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なまけたろうと登山ブログ

小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~大蔵高丸~ハマイバ丸 【秀麗富嶽十二景】 富士山を見ながらの、ご機嫌な縦走旅

ああー!!富士山見てえええ!!!

…と思ったら、一体どこから見たらいいんでしょうか?家のベランダから見えますよという方、羨ましいです。日暮里・舎人ライナーから見えるんですか!?という方、本当です。高尾山からでも見えるじゃない。しかし混んでますよねぇ…

秀麗な富士山を見ながら歩く山旅、山梨にある静かで雄大な山域へ…。

 

どうも、スラ男です。

2016年最後(予定)の山旅として、どこにしようかなぁ~とニヤケつつ、やっぱり富士山を拝んでおきたいという欲が強かった。そこで、俺が以前より温めておいた山域にようやくスポットライトが当たります。

 

小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~大蔵高丸~ハマイバ丸 概要

 

どわ~~!!なんじゃこりゃああ!!?

これは、高尾駅の中央線3・4番線にある天狗像ですよ。高尾駅には何回か来ているけど、乗り継ぎのタイミングで今回初めて立ち寄れたので思わずパシャリ。すんげ~迫力です。

富士山を見るなら、「秀麗富嶽十二景」

さあ、ということで、中央線に乗って目指す今回の目的地は、山梨県にある「秀麗富嶽十二景」というエリアです。 

しゅ、しゅうれいふがく…??なんて初耳の方が多いのではないでしょうか。俺もつい最近になって、このエリアが大好きという方の山ブログで知りました。山旅にしてもかなり細かく、非常に参考になるブログなので、本当にありがたいです。

この秀麗富嶽十二景というエリアは、山頂から富士山の展望が良好な山々を伝えようと、山梨県大月市が定めた山域のことだそうです。え~山梨!と言っても、来てみたら東京から意外と近いもんだね。 

早朝の中央線にガタガタ揺られ、やってきたのは甲斐大和駅。ここから終点上日川峠行きのバスに乗り継いで、目的地まで向かいますよ。時刻表では8時10分が最短スタートなんだけど、臨時便が出ており7時45分に出発!

バスに揺られること40分くらい…終点までは行かず、一個前の小屋平で降車します。終点まで行くと、人気の大菩薩嶺への登山口となるので、やっぱりバスの乗客のほとんどがそこ目当てでしたね。ここで降りたのは俺を含めわずか6名。 

当初は大菩薩嶺からのスタートも考えていたんだけど、何せ初めて来たので欲張りはやめました。今回はこの小屋平をスタート地点とし、秀麗富嶽十二景を何箇所か通過する小金沢連嶺という山域を歩きます!

この地点ですでにかなりの標高なので、シッカリと準備をしてから石丸峠を目指します。 

序盤は急な登り坂が続きます。クマザサの広がる登山道をえっちらおっちら登る。 

開けた場所に出ると、「熊出没注意」…先日、大宮公園で見たツキノワグマが脳裏によぎる。熊鈴にプラスパワーを使おう。念のためピッピ人形も持っておいたほうがいいかもしれない。

この標識の先、旧登山道の崩落により新しい登山道ができていたのですが、そこよりちょっと先に行くと… 

この展望。うおおおお~~~!!

下に見えているのは、大菩薩湖だそうです。さっきバスで通ったな。お、雲海も出てるじゃないか! 

右方、あの冠雪した山々は…アルプスさんじゃないですか??((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルいつか絶対に行ってみたいアルプス。今はまだ時期ではないのだと言い聞かせている。

え?いや、それよりも!! 

いきなり富士山んんん!!??

いやー…このコースは富士山を眺めながら歩けることは知ってたけど、まさかこんないきなり出てくるとは。 

この日のオトモたろうは、いつものたろうではなく…サシェという種類のたろう。ふんわりしたタオル地のたろうで、富士山カラーということが強みになり、今回の選抜を勝ち抜きました。 

 

富士山を背負うたろう。あ、飛行機雲… 

さあ、序盤でいきなりの展望に驚きつつも、まだ山旅は始まったばかり。静かな登山道を、富士山をチラチラ見つつ歩いていきます。

石丸峠から大展望の稜線歩き

2016年の登山目標…というか、やっておきたいなぁと思っていたこと!それが、「雲海を見る」ことと、「稜線を歩く」ということ。振り返ってみれば、いつも森々した山の中を歩いていたもんで、展望といえば山頂あるいは、山頂付近からだったっけな。

ってなもんで、今回の小金沢連嶺を歩いて、その全てをクリアしてしまおうという目論見もあったのだ。まあ、天気も運がよかったというか… 

いきなりの富士山は、まだまだしばらく視界に入りながらの登山道となります。ササの広がる道は、クマよりもむしろパンダでも出てくるんじゃないか?という気分。どちらにせよ、警戒は怠らない。 

まだまだ秋を感じつつも、時に肌寒く、適度に汗をかきながらの山歩き。 

休憩しようかな、という時には富士山を見る。これで最大体力の10%くらいは回復する。 

しばらくササの道を歩いて、パッと視界が開けると、もうそこは大展望。相変わらずの富士山と、先ほどみた大菩薩湖。 

大菩薩湖の向こうに広がるのは、雲海ですよ。これよこれ、俺が見たかったのは。朝一番の澄んだ空気の中で見るこの景色は、また格別です。 

展望と反対側はササの草原が広がっているけど、この上も登れるのかなぁ? 

良好な展望とササの道はいいんだけど、ちょっと厄介なのがたまに地面がぬかるんでいること。この辺りから顕著に出てきましたね。あ、霜柱。子どもの時、ボリボリと踏むのが大好きでした。それは今でも…ボリボリボリ(*´ω`*) 

ここでようやくハイカーに出会いました。この青いアウターのアニキとは、この後何度も出会うことになります。 

まるで雪の降った後の轍のように伸びた、一本の線。この一本道をグングン進むと、この先が第一のポイント、石丸峠です。ちなみに、この写真では既に石丸峠に青いアニキがいます。ザクとは違うのだ。 

この石丸峠から、今回は「小金沢方面」に向かいますが、断念した大菩薩嶺から来る場合は、ここで合流のようですな。 

左側のヘビが這ったような後の道を進むようだな…またいつか、大菩薩嶺を目的に来た時はここを通るかもしれんな。この日は飛行機雲をよく見たなぁ。 

小金沢山を目指して、再びグングン歩きます。おっと、急に森の中へ。 

日の当たらない場所では雪がありますよ!そういやこないだ雪降ったんだったな… 

しばらく進むとまた分岐。この看板の右側が小金沢方面で、左側は「牛ノ寝通り」。大マテイ山を経て奥多摩方面へ進む道のようだ。大マテイ山も名前からして気になるが、秀麗富嶽十二景の一つでもある、奈良倉山はこのルートでも行けるのでチェック。 

もう道中の展望がいいもんだから、どっからでも富士山、そしてアルプスも!本当に日本列島のど真ん中に山の壁があるんだなぁ… 

登りのピークを迎え、稜線上へ。何の障害物もない、この景色…森の中とは違い、風が直撃するので一旦着替え。オールシーズン用に買ったストームクルーザーはよく頑張ってくれています。でも、これからは行きたい山も増えていくからまた考えないとな… 

写真奥のピークが、さきほどの石丸峠か。あのニョロニョロ道が大菩薩嶺への道だとよくわかる。 

初めての稜線歩きだったけど、いきなり最高のシチュエーションだったな。大菩薩嶺の稜線も人気とのことなので、それも楽しみだ。でもこの小金沢山までの道、何がいいってほっとんど人がいないこと!

この大展望を、静かな空気の中で独り占めできるっていう贅沢は、知ってしまうと厄介かもしれませんよ? 

二番山頂、小金沢山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山

秀麗富嶽十二景は、その名称から予測すると全部で12箇所なんだろうと誰でも思う。しかし実は全部で19箇所もあり、最近になって一箇所(御前山)が増えたとの情報もある。

というのも、例えば今目指している小金沢。ここは十二景の内の「二番山頂」という位置づけだが、同じく二番山頂がもう一箇所あるのだ。つまり…それだけ楽しみと出会いが多いということさね。

ピークを経て、だだっ広い原っぱへ下りてきた。ここは狼平(おおかみだいら)というらしい。また森の中へ入るのか…さあ、小金沢山までもうひと踏ん張りだ!たぶん! 

さて、狼平から進むは森の中。せっかくの稜線歩きも一旦終わり、ここから小金沢山まで、ところどころ凍結した林道を歩いていくのだ。

この時季こそこんな景色だが、新緑の時季などはとても幻想的な空間になることは間違いないだろう。これは四季を通して歩いてみたい山だなぁ。 

 

なんて言っている間に、小金沢山の山頂に到着だ!やったぜ!標高は2014mと、秀麗富嶽十二景の中では最高の山となります。 

山頂は割と広く休憩も可能だが、ワクワクエンジンがかかっている間はまだね。あ、秀麗富嶽十二景ってえからには、山頂からの富士山は…? 

 

もちろん、バッチシ!ヽ(*´∀`)ノ

 

世界的に有名な富士山も、じゃあ富士山を眺めるスポットってどこ?と聞かれたらまちまちだろうな。俺はすっかりこのエリアに魅了されてしまったよ。 

たろうたちもしっかり眺めておけよ?この三角点は毎度いいたろう置場になります。 

これがやりたかったんだよな、富士山カラーのたろうと富士山!お、ピントゥー! 

さて、休憩もほどほどに、お次に目指すのは…牛奥ノ…が、雁?雁が…ガンガラガッシャーン? 

何か妙ちきりんな名前の山でしたね…とにかく、先に進みます!森の中をてくてく。 

あ…(察し)

これあれだろ?また偽ピークだろ?俺知ってんだ。何回も騙されてっから。(おっしゃー!あれ山頂だよ間違いねぇぇぇぇ!!) 

えええええ!本当に山頂だったぁぁぁ!?

先ほどの小金沢山と同じく、二番山頂のこちら。なんと、音数では日本一長いと言われている山で、牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)といいます。

もうローマ字の行列すごい(笑)

もちろんこちらの山頂からも、富士山はバッチリ。ちなみに、秀麗富嶽十二景の中には「雁ヶ腹摺山」の名前がつく山が3箇所あるそうです。ちょっとお腹こすりすぎでしょ、雁さん。 

ここで本日最初の休憩をば…この日は長旅予定だったので、食料も多めに。セブンイレブンで偶然おにぎり100円セール中だったので、まずは大きいおにぎりを。 

こう風があると、じろうを揺らしたくなりますよね。 

ぴゅーぴょろろ。

…さ、まずは二番山頂を制覇!お次は、このまま南下して、三番山頂を攻めますよー!

絶景かな、隠れたピークの白谷ノ丸

さあ、牛奥ノ雁ヶ腹摺山の後は、次の秀麗富嶽十二景の前に何箇所かのピークがあるというから、まずはそこを目指す。資料によれば、お次は「黒岳」かしら? 

まだまだ林道が続きます。水たまりが凍結し、ミニスケートリンクができていました。 

秋っぽい風景のこの場所。実際は下りるのに苦労した箇所です。急斜面だけならいいんだけど、ところどころでぬかるんでるから怖いんだよなぁ。この日何回ジャンプしたか…(尻もちはついていないけど) 

斜面は続きます。一旦平らな場所まできて、再び登り返す。ここは「賽の河原」と呼ばれる鞍部(あんぶ)のようですね。 

振り返ってパシャリ。写真奥から進んできたけど、あんなにアップダウンがあったとは…移動中はあまり感じませんねぇ。 

さらに歩いていき、おや…ピークが見えました。ということはあれが黒岳?いや、確か黒岳は森の中だった。 

川胡桃沢ノ頭というピークのようだ。出ました!~ノ頭シリーズ(笑) 手書きの看板が可愛らしいけど、あんなにもアップダウンがあったにもかかわらず、牛奥ノ雁ヶ腹摺山と大して標高が変わらないあたり、そうとうジグザグしてきたんだなぁと実感できる。

この先からまた森の中へ入るのだけど、結構入り組んだ樹林帯となるので、道に迷わないように先達の色テープを目印に進んでいきます。 

途中には、明らかに「ここから眺めてごらん」といわんばかりに用意されたスポットが。アルプスが一望でき、ちょっとした気晴らしになる。もちろん、晴天時に限りますが。 

道標が見えたので、黒岳か!?と思いきや、分岐点だった。道は間違えてないからとりあえず安心。大峠方面も気になるところだけど… 

ようやっと到着の黒岳!このルート唯一の木々に囲まれている山頂で、展望は残念ながらありません。 

といっても、このルート自体が良好な展望続きなので残念感は全くなく、むしろ気分転換にちょうどいいくらいだ。さあ、お次のピークまでもういっちょ! 

途中、辺り一面落ち葉に包まれた空間に入りましたよ。ここは、広葉樹林帯のようです。緑のある時季はさぞかしきれいな場所なのでしょうが… 看板を見ると、「やまなしの森林100選」とありますが、なにそれ気になる…(☆。☆)

俺ってば、「~100選」とかそういうのにめっぽう弱い。 

樹林帯を抜けると、見えてきたぞ!この日最高の大・大・大展望が!! 

ここは白谷ノ丸(しらやのまる)という山のようだけど、下の茶臼岳はなんだろう?調べてみたら、白谷ノ丸の別名のようですな。ちなみに、ここで序盤で出会った青いアニキに再会しました。 

とにかく、何がすごいかってこの白谷ノ丸。正面に富士山。 

右側にアルプス。 

そして左側には神奈川の山々と、視界180度に山々が広がっているのです。こりゃあ休憩にはもってこいってんで、参考にしたブログに倣いここで休憩。 ふふふ…

実は「雲海」と「稜線」以外にも、もう一つやってみたかったことが「カップヌードル」だ。山で食べるカップヌードルは格別ってんで、俺もやってみようと思った次第… 

 

ちなみに、バーナーの類はない。(あっ…)

 

待ってくれ!結果はまだ言わないで!家を出てからここまでの所要時間とか…いいから!大丈夫、サーモスにお湯を用意して…うーん、飲み頃。

 

麺が…硬い……ッ(`;ω;´)ブホッ

最初の休憩で食べなかったのが敗因ですね。知ってた(T▽T;)ホロリ

でも、この極上の展望がごちそうになったので、うまいこと挽回!

三番山頂、変化に富む稜線上を歩く

白谷ノ丸での休憩を終えた俺は、温度不足による麺硬ヌードルの噛みごたえを、未だ口内に残しながらも歩を進めるのだった。

白谷ノ丸から次の目的地、湯ノ沢峠までは一気に下り道となります。急斜面なだけならいいけど、写真のような白砂の箇所や、ぬかるみの斜面などにより普段よりも苦戦を強いられる。 

身の丈ほどもある笹薮の道をくぐり抜けると、十字路に到着。ここが多方に分岐となる湯ノ沢峠か。駐車場もあるので、ここを基点に登る人も多いのだろうな。 

地図上で見れば、小金沢連嶺から南に真っ直ぐ進路をとる南大菩薩!ここが俺の行く先となる、大蔵高丸ハマイバ。この二箇所が秀麗富嶽十二景の三番山頂なのだ。 

稜線を抜けて、樹林帯をくぐり、お次は何だ…!? 

扉?

なるほど、環境保護と鹿などの獣対策か。 

扉の先は、湯ノ沢峠の「お花畑」という場所だったが、まあこの季節だ。サラ~ンとした原っぱの道を進んでいく。 

時季が時季なら、ここは文字通り花畑になるのだろうか?この時はひたすらぬかるみに苦戦し、体力を消耗したなぁ。 

もう頭の中で「ぬかるみ、ぬかるみ…」と呪いのようにつぶやきながら、気がついたら目の前に山頂が!!大蔵高丸、到着です。

標高1781mと、先の山々よりかは低いけれども、富士山はバッチリ捉えている。秀麗富嶽十二景の三番山頂であるとともに、「山梨百名山」の一つでもあるようだ。 

山頂は広くはないが、この眺望だとしばらくいたくなるのもわかる。先客がいたけど、何せ静かなもんでいくらでものんびりしていたい。 

休憩後は、お次の目的地も富士山を追いかけていく。この後もぬかるみは続き、稜線上から樹林帯など変化が続く道となります。 

飛行機雲がアルプスを目指し飛んで行くよ…あ、飛行機雲って雲を裂くんだ。 

割とあっという間の区間だったけど、お次の目的地へ到着です。この大蔵高丸~ハマイバ丸の間は、かなり省略してしまった。 

またまた面白い名前ですね~。「ハマイバ」!どこぞのメルニクス語のような響き…

木々に囲まれた山頂だけど、これじゃあ富士山は見えそうにない?ご安心なされ。 

ちょっと進んだところに開けた場所がありますよ。そこからバッチリ!ちなみに、漢字で書くと「破魔射場(はまいば)丸」。その昔、ここから破魔矢を射る神事が行われていたことに由来するようです。 

秀麗富嶽十二景という一つの目的で訪れた山旅だったけど、それ以上の出会いと体験ができたなぁ。この日見た全ての富士山に感謝しつつ、先へ進みます。

 この後は、お待ちかねの温泉を目指してえんやこら。しかし、下山までの道のりは果てしなく…ッ!!

長い長い林道を経て、お楽しみはやまと天目山温泉

初めての秀麗富嶽十二景エリアもいよいよ下山です。その名のとおり、今回のコースはどこからでも富士山を眺めることができ、また冬場ならではの透き通るような景色が肌で感じとれました。こりゃあ他の秀麗富嶽十二景に選ばれている山々も期待大…!?

さあ、とにかくまずは下山コースへ行かねば。

ハマイバから下山するには、この「米背負峠」を目指すことになります。序盤の標識にはその名前はないですが、道なりに進んでいけば大丈夫です。俺もこの文字を探してドキドキの道中でした…(;・`ω・´) 

すぐに下山コースなのかな~なんて軽く思っていたけど、例の峠までが結構長い。下山なので下り道が多いけど、滑り台じゃないんだからぬかるみ+この角度はエグい… 

おまけにこの周りにある赤っぽい実…これたぶんノイバラだと思うんだけど、トゲトゲがあって痛い痛い(`;ω;´) 

しばらく歩いてもまだ米背負峠にたどり着けず…道は合っているので、気長に歩くか。と、大きな岩が見えてきたぞ。「天下石山頂」と書いてあるけど、ここも山なんだ。

天下石からしばらく、写真奥から歩いてきてようやっと米背負峠に到着~!なんだかすげえ名前の峠だな…ヤマレコによると「こめしょいだるとうげ」と読むとか。「だる」はどっから…? 

ここからもちょろっと景色が見えますが、ここからが本当に長い道のりだった…!レッスン5だったのかもしれないな、ジャイロ。 

ゴールは甲斐大和駅方面なので、大蔵沢林道を歩いていきます。疲れの溜まった足にこの細道は厳しいけど、歩くっきゃない。 

しばら~く歩くと、沢が見えてきましたよ。こうなってくると楽しい。またまた沢を渡ったり石の上を飛んだりと、なんだまだ元気じゃねえか。 

大蔵沢林道は途中に標識こそあれど、いずれも「←米背負峠」のみ。まあ、逆にいえばこの先が登山口ですよね。なので、カラーテープを目印に歩いていったほうがいいです。カラーテープは何も語りませんが、山ではかなり信頼のおけるやつです。

写真奥の橋を渡って、登山口までは…まだ結構ありました(´;ω;`)ブワッ 

やっとこさ着いた登山口。ここより舗装路となり、標識ではまだ大蔵沢林道ですが、近くに「天目林道」とも書いてありました。 

林道からは、この日最後の富士山がチラッと見えた。 

道中、道路に迫るがごとく露出した岩には、大きな蜂の巣が。駆け足…!

さっきまで写真上にいたんだなぁ。大きく曲がりながら、いつの間にかこんなに下りてきたんだ。

それにしてもさ、この舗装路長くない????

歩けど歩けど舗装路は続き、この先にトンネルがあるはずなんだけどなぁ。あ!ゴールのやまと天目山温泉への標識が見えた。ちょっと元気が出る。反対方向のコースも気になるな…あっちは甲斐大和駅へ直に向かうのかな? 

程なくして見えたのは、どこかのデジャヴ…。そう、ユーシン渓谷のトンネルだ。あの時と違い距離こそ短いけど、何が怖いかって…まわりに人がいません。もちろん、中に照明などは一切ないので、灯りが必須です。 

トンネルを抜けると、困惑気味のご夫婦に道を尋ねられました。ご夫婦の目的地も温泉だったので、旅は道連れ、一緒に歩くことに。 

道中は一本道(途中で分岐があったけど、道なりにまっすぐ)でしたが、「温泉はトンネルを抜けた先にある」というところがミソ。 

そう、トンネルは二つあったッ!┣¨┣¨┣¨

先のトンネルは「大蔵隧道」、その先にあるのが「天目トンネル」です。こちらのトンネル右脇から出てくる形になりますので、看板通りにトンネルをくぐって左折すると、ついに温泉です!結局、林道は一時間だった…

あの真っ暗なトンネル怖いよねぇ!?」などと、ご夫婦と談笑しながら温泉へ到着。気がつけば、やまと天目山温泉に着く頃にはすっかり曇り空となっていた。

露天風呂にじっくり浸かり、この日の疲れをしみじみと癒やす。やはり山旅での温泉はサイコーだ。温泉後の牛乳や、特産品探しも密かな楽しみ。秀麗富嶽十二景にちなんで富士山のしずくと、地産である十割豆乳を購入。調味料に使うもよし、そのまま飲んでもヨシということなので、牛乳代わりにグイッと。 

豆腐だ、コレ!!ヽ(*´∀`)ノ プハーッ

でもウマいぞ。

湯上り後、休憩所でまた先のご夫婦の旦那さんと談笑。東京から来たそうで、もしかしたらまた東京の山ですれ違ってたりするのかも…

帰りはここから甲斐大和駅までのバスを捕まえて、15分ほどのバス旅で締めくくり。途中からだったけど意外と空いており、終点まで座りながら行きで通った道を眺める。  

これにて初の山梨登山は終わり、充実した一日となりました。帰りの中央線では熟睡…できないんだよなぁ、コレが。高尾駅で乗り換え、慣れ親しんだ京王線で新宿まで。結局最後まで寝ることはなかったな。 

さあ、次の登山は2017年か!どこにしようかな~?楽しみだァァl!

コースタイムメモ

【秀麗富嶽十二景 小金沢連嶺~南大菩薩縦走】2016年12月4日(日)晴

甲斐大和駅(7:40)⇨小屋平(8:20)※バス臨時便利用⇨石丸峠(9:20)⇨狼平(9:40)⇨小金沢山(10:10)⇨牛奥ノ雁ヶ腹摺山(10:45)⇨川胡桃沢ノ頭(11:20)⇨黒岳(11:45)⇨白谷ノ丸(11:55)⇨湯ノ沢峠(12:30)⇨大蔵高丸(12:55)⇨ハマイバ丸(13:20)⇨米背負峠(13:55)⇨天目林道(14:20)⇨やまと天目山温泉(15:20)

 

■稜線歩きもこれで安心(個人の感想です)

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