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なまけたろうと登山ブログ

ユガテ~顔振峠~黒山三滝~大高取山 【奥武蔵】 武蔵越生の修験道と、名勝・越生梅林

週末は長~い山歩きと、締めに観梅を組み合わせて埼玉県を満喫してきました。

その結果…

 

スラ男、無事に花粉症を患うwwwwwwww

 

毎年です…なぜ、人は同じ過ちを繰り返すのでしょうか?奇しくも去年の同時期、青梅の御岳山を訪れ、杉の登山道を歩き、翌日花粉症となりました。

まるで成長していない…(迫真)

まあ、これも春の訪れを祝う祭りのようなもの!そんな早春の山旅となったお話ですが、今回決めたコースはある意味無茶苦茶でした。 

 

どうも、スラ男です。

やはり2月末にきますね。花粉症。覚悟はしていました。この時季に低山の樹林帯を歩けばどうなるか…今朝は目が真っ赤で鼻はドゥルル。

それでもと俺を奮い立たせたのは、「」という季節の花。湯河原か越生(おごせ)かと迷っていましたが、今回は越生に軍配があがりました。その越生梅林へのアクセスは、越生駅からスタートできる大高取山への登山など、この辺りはハイキングコースが豊富なのだが…

前の筑波山が物足りなかっただけに、今回は思いきり歩きたいという欲が出てしまい、
いっそ越生よりはるか南の東吾野駅から梅林へ至るロングコースにしちゃいました。

 

■ユガテ~顔振峠~黒山三滝~大高取山~越生梅林 概要

 

というのも、持っていた2種類のガイドブックの「大高取山」(越生梅林経由)と「越上山」(ユガテ経由)を見比べて、つなげれば行けるな…と思ったからです。

古道を抜けて、秘密の山上集落へ

まず東吾野駅から目指すは「ユガテ」という場所です。どうも俺は「ユーシン」とか「ユガテ」とか、不思議な地名にひかれるようです。 

東吾野駅からは、既に早春の花模様が展開されていました。今回のコースは独自ルートのため、資料が少ないので準備運動だけは念入りに…

まずは福徳寺というお寺を目指して歩いていきます。早朝限定の景色、凍える植物♪とか、鯉の養殖場の看板とかに気をとられていたら、なんといきなり曲がる場所を通り過ぎていました!! 

これは幸先のよくないスタートです。小走りで来た道を引き返そう。 

ここが曲がる所です。駅からは随所に道標があるし、案内図もあったのになぁ。気が緩んでいたのかも。

福徳寺に到着しましたよ。道中、鯉の養殖場もありました(*´∀`)ここからは、境内からつながる「古道・飛脚道」を通っていきます。もうね、古道とか飛脚とか俺の好きなワードを散りばめて、たまりませんね。 

ここが飛脚道の入口です。この道は「虎衆やまめクラブ」という飯能市の団体が色々と管理してくれているようです。こういったマイナーな道を歩きやすくしてくれていることに感謝ですね。 

そういえば、先月の伊豆ヶ岳~武甲山に続き、またしても奥武蔵エリアに来ています。この登山道の感じや、駅を降りた時の匂い、どうやら奥武蔵が好きみたいです。

これは非常にわかりやすい案内図ですね。オマケに外国語対応までされています。この案内図が随所に設置されているのでありがたかったです。 

道中は序盤は急登が続きますが、長くはなく、なだらかな道がほとんどです。

本当に静かな登山道で人の気配がないので、早朝の空気がよく似合います。

この分岐の男坂方面は秩父地方の好展望とのことなので、迷わずそちらに。

結構な急登を終え、展望場所だとわかる明るい光が見えてきました! 

視界に飛び込んできたのは、雲一つない青空と、秩父地方の渋い山並み。いきなりの好展望で、気分は静かに盛り上がりを見せます!

右のほうに飛び出た三角の山、あれが武甲山ですね。こないだ自分が行った山を別の場所から捉えるというのは、また別の感動がありますね。

秩父の山の展望に自信あり。ここは橋本山というところです。最初に一息入れるにはうってつけのスポットなんじゃないでしょうか? 

ちなみに、山頂標識の上にいるのが今回のオトモたろう、右がきばみで、左がきばに。顔がきばみに似ているので「きばに」です。 

もう少し長くいてもよかったかな?と後ろ髪を引かれつつ、橋本山を後にします。 

道中にはこんな看板が。キャンプ場ではこんな看板をよく見かけました。ということは、ユガテはもうすぐでしょうか。 

先ほどの看板が作られたと思われる場所を過ぎ、ユガテに到着しました。畑や民家がありますね。そう、ここユガテは人の住む山上集落なのです。 

季節の花が眩しい、山の上にひっそりと佇む集落。そこは「山上の桃源郷」や「別天地」などとガイドブックで称されています。これが気になったのが発端でしたね。 

畑の間を歩いてきて、振り返ってパシャリ。いい雰囲気です。民家もあるので、早朝迷惑も考え熊鈴の音を止めて進みます。 

ユガテから次に目指すのは、越上山なのですが…この山を目指す場合は、その先の「顔振峠(かおぶりとうげ)」のほうに進んでいくことになります。

しかし、この時点ではまだその案内がないので、鎌北湖・エビガ坂に向かいます。 

ロウバイ、紅梅、白梅ときれいに入り乱れる景色は、今回のコースの最終地点である越生梅林への期待に拍車をかけます。山旅の際は、いつもゴール地点にご褒美となる目的を設置してコース選定をしています。やっぱりご褒美があると嬉しいもので、いく分か頑張れますね。 

これから本格的に春を迎え、山の花々がもっと楽しませてくれるんだろうな…期待は高まるばかりだけど、まずは花粉症をどうにかせねば…

多様なルートを迷わずに進もう、越上山

なんか奥武蔵の山々が好きな理由がわかった。昔、秩父によくキャンプにきていたから、知らず知らずそれを懐かしんでいるのだろうなぁ。標高がなんぼの山や、絶景に自信ありの山ももちろん素敵だけど、こうした落ち着いた雰囲気の低山も十分に魅力的です。 

さて、古道・飛脚道から山上の桃源郷を目指すという、ロマン溢れるコースもあっという間に終わり、お次は越上山顔振峠を目指して歩いていきます。今回のロングコースは、まだまだ始まったばかりなのだ… 

山上集落ユガテの民家の脇を歩いていき、ロウバイのトンネルを抜けた先、車道にぶつかります。いくつも道標があるので助かりますが、行く先々で多方面に繋がるため、地図で現在地を確認しながら歩いていきましょう。

鎌北湖・エビガ坂方面へ登山道を歩いていくと、また車道にぶつかります。そして車道の先の登山道にまた入ると…今回はこんな景色が本当に多かったな(笑) 

ちなみに、ここまでの登山道でまだ誰ともすれ違っていません(;´Д`)後で調べてわかったけど、東吾野駅から越生梅林を目指すコースはヤマレコで何個か記録があったので、誰かしらいてもいいのになぁ… 

お、分岐点に到達です。ここで本日初めてハイカーとすれ違いました。左が吾野駅、右が鎌北湖とエビガ坂か…よーし。 

きっと、ボーッとしていたのでしょうね。進むべき道はこちらではありません。 

この道…違うぞ!!

と、俺が気づくのはこの10分後でした。新しめの道標の側に立てかけてあった「鎌北湖…エビガ坂」の道標に勘違い!この先がエビガ坂だと思ったけど…この道標の場所がエビガ坂だったんだ!

再びエビガ坂まで戻ってきて、反対方向を目指します。もろ丸くん、教えてくれよ~。この日二度目の道間違いに気落ちしつつも、気を取り直して歩みを続けます。ただ、鎌北湖方面にあるスカリ山という場所は、大展望のある場所らしいので行けばよかったかな。実際、スカリ山から下りてきた人いたしなぁ。

エビガ坂のとおり、坂道を越えた先、ここでようやっと「顔振峠」の文字が見えました。 

この辺りから、登山道にもちょっとした変化が出てきました。 

下りた先でまた車道にぶつかります。ここら辺はランニングしている人が多かったですね。 

車道を進んでいくと右手側にまた登山道が見えてきます。ここいらから鎌北湖へ行けたり、ユガテへも行けたりと、ルートは多彩です…(;・`ω・´)俺が進むのは、真ん中の道、十二曲と書いてあるほうへと進んでいきます。 

しかし、道標には「マチガイ」と上書きされていますね…地図を見てもマチガイとは思えませんが…果たして?とにかく進んでみましょう。

坂道を進んでいくと、小さなピークに着きます。ここの道標は散乱しておりましたが、進む方向にマチガイはなかったようです。木々が邪魔しますが、市街地が望めました。

この先に、木々の伐採か何かにより丸裸になった箇所がありました。後で調べてみたら、おそらくここが地図上の「鉄塔」という場所で、以前は鉄塔が建っていた場所と思われますが…今はこのありさまです。

どんな事情かはわかりませんが、丸裸になったことにより良好なパノラマが広がっていました。しかし、いきなり風通しがよくなったため、寒い寒い(((( ;°Д°))))

しばらく歩いていくと、ここでまた複雑な分岐にぶつかります。このまま左斜めに抜けると車道に出ますが、目指すのは右斜めにある坂道です。小さいですが、足元に「一本杉峠」の道標がありますので見落としなく。

ちなみに、右斜め後方には「獅子ケ滝」へ向かうルートがありました。

この日は本当に多くの道標を撮りました。ここで、一本杉峠と顔振峠の分岐点となりますので、左の顔振峠へと進んでいきます。ヤマレコの記録だと、東吾野越生梅林のコースはここを右に行き、桂木観音へ向かうコースなんだよな。当初はそれも考えたけど、欲が出ちゃって(´・ω・`)テヘ

再び車道に出て、すぐ前の登山道に繋がるパターンです。ちょっと案内板で道を確認しておきましょうかね。うーん、大雑把(;・`ω・´)

徐々に道がゴツゴツしてきましたよ。越上山まではもうちょっとのはずなんだけどな。

しばら~く歩いて、ようやっとそれっぽい道標が見えてきました。この道標はくるりと回り込んで確認したほうがいいですよ。

じゃないと、待ち望んだこの「越上山」の文字が見えませんからね。越上山へ立ち寄る場合は、コース的には一旦戻る感じになり、ガイドブックだと展望がないと紹介されていますが…?

山頂手前の厳しい岩場からはご覧の展望。これは寄り道の価値アリですね。

確かに山頂はこじんまりとしており、展望もありませんが、小休止にはもってこい。ここで団体さんとすれ違い、黒山三滝までの道を尋ねられました。…って、俺と進むコースが一緒じゃないか!予習が役に立ちました。

ここまで結構な道のりだったけど、まだ半分も過ぎてないんだよなぁ~。越上山でウイダーチャージをして、体力を整えます。さあ、きばみ、ピラルク顔振峠を目指して突き進もうではないか!

かつて、源義経が何度も振り返ったという絶景

越上山から顔振峠に向けて、一旦来た道を戻ります。顔振峠に着いてしまえば、とりあえずはコースの半分を歩いてきたことになり、気持ちもチョッピリ軽くなるだろう。 

さて、越上山から前回の分岐点まで戻ってきて、今度こそ顔振峠に進んでいきます。この辺は道も穏やかで、のんびり歩けたなぁ。 

お?気になる看板が見えてきたぞ。スカイツリーが完成してからできた案内板は、あちこちにあるのでしょうね。

うーん…!ちょっと見えません。俺ってば、どうしてかスカイツリーがなかなか見えないですよねぇ。 

しばらく歩いていくと、広場の後、神社に着きましたよ。ここは諏訪神社のようですな。越上山の途中で会った中高年層の団体さんも、ここで休憩していました。 

ゴール地点の梅が待ちきれないわけではないですが、きれいに咲いているので…青空だと梅がきれいです。花見に行くと曇り率が高いもんで、嬉しい限り。 

そういえば、今回のコースは要所要所で社寺があったなぁ。なんか、ゲームでいうセーブポイントのようで、毎回道中の無事をお願いしてしまいました(笑)

序盤の誰ともすれ違わなかった道も、ここまでくればだんだんと人の気配が多くなってきますね。東吾野駅の一つ先、吾野駅から顔振峠を目指すコースもあるので、それもあるのかも。 

再び林道にぶつかったら、山道には珍しい看板が。ピザ・パスタのお店かぁ。 

この林道からは、1月に登った武甲山がきれいに見えました。その時のコースではなかなか見なかったけど、武甲山の見た目ってやっぱりスゴイ… 

顔振峠に到着~!!車も多く通っていたり、ハイカーたちも続々やってきましたよ。 

ところで、顔振峠(かおぶりとうげ)の読み方は色々あるそうです。「こうぶりとうげ」だったり、「かあぶりとうげ」だったり。

 

一番手前の平九郎茶屋さんのテラス席は、この展望が自慢です!右端の武甲山から、秩父の山並みが続いていきます。俺が通ったコースも見えた! 

何だか感慨深いですねぇ…あの辺りはもう一度季節やコースを変えて歩きたい。 

あ!富士山が見えてた!!…気づかなかった(;・`ω・´)富士山の手前にあるのって、山梨の山域ですよねぇ。近いうちに行きたいところ。 

顔振峠で小休止を終え、ここからは現在地である奥武蔵グリーンライン(林道)をさらに進んでいき、越生の名所、黒山三滝を目指していきます。

 新緑や紅葉の季節こそ最高のロケーションなのかもしれませんが、こういう外しの時季だと混雑を回避できます。どっちがいいのかは…悩みどころだ。 

ここですれ違った単独の奥様が、「こっち側から来たけど、結構疲れるよ~!おまけに人っ子一人いなくて怖かったよ(笑)」と、お話ししていました。しかし、奥様の後から何組かのハイカーが続いていたあたり、奥様が先頭だったのですね。

先ほどの分岐から黒山三滝を目指すには、傘杉峠に向かってもたどり着けますが、今回はこちらの「役の行者」に進んでいきました。 

森を見守る石像がズラリ…なんだか、儀式や呪文でも唱えれば何かを呼び出せそう。もうちょっと緑が増えたら、さらにいい雰囲気が出ると想像が膨らみますね。 

優しい眼差しで、森とハイカーを見てきたのでしょう。  

自分が下ってきた道を振り返ると、なるほど~…確かに奥様の言うとおり、ここのダラダラ続く坂道は登りだと嫌かも。 

ロープが垂れ下がった岩場が見えてきたので一呼吸。すると、おやおや?この水音は…滝の音だ!! 

修験道を抜け、黒山三滝へ

 

顔振峠から黒山三滝を目指してグングン歩いてきました。ここで今までいた飯能市から越生町へと入り、道標なども変化が見えてきます。 

傘杉峠へと繋がる分岐点までやってきたら、すぐ近くに黒山三滝の道標がありました。そこには、「男滝・女滝」と「天狗滝」と分かれており、これらの滝を総称して「黒山三滝」と呼ぶそうです。

まずは上の写真、一番落差のある天狗滝から見に行ってみましょう。写真を撮った地点より先は、「危険箇所」として注意が促されていたのでここまで。水の勢いはそれほどないですが、足元から見上げる滝は見応え十分ですね!

天狗滝を見たら、男滝・女滝方面へ戻っていきます。パンフレットなどにも載っている赤い橋が目印なので、すぐにわかりますよ。

これこれ、この赤い橋です。確かに、新緑や紅葉の時季に来たらさぞきれいだろうなぁ。しかし、人が少なければ滝にガッツリ近づけるので、これはこれでオイシイ。

手前にある小さいな落差の滝が、女滝。いわゆるマイナスイオンというやつだろうか、ひんやりしていて気持ちよかったな。

今夏計画中の奥多摩への山旅では、こういう風景をたくさん見たいなぁ。

そして、こちらが迫力抜群の男滝。滝壺付近に虹が出ていますよ!ラッキー(*´ω`*)

こちらの男滝が一番人だかりがあったっけな。カメラマンもスパイダーマンばりの体勢で好アングルを探していました。

黒山三滝に対抗じゃないけど、三たろうはどうだ!どうでも…ないか!

黒山三滝の出口方面に向かうと、何やらいい匂いが…これは、キャンプの匂い!ああ!!あれはぁぁぁぁぁ!!!!



俺の大好物じゃ、あーりませんか。

ちなみに、手前がニジマスで、奥はイワナ。ヤマメも含めた川魚の見分け方については最近勉強しました。味の見分けもつくといいんだけど…目指せ、川魚ソムリエ。ギョムリエ

いやもうホント、大好きなんですよ、川魚。特にニジマス。子どもの時にキャンプ場で食べて以来ずーっと好きですね。食べる機会こそあまりないが、見っけたらついつい食べてしまいます。塩焼きだよなー…やっぱり(*´ω`*)ウマ

ニジマスのつかみ取りやったなー。昔は捕まえられなかったけど、今は?獲ったその場で塩焼きにして、ああ…あれがウマかったんだよなぁ。

さて、一休みの後は、出口の黒山バス停まで歩いていきましょう。今回のコース選びの時、当初はこの黒山鉱泉をゴールにして、温泉でゆったりしてからバスで越生梅林へ~なんて思っていたのですが…残念ながら、黒山鉱泉館は閉館しておりました。

ということで、もうひと歩きしちゃおうか!となったわけです。

それにしても、黒山三滝への観光客は結構多かったですね。車もたくさん停まっており、待ちも出ていました。その割にはあまりすれ違いはなかったけど…皆さん傘杉峠へ行ったのか?

黒山バス停からはこの川越観光バスに乗って越生梅林ないし、越生駅まで行くのももちろんアリだと思います。そこは時間や体力と相談で…

俺はもちろん歩いていきますよ。ただ、歩く場合は結構車の通りがありますので、写真撮りたさにフラフラ~っと飛び出さないように気をつけねば。

お!つつじ園だって、気になりますね!ツツジといえば、越生町では五大尊つつじ公園でお祭りが開催されるそうなので、見頃に訪れるも面白そう。

いい景色だなぁ~。民家があって、山があって、青空で。

おっと、ここで右の林道に入らなければ。このバス停や、近くに目指す山の道標もあったので、目印は問題ないですね。

遠く山を眺めながらだったら、舗装路歩きも疲れ知らず!…かなぁ?

右側からくるりと周ってきて、この「玄家」が目印。左の坂に進んでいきます。もちろん、道標もたくさんありますよ。

これから目指すのは、顔振峠の道中でも何回も目にした桂木観音です。そこから大高取山を抜けて、越生梅林へと行きますよ~!

大展望を誇る越生里山、大高取山へ

いよいよ武蔵越生ハイキングも大詰め。思えばここまでの道程は長かった…古道を通り山上集落を抜け、登山道、林道を交互に歩いて、素晴らしい展望の峠から修験道を進んだ先の滝に圧倒され、車道を歩いてやってきた。

ここからは地味~に長い、坂道の林道が続きますのでご覚悟を。

地味~な林道を歩いていくと、途中でこんな道標が見えてきます。この写真の奥に進めば、いよいよ桂木観音・大高取山へ向かうルートとなる。登山道というよりは、抜け道的な?

時間にして5~10分程度の山道を歩いていきます。なんだろ、ハイキングというよりは、冒険をしている気分です。 

いくつもの道標がたっているあたり、多くの登山者が訪れるのでしょうか。いや、それよりも桂木観音から色んなコースにアクセスできるのか。すごいな。桂木観音へ向かうには、道標を確認して左側に歩いていきます。 

一旦車道に出ると、みかんっぽいものがなっていますねえ。どうやらこれは、毛呂山町の特産品のゆずでした。あ、もろ丸くんってゆずなんだ!近くには「桂木のタブノキ」という埼玉県の天然記念物もありました。ちゃんと見ればよかったなぁ。 

車道を道なりに歩いていけば、桂木観音に到着です。目の前に展望台が! 

この展望台で初めてスカイツリーを捉えることができました。こりゃすごいや。 

振り返って、桂木観音に向かいましょう。無人ではありますが、立派なお寺です。 

建物の右側に登山道があり、大高取山を通過して越生町に繋がるコースです。ここから中高年だけでなく、ファミリーも含めたハイカーがグッと増えましたね。 

登山道は割と狭いので、前に渋滞ができていると詰まってしまいます。前を歩く高齢者の列は、まるで軍隊のようにズラ~~~っと並んでいましたが、最後尾のおばあちゃんが「きゅうこうきますよー!」と声を掛けてくださいました。 

「きゅうこう」…?ああ!「急行」か!ありがたく通らせてもらいま…って、多すぎィ!!50人以上の列だったけど、何かのイベントだったのかな…?

大高取山の山頂はもう目の前ですが、まだ道は渋滞してます。そうそう、大高取山に来たなら外せないポイントがあるそうですよ。 

それがこちらの幕岩への分岐。この先にある展望台がいいとのことなので、寄り道。 

ほどなくして、幕岩展望台に到着です。情報どおりの好展望で、先客がたくさんいました。 

写真だと見えませんが、左側にうっすらと筑波山が見えました!1月の山旅で訪れた二つの山(武甲山筑波山)を今回見て、何だか不思議な気分。こういうのが今後も続いていくといいなぁ。 

来た道を戻って、大高取山を目指します。山頂は展望ナシとのことでしたが、あらビックリ。山頂は木が伐採されており、幕岩ほどではないにせよ展望がありました。 

先ほどの軍隊がこちらで休憩していることを期待しましたが、先に進んだのか…展望ナシ改め、展望がある大高取山を後にして、越生梅林へ向かいます。 

下山路は特に面白いこともなかったので、ズンズンいきますよ~!ただ、予想通り渋滞に捕まりました。また最後尾のおばあちゃんが気づいてくれて、「さっきのお兄さんだわ、みなさ~ん、特急きましたよ~!」と再び。 

ん…?「特急」にグレードアップしている!? 皆さんのペースを乱して申し訳なく思うけど、邪魔にならんように一気に歩きます。10人程度のパーティならまだしも、一体何人いたんだろうか?そして、何の会なんだ?? 

こうして登山道を抜けて、越生の町並みが見えてきたと同時に見頃の梅林が!! 

越生梅林へ入る前に、近くの梅園神社で下山報告をば。今回の旅路の、最後のセーブポイントでしょうか(笑) 

関東三大梅林の一つに数えられる、越生町が誇るこちらの梅林ですが…周りに聞いてもあまり知らないんですね。どこそれ?的な。まあ、俺も来たのは初めてだけど…

見上げれば梅、足元にはフクジュソウ、梅花繚乱の越生梅林

見頃としては、2月末は最盛期よりもちょい早めとなりますが、地元のおばあちゃんによると、最盛期の混み合いはこの日の比じゃないそうです。じっくり見たかったのもあるので、この日でよかった。のぼりには越生町のマスコットキャラ、うめりんがデザインされています。 

この時季のみの入園料300円を支払って園内に入ると、いきなり目の前に梅の枝が飛び込んできます。あ、物理的な意味じゃなくて…目線の位置にポツポツと梅が咲いているので、梅のトンネルをくぐっているよう。 

土日祝のみミニSLが運行していますよ。子どもは観梅よりもSLに夢中でしたね。「え~!また~!?」などという親御さんの声とともに、長蛇の列ができていました。

梅だけじゃなく、足元にはフクジュソウが咲いていました。黄色い花があると、南房総じゃないけど一気に春めきますね。 

フクジュソウと梅の共演です。花があると行きたい山の選択肢も増えるなぁ… 

白梅が多かった印象だけど、やはり鮮やかな紅梅が目を引きます。 

この日は埼玉県各地のゆるキャラが大集合するイベントの日で、ちょうどその時間に当たりました。あ、左端のは道中何度か目にしたもろ丸くんじゃないか。 

イベントブース近くの梅は、必然的に人が集まるからか満開でした。この日は午後から曇り空になる予定で、確かにだんだんと空の青みが雲に覆われていきました。

何度か道間違いもあり、どうなることかと思ったけど…この時間に下りてこられてよかった。 

越生駅からスタートする今回と真逆のコースでもよかったんだけど、それだとスタートが早すぎて梅林が開園していなかったんだよな。 

あ、うめりんがいましたよ。うめりん、丸っこくて可愛いですね。この後ゆるきゃらとの写真撮影会がありましたが、やはりうめりんが一番人気でした。うめりんとの撮影場所は、偶然にも俺の立っていた場所でした(笑) 

ピンク色のしだれ梅もきれいです。白、赤、ピンクときて… 

黄色もありましたよ~。ロウバイですね。漢字では蝋梅ですが、実は梅ではありません。誰かも「この黄色いのも梅なの~?違くない~?」なんて言っていましたね。 

この先しだれきれい」なんて、手書きの案内があったので行ってみると…おお!確かにきれいなしだれ梅がありました!しかも大きい~! 

さて…満を持してといいますか、梅に合わせてもってきましたぶさいく。いつになくしたり顔です。梅、桜の時季はピンクのたろうの独擅場でしょうか。 

ピラルク、きばみも緊急参戦! 

 

近~い。

 

しかし、花に近すぎて悪いことはありませんよ。あ、花粉症は除いて…蜂がやってきました。花あるところに虫あり、コレは無視できませんね~。 

梅林内には屋台村があり、い~いにおいなんだコレが。本当ならあれもこれも食べたいけど…我慢!(;・`ω・´) 

梅湯が無料で配布されていたので、いただきました。中では金粉がゆらめいており、きれいなのはもちろん、香りよし、味よしでホッと温まります。梅昆布茶に近い味ですな…(*´ω`*) 

こんだけ梅に囲まれている空間ってのはなかなかないので、いつまでもいたいなぁ。何より、足元が土ってのが好ポイントです。 

園内の展望台からは梅林が一望できます。素敵です。俳句やフォトコンテストなどのイベントも行われており、特産品の販売もしておりました。お土産は梅か、ゆずか!?迷うところです…

越生梅林を楽しんだ後は、おそらく体中にまとわりついたであろう「花粉」を洗い流すべく、温泉に行くことは必至です。しかし、黒山鉱泉館閉館により今回の温泉はどうするか!?それが問題でした。越生ハイキングをするなら、「ゆうパークおごせ」が便利かもしれませんが、あいにく梅林方面じゃないんだよなぁ。

ということで、調べてやってきたのはこちら、「ニューサンピア埼玉おごせ」です。梅林からちょっと距離がありますが、ここで日帰り入浴が可能で、おまけに越生駅までのバスも出ています。これは後で知りました。 

道中やこの施設でも観梅が楽しめますよ。越生町全体で梅を盛り上げてるみたい。 帰りのバス停でお話しした越生在住のおばあちゃんから、美味しい梅の食べ方とか、別の季節の越生の見どころとか色々教えてもらいました。

秩父の時と同様に、また素敵なご縁がありましたよ♪ 

 

日帰り入浴「梅の湯」でこの日一日の疲れを癒やします。温泉はぬるめですが、その分ジックリと浸かれるのでこれはこれで…♪毎度山旅での温泉も楽しみの一つですが、その内ランキングとかできそう。 

そういえば今日はひな祭りですよね。ひな祭りで思い出したのは、東京新橋にある烏森神社。例年、ひな祭りの御朱印が大変人気ですが、人気もありすぎると色々と大変なようです。 

そういえば行きでは特急レッドアローを見ましたね。帰りは越生線で坂戸まで行って、東武東上線で帰りますよ~。行き帰りの電車が違うのも、これもまたよし。

今回の山旅はすんごい歩いたけど、楽しかったな~。いつかまた季節とコースを変えて訪れたいですね。などと、すっかり奥武蔵の山旅にハマってしまっています… 

コースタイムメモ

【奥武蔵 ユガテ~顔振峠~黒山三滝~大高取山~越生梅林】2017年2月26日(日)晴

東吾野駅(6:55)⇨福徳寺(7:15)⇨橋本山(7:40)⇨ユガテ(7:55)⇨エビガ坂(8:10)⇨十二曲(8:50)⇨越上山(9:30)⇨顔振峠(10:05)⇨役の行者(10:50)⇨黒山三滝(11:10)⇨黒山バス停(11:40)⇨桂木観音(12:30)⇨幕岩(12:50)⇨大高取山(13:00)⇨越生梅林(13:20)

 

■花見登山なら高尾山もオススメ

秩父のシンボル、武甲山も歩きました