親子ハイキング
2月頃になってくると気になりだすのが河津桜の開花情報。冬に彩りと温かみをくれる花だけに、毎年伊豆半島や三浦半島といった温暖地域が賑わいを見せています。 本場はちょっと遠いので、もうちょっと手近なところのおすすめは神奈川にある松田山。ここもま…
低山を好んで歩くようになってから「冬こそ海だー!」と強くおすすめしています。山なのに海?夏じゃなくて冬?絶対寒いでしょ! いえいえ、「海」といっても浜辺ではなく、海岸がメイン。澄み切った青空と海、波しぶきと岩礁の荒々しさを感じながらのシーサ…
厳冬期、雪山装備を持たない方々は登山お休み期間でしょうか。いえいえ、低山をメインフィールドにするぼくにとっては1月2月はハイシーズン真っただ中。 埼玉県の奥武蔵・秩父エリアはこの時期に歩きやすい低山が多く、雪がない代わりに「氷」を利用したイベ…
紅葉シーズンを迎えると、一人で行きたい山は数あれど、親子ハイキングでとなるとなかなか選択肢が絞れずにいます。高尾山や筑波山といった人気の山は大混雑だし、マイナーな山になると今度は人がいなくて子どもたちが嫌がるし…けっこう難しいのです! そこ…
親子でハイキングを楽しむようになって5年目。「子どもと山行くのって大変じゃないの?」そんな風に聞かれることがあります。結論から申し上げますと、めちゃくちゃ大変です!しかし、得るもののほうがはるかに多く、何よりめちゃくちゃ楽しいです!! 今回…
夏の風物詩、ひまわり!どこにでも咲いている花ですが、その群生は背丈もあってかなり見応えがあります。子どもたちと訪ねれば、ひまわり畑を利用した迷路やイベントなどが楽しめそうです。 しかし無情にもあっという間に過ぎてしまう夏。どうしたものかと悩…
夏の日差しが年々強くなり、子どもと一緒に山へ出かけようとしても熱中症の危険などから見送ることもしばしば。近いからといって、真夏の低山は子どもにとっては特にリスク管理が重要です。 山は遠いけど、どこか非日常感が味わえる場所はないものか。そこで…
若葉から青葉へと木々は深みを増していき、雨の足音がせわしなく聞こえる6月上旬。まもなく梅雨を迎えるため、山が遠ざかりがちになってしまいます。 ですが、梅雨の晴れ間にタイミングが合えば、低山界隈ではアジサイが賑わいを見せています。アジサイ名所…
怒涛のゴールデンウィークも終わり、遠征登山や高山縦走など様々なチャレンジをした方々もほっとひと息。けれど体はまだまだ山気分な方も多いのでは? そんな時こそ近場の低山!なかでも飯能のシンボルである天覧山(てんらんざん)の周辺は、低山の縦走に加…
最初は息子と二人で始めた親子ハイキングも、気づけば娘も加わっての3人パーティに。二人の時よりも難易度(?)が上がった一方、より一層賑やかで楽しくなりました。 これまでは公共交通機関を主に利用していましたが、さすがに3人となるとマイカー利用のハ…
4月に入ると、いよいよ桜(ソメイヨシノ)が見頃を迎えます。近年の温暖化により開花期がどんどん早くなっているそうで、慌てて桜が見られる山を探してみると、秩父にある鐘撞堂山(かねつきどうやま)が目に留まりました。 その名の通り、山頂で鐘を撞くこ…
関東地方を中心に活動しているハイカーにとって馴染み深い山、高尾山(たかおさん)。春夏秋冬いつでも賑わっており、老若男女どなたでも楽しめる名山中の名山です。 ぼくも足繁く通い、“育ての山”ともいえる高尾山ですが、意外と見ていない名所や時季がある…
2月下旬、低山ハイカーの皆様お待たせしました。ついに梅のシーズンです! ぼくは雪山に行く選択肢がないため、冬の間は花に焦点を当てた山旅が楽しみです。今年はどこに行こうかな?と、まずは関東の「梅林」で候補地を絞る作業から。 そういえば、湯河原に…
雪山登山に縁のないぼくにとって、厳冬期はまたとない低山めぐりのシーズンです。特に、この時季の南関東は陽だまりハイキングをするのにはもってこいで、早春の花やフルーツ狩りとあわせればグッと楽しみも増えます。 神奈川県南東部の三浦半島にある武山(…
関東に住むハイカーにとって、日帰り登山のメッカとして知られる神奈川県の丹沢山地。ここは、日本百名山に数えられる丹沢山(たんざわさん)や、塔ノ岳(とうのだけ)、大山といった人気の山々が集中するエリアです。 しかし、大きく有名な山だけでなく、地…
標高の高い山が全くないにもかかわらず、多くの個性的な低い山を有する“低山王国”千葉県。中でも最も特異といえるのは、鋸南町のシンボルである鋸山(のこぎりやま)ではないでしょうか? ギザギザに連なる岩稜帯が鋸歯に見える鋸山は、その山名が表す通り石…
良く晴れた秋の休日、小さな子どもとハイキングに出かけたいけど遠出はちょっと… そんな時におすすめなのが、鎌倉です。歴史ある寺社とお洒落なまち歩きが楽しめる定番スポットですが、少し道を外れれば短い行程で十分なハイキングを楽しむことができます。 …
11月下旬、標高の高い山で紅葉のピークが落ち着く一方で、低山界隈の紅葉は最盛期を迎えます。 低山の紅葉は麓の紅葉とタイミングがほぼ一緒なので、山だけでなくまち歩きも楽しめるのが魅力のひとつ。名木の大イチョウや紅葉の谷を楽しみに、再び足利低山を…
低山を歩いているとしばしば目にする“ご当地名山”。栃木県では「栃木百名山」が下野新聞社により選定されていますが、なんとさらに範囲を狭めた「足利百名山」というのがあるそうで。 足利に百個も山があるの?名山は盛りすぎでは?いえいえ、人目を惹く巨大…
真夏でも親子でハイキングがしたい!となれば、乗り物を利用して高山を訪ねる方が多いと思います。しかし、遠出が厳しく近場の低山がメインフィールドとなる場合は…? キーワードは、暑さをしのげる豊富な水、気分爽快な大展望、冒険心をくすぐる奇岩!とい…
初めて山登りをするんだけど、どこに行けばいいの?という質問は、多くのハイカーを悩ませる質問だと思います。 手軽に登ることができ、季節を問わず、誰といっても楽しめる山。関東ではまず最初に高尾山を挙げたいところですが、そこに「大展望」という要素…
よく晴れた休日。家族でお出かけしたいけど、どうにも寒い…そんな時、寒さも吹き飛ばす絶景の待つ公園へお出かけしてみてはいかがでしょう? 神奈川県中郡二宮町にある吾妻山公園(あづまやまこうえん)は、駅、駐車場から手軽なアプローチにもかかわらず、…
親子でハイキングに出かけるようになって、気がつけば4年目。登った山も増えてきた一方で、子どもも忘れてしまった山もちらほら出てきました。 そんな…あんなに楽しそうにしていたのに…という親心はさておき。備忘録も兼ねて、特に印象に残っている親子ハイ…
子どもとハイキングをするようになって、親子ともにだんだん自信がついてきました。高尾山や筑波山といった観光地化された山から、ステップアップとしてアドベンチャー感たっぷりの山に挑戦したい。 そんな時、埼玉県日高市にある低山に注目してみると、駅か…
桜の開花が年々早まり、4月上旬にはソメイヨシノが散ってしまっていることもしばしば。しかし、ソメイヨシノに限らなければ、桜は2月から5月頃まで長い期間をかけて楽しめる花です。 首都圏のソメイヨシノもすっかり散ってしまった4月2週目。今度は八重桜が…
春本番にはまだちょっとだけ早い3月下旬。標高の高い山々は雪に覆われ、冬山は行かないという方々は登山のオフシーズンかもしれません。 しかし、標高の低い山、いわゆる“低山”では、2月頃より春を呼ぶ花々が芽吹きを始めています。低山をメインターゲットと…
都心から電車で約一時間と、抜群のアクセスを誇る鎌倉エリア。 背の高い山こそありませんが、そのぶん町と山とが密接に関わり合う歴史の深さは言わずもがな。かつて源頼朝(みなもとのよりとも)が創設した鎌倉幕府の遺構が町のそこここに見え、手軽に歴史ハ…
栃木県は物語をいだく低山の宝庫。といったら大げさでしょうか。 都心からアクセスも良いため、南栃木への観光の回数を重ねるごとに、新しい発見や面白い低山との出会いに驚かされます。 11月下旬、紅葉狩りを狙って訪れたのは、栃木県佐野市にある唐沢山(…
秩父の花の季節は早く、長瀞町にある標高497mの宝登山(ほどさん)では1月下旬頃から山の中で花見を楽しむことができます。この時季、多くの観光客が黄色い花・ロウバイをお目当てにやってくるそう。 麓から山頂直下までのロープウェイを利用して、お手軽に…
新宿駅から小田急線に乗って、伊勢原駅に近づくにつれて堂々とした三角形の山が見えてきます。車窓の向こうにある相模のランドマークこそ、昔も今も多くの信仰と人気を集める大山(おおやま)です。 駅からバスとケーブルカーを乗り継げば、冬場の澄んだ大展…