後は、「兎岩」と呼ばれるスポットを目指していく。ここで展望バツグンの文殊に寄り道してみましょう。 

歩いてちょっとのところに、待ってましたの金精神社が見えてきた。山旅の無事をお祈りし、峠へと向かいます。 

この文殊峠を起点にして登るハイカーもいるのかな?観測所から下りてきたおじさんにこの日のコースを聞かれたので答えると、「歩くの好きだねぇ」と車で去っていきました。ええ、大好きですともv(´∀`*v)

俺は専ら公共交通機関での移動だけど、車がいいな~と思う時もあるよ。主なアクセスがマイカーだったりタクシーだったりの山に行きたい時はどうしたら…?

野原ひろしのように、女装したヒッチハイクで「ゲッチュ…!」するしかない? 

観測所への階段を上がると、東屋もあって何人か休憩していましたよ。休憩箇所もあるので、やはり寄り道する価値は高いですね。

そして観測所からは秩父、奥秩父方面が一望できると…!武甲山をはじめ… 

日本百名山の一つである両神山と、秩父のクレイジーマウンテンとウワサの二子山も並んで望むことができました。こうして比べると、両神山はずいぶんと標高があるんだなぁ。 

さて、景色を楽しんだら来た道を冒頭の文殊峠と竜神への分岐まで戻り、そのカッコイイ名前が気になる竜神山方面へ…途中、分岐路の道標が散乱してたりぶっ倒れており、ちょっと不安になりました。そのまま素直に倒れていた場合は写真右側に進めば竜神山、兎岩方面だよな。だけど?もし何かの間違いでこの道標がトリプルアクセルばりに回転して倒れたら…?

 

大丈夫だ、問題ない(`・ω・´)ドヤァ…

 

藪の中を突き抜けて、無事に竜神山に到着しました。こじんまりとした山頂…というよりかは、釜ノ沢の四~五の峰のように目印代わりの小さなピークといったところか。

名前はめちゃカッコイイのにね。「竜」・「神」・「山」と、男子が好きな単語ベスト10に入ってるであろう単語の連なりなのになぁ(笑) 

展望も特にないので、静かに登山道を突き進む。途中、いつか見たネジネジの木が!どういう過程でこんなことになるんだろう…? 

開けた場所に…また鉄塔じゃーん(´д`lll)しかも、フタコブラクダの背のような地形です。ここにはクマバチはいないようだ… 

コブを渡って振り返ると、なんだかこの鉄塔、片足をコブに乗せて両手を上にあげているように見えてきた(笑)山頂でのガッツポーズかな? 

賽ノ洞窟」が登場したということは、情報通りだと兎岩までもうちょいだな。登山道の中ではほっとんど誰とも会わなかったけど、チェックポイントが多いから道中は飽きが来ませんね。 

多少のアップダウンを乗り越えて、いよいよ大岩の上に立つ…ということで、兎岩に到着だぁぁぁ!!一体どこらへんがウサギなのかは…謎である。 

兎岩の上からは、この日歩いたコースを振り返ることができるよ。右端にある岩場が二の峰で、左にある岩場が三の峰。さっきまであそこからここを見ていたと思うと、なんだか不思議な気分。 

 

後はこの兎岩を下って麓まで下りればいいんだけど…結構な斜度だぞ。鎖が付いているからと思っても、ちょっとグラついているので気を引き締めて。

下った後、振り返ると木と岩の隙間から飛行機雲が見えた!なんかうれしい発見。

細くて滑りやすい登山道を下ること数分、兎岩からアクセスする登山口に出たよ。

ここからはしばらく車道歩き。このまま歩いていけば、最初の法性寺との分岐に出るんだけども…これが結構長かったな。

うわ、すごいきれいな光景…!!野菜売り場のパプリカとピーマンかってくらい色分けされてますよ。これじゃ紅葉の時季に来ても楽しだろうなぁ…

ということで、スタートとは逆に写真の左側から出てきますよ。右側に行けば法性寺へと繋がります。

さて、忘れてはいけないのが、ここからの帰り道。そう、バスはないんだぜ。また松井田バス停まで一時間弱歩いていくぞー!

このバス停までの道中に、俺は一つの「お楽しみ」を計画していたのだ。それが、この日の温泉である。

西武秩父駅に新設された「祭の湯」は混雑が予想されたので、じゃあ代わりに何か…というところで見つけたのが、こちらの「西谷津温泉 宮本の湯」。ちょうどバス停までの道から外れないところにあるので、願ってもない、ここに決まり!

何が嬉しかったって、温泉を独り占めできたこと!この時間はちょうど混雑前だったらしく、体を芯から温める熱めの内風呂も、4月中旬にリニューアルされたという土俵を模した露天風呂も静かな空気の中でジックリと堪能できた…露天風呂から眺める新緑も相まって、これもうたまらんわ。

風呂上がりに一本、クーッと飲みたい牛乳は、なんと自販機に飲むヨーグルトがあったのでついついそちらへ…う、うみゃああああ!!!

 

…などなど、締めの温泉までシッカリと楽しんで、松井田バス停に到着だ。西武秩父駅からの電車はいつも武甲山を眺めながら、ノスタルジックな雰囲気の演出に努めるのがお気に入り。コイツあかんやつや…最後の最後で西武池袋線の人身事故に当たっちゃったけど、一日を通して秩父を満喫できたと思える山旅でした。

ほんと、奥武蔵・秩父エリアは毎回期待を裏切らないね!次はどこにしようかな…?

 

コースタイムメモ

【般若山~釜ノ沢五峰】2017年4月30日(日)晴

西武秩父駅(7:25)⇨松井田バス停(8:10)⇨法性寺(8:55)⇨お船観音(9:30)⇨大日如来(9:40)⇨亀ヶ岳展望台(10:10)⇨釜ノ沢五峰登山口(10:25)⇨一の峰(10:45)⇨三の峰(11:00)⇨五の峰(11:20)⇨文殊峠分岐(11:45)⇨竜神山(12:10)⇨兎岩(12:30)⇨法性寺分岐(13:00)⇨宮本の湯(13:35)

 

■買ってよかったです

■観光ついでに

東国花の寺百ヶ寺ガイド―関東1都6県花の寺巡り

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